tag:blogger.com,1999:blog-2072031470381245262024-03-14T01:50:27.715+09:00現代古楽倶楽部ときは21世紀。しかし400年ほど前の音楽を愛する人達がいます。今のクラシック音楽の祖先であり、生命感にあふれ生き生きとしていた頃の音楽。それにからめて演劇や美術や面白いものを書いていきたいと思います。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.comBlogger334125tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-19149558854793946642019-12-30T10:58:00.001+09:002019-12-30T10:58:20.595+09:00ブログが移動しましたブログを移動させました。<br />
内容は変わらずですが、ホームページとともにご愛顧のほどを。<br />
よろしくお願いします。<br />
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<a href="https://cphmn700.wixsite.com/komaccini">https://cphmn700.wixsite.com/komaccini</a>小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-11969868735952246752019-10-23T11:42:00.002+09:002019-10-23T11:44:56.872+09:00開演前音楽祭リプライズ!劇団超人予備校本公演「ラクダイス」の開演前音楽祭の動画をYouTubeに上げていただきました。ありがとうございます。<br />
<br />
まずは西原さんのオリジナルで「月かくれんぼ」<br />
いつも「この曲やりたい!」と思っているのですが、「てぶくろ」とコード進行が基本的に同じなのでいつもカットされるのです。過去に1回だけやったことがあったかな。<br />
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<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/vCXFZi4fRgg/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/vCXFZi4fRgg?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
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二階堂和美のカバーで「女はつらいよ」<br />
この曲を練習してるとき、二階堂和美の歌のうまさ、音域の広さをまざまざと見せつけられました。なかなかいい勝負してると思います。<br />
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<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/igSQAbLtbpM/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/igSQAbLtbpM?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
<br />
俳優、高橋明文さん作詞作曲の「クラーケン」<br />
これは、西原希蓉美とテアトロ・ロマンチカのために書き下ろされた曲です。今年4月にバンドでやってます。当時から気に入ってるので、使わせてもらいました。<br />
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<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/nYbCGTpw6NU/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/nYbCGTpw6NU?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
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友部正人のカバー「6月の雨の夜、チルチルミチルは」<br />
この曲は何度聴いても泣いてしまう。前々からやりたかった曲です。歌詞には幾つかの謎があります。友部正人、他にもやりたい曲が多いです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/IBRA5tm_L10/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/IBRA5tm_L10?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
<br />
西原さんオリジナル「てぶくろ」<br />
おなじみの曲です。僕以外で数人が伴奏しています。その中で僕の伴奏が一番いいと思っています。(たぶん、他の人も「自分のが一番いい」と思ってるでしょうけど。。。)まあ、そんな気にさせてくれる名曲です。2年前は合わせにくかったところが、なんとなくしっくりいくようになりました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/NQNB42ifJhY/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/NQNB42ifJhY?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
<br />
よければ、もう一度お楽しみくださると嬉しいです。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-71648545878704106112019-10-14T12:40:00.000+09:002019-10-14T12:40:01.256+09:00超人予備校「ラクダイス」終了しました劇団超人予備校第15回本公演「ラクダイス」、台風を心配しながらも無事終了しました。スタッフの皆様、役者の皆様、来ていただいたお客さん、本当にありがとうございました。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgORAvrAzhDS2xfl67QCkgZk_WnCVBYyx7yS4pu-8VdFFKg-nwDoSGvu-Q6aL4sfPrd_BBrJ_ZCpLi0jafV0_6vu1lRTuCkOOstSi-pQEVTT140DmKrbXPVJqDI36AOL21tfwVbcz3NKq0/s1600/KIMG0352.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="854" height="179" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgORAvrAzhDS2xfl67QCkgZk_WnCVBYyx7yS4pu-8VdFFKg-nwDoSGvu-Q6aL4sfPrd_BBrJ_ZCpLi0jafV0_6vu1lRTuCkOOstSi-pQEVTT140DmKrbXPVJqDI36AOL21tfwVbcz3NKq0/s320/KIMG0352.JPG" width="320" /></a></div>
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いつもながら変な話、身につまされて、共感して、ちょっとだけ泣いてしまう。そんな物語でした。</div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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ここ数年、超人予備校の本公演では、公演の20分前に「開演前音楽祭」があります。今年は3つも出してもらいました。いつもは1回だけ「おはなしえん」関係があるのですが、今回はガッツリ音楽のみです。</div>
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僕が参加した回の曲紹介をしておきますね。</div>
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<br /></div>
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【12日始めの回】ジャニスさん(役者で出ている森嶌さんの奥さんです)</div>
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1、ルート66</div>
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有名曲です。元はR&Bやったかな。</div>
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ジャズっぽくやることもあるし、R&Rっぽいアレンジもある。</div>
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2、Calling You</div>
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映画「バグダッド・カフェ」の主題歌ですね。</div>
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原曲よりホリー・コールの歌ったものが好きです。今回もそれを手本としました。</div>
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3、月の砂漠</div>
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1923年の曲。なんと大正12年。みんな知ってるラクダの曲。</div>
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4、Fly Me To The Moon</div>
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ジャズのスタンダード曲です。ボサノバアレンジが多いかな。</div>
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5、That Lucky Old Sun</div>
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R&Bのスタンダード。大西ユカリの歌っている日本語詞でやりました。</div>
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石田長生の真似をしようとしましたがやはり難しいですな。リハでは大受けでした。</div>
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6、Some Happy Day</div>
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「おはなしえん」でいつも使っていた、チャーリー・パットンの戦前ブルースです</div>
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が、やっと歌でできました。ブルースというよりゴスペルか。キリスト教的な歌詞。</div>
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<br /></div>
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【13日始めの回】バナナンボ</div>
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1、アルペジオ</div>
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小沢健二の2018年リリースの曲。さすが良く出来ている!</div>
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2、タイムライン</div>
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2017年ごろのクラムボンの曲。</div>
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僕が編曲するとどうしてもフォークになってしまう。</div>
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3、いちょう並木のセレナーデ</div>
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この曲からとよぴーが参加して3人体制。小沢健二の1994年の曲。</div>
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昔、バナナ部でやった事があるけど、もう一度3人体制で挑戦。</div>
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4、ハートランド</div>
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京都の喫茶店「六曜社」のマスター、オクノ修さんの曲。</div>
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原曲は聞いたことがないけど、とてもやりたくなる魅力がある。</div>
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これもバナナ部でやってた時はどうやっていいかわからなかったけど、</div>
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3人体制だと楽器の組み合わせ数が増えるので、やりやすかったな。</div>
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パスカルズ風の音を狙いました。かなりうまくいったと思ってる。</div>
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<br /></div>
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【13日後の回】西原希蓉美さん</div>
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1、月かくれんぼ</div>
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西原さんのオリジナル曲。</div>
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劇団満月動物園が出している一人芝居の映像作品で使用されている。</div>
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イントロで常に聞こえている「ミ」の音が印象的。</div>
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2、女はつらいよ</div>
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二階堂和美の曲。「男はつらいよ」からのメロディが聞こえます。いい曲です。</div>
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3、クラーケン</div>
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俳優、高橋明文さんがバンド用に作った曲。フォーク風にやってみた。</div>
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いいメロディと切ない歌詞が印象に残る。</div>
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4、6月の雨の夜、チルチルミチルは</div>
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友部正人の80年代の曲。実話を元に作ったらしいが、いろいろと歌詞に謎がある。</div>
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物語歌としてはかなり好きなので、前々からやってみたかった。</div>
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5、手ぶくろ</div>
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西原さんのオリジナル曲。これは知り合った時からずっとやっている。</div>
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今回はハーモニカの間奏をやめてギターにした。結構気に入ってる。</div>
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<br /></div>
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以上です。</div>
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こう見ると、ここ1ヶ月ちょっとの間、15曲やってるのか。はー、数やるってのも大事だね。でも本番の成功度をもっと高めたい。</div>
小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-46705770201857030272019-09-28T11:08:00.001+09:002019-09-28T11:08:06.963+09:00 十二世紀のルネサンスちょっと前の投稿で、読むのをやめていた本っていうのがこれです。<br />
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「12世紀のルネサンス」チャールズ・ホーマー・ハスキンズ<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzRmpC3Okv47ts64BYNKJJUzQFMZQffR0xnMXWDur5Jw_DLqi6ZLku2-Tc4abSkisQ0jwV-s84xEz_33r9cK2x-z7qf96cTlK-CggM4cwjIPtT4cgBX6h3FDLcVjTFV-9BBun8QpDrMVg/s1600/%25EF%25BC%2591%25EF%25BC%2592%25E4%25B8%2596%25E7%25B4%2580%25E3%2581%25AE%25E3%2583%25AB%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B5%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="499" data-original-width="358" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhzRmpC3Okv47ts64BYNKJJUzQFMZQffR0xnMXWDur5Jw_DLqi6ZLku2-Tc4abSkisQ0jwV-s84xEz_33r9cK2x-z7qf96cTlK-CggM4cwjIPtT4cgBX6h3FDLcVjTFV-9BBun8QpDrMVg/s1600/%25EF%25BC%2591%25EF%25BC%2592%25E4%25B8%2596%25E7%25B4%2580%25E3%2581%25AE%25E3%2583%25AB%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B5%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9.jpg" /></a></div>
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なかなかの地味さですが、電車の中でも読みやすい文庫です。<br />
「オスマン帝国」と「パイドン」、「Voices & Instruments of the Middle Ages」を読み終えた後、こちらも読了しました。<br />
<br />
12世紀なのに、なんでルネサンス???と思うかもしれませんが、歴史家の中では、15世紀のイタリアルネサンスだけを「ルネサンス」とするのでなく、古代復興の運動はそれまでもあった、という見方があります。それの一番大きいのが12世紀にあったとされています。<br />
<br />
その12世紀前後のルネサンス的なことを書いたのがこの本ですが、もう一度言いますが、なかなかの地味さなのです。<br />
知的中心がヨーロッパのどの辺にあったか、その中心的な人物、場所は、修道院での修道士、という記述の中で、13世紀頃に商人が中世の都市を訪れて、知的な交流を図っていたということを書いたところは、なぜか著者の興奮状態が手に取るようでしたね。他の文面とちょっと違う。<br />
<br />
第3章「書物と書庫」が期待していなかったのに、なぜかめちゃくちゃ面白い。<br />
当時の写本にはどんなものがあるか、とか、図書館はまだない時代に修道院などで本を収集していたところの話とか、個人的に本を集めていた領主のこととか、本好きにはたまらない内容です。<br />
<br />
その後も、ラテン語の古典・詩、法学、ギリシア語/アラビア語からの翻訳、科学、哲学などの章が。<br />
ラテン語の詩のところではゴリアルド族と呼ばれた遊歴書生の世俗的な詩の話も出てくる。「カルミナ・ブラーナ」はこれらの人が書いたといわれる。<br />
<br />
そうそう、これに関連した本で、ル・ゴフの「中世の知識人」も面白かった。同時代のことを書いてます。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhfQT9larg56lsiuKI76OsT7R9Wj1CT4rjTr84_V9TcUiLPJehlLGzMuNYV4cBsQvzlmTD-W61lqzFhGsJroiQwo5brcIKGY3HD03cTrJyL-wDbvOPvrR4CKXAmrqZJZP-K3jdJFuGdX5s/s1600/%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25B3%25E3%2582%2599%25E3%2583%2595%25EF%25BC%25BF%25E4%25B8%25AD%25E4%25B8%2596%25E3%2581%25AE%25E7%259F%25A5%25E8%25AD%2598%25E4%25BA%25BA.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="300" data-original-width="183" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhfQT9larg56lsiuKI76OsT7R9Wj1CT4rjTr84_V9TcUiLPJehlLGzMuNYV4cBsQvzlmTD-W61lqzFhGsJroiQwo5brcIKGY3HD03cTrJyL-wDbvOPvrR4CKXAmrqZJZP-K3jdJFuGdX5s/s1600/%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25B3%25E3%2582%2599%25E3%2583%2595%25EF%25BC%25BF%25E4%25B8%25AD%25E4%25B8%2596%25E3%2581%25AE%25E7%259F%25A5%25E8%25AD%2598%25E4%25BA%25BA.jpg" /></a></div>
<br />
どれも初めて知る内容ながら面白いです。地味ながらね。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-73800583207945675262019-09-22T09:42:00.002+09:002019-09-22T11:03:00.565+09:00劇団超人予備校本公演「ラクダイス」10月に劇団超人予備校本公演「ラクダイス」があります。<br />
開演の前に「開演前音楽祭」と立派な名前をつけてもらってる音楽祭のような前座で出演します。<br />
<br />
僕が出るのは、下の3つ。<br />
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♪開演前音楽祭開催♪<br />
(開演前音楽祭の開始時間は開演20分前です。)<br />
12日(土) 14:10…JAZZ&POPS「ジャニス」<br />
13日(日) 10:40…アコースティックユニット「バナナンボ」<br />
13日(日) 15:10…ボーカリスト「西原希蓉美」<br />
<br />
12日の「ジャニス」さんは、ジャズ歌手です。<br />
お芝居もされていて、最近では「おはなしえん」で見かけた人も多いと思います。そう、アンパンマンマーチをブルースで歌い上げてたあのキジさんです。強烈に上手いですよね。<br />
やる曲はだいたい決まったのですが、ジャズってなかなか出来ないんですよ。ジャズ自体は大好きなんですが、ちょいと難しいんですよね。結構音楽を知ってなければ出来ないのです。<br />
そんな僕があと1ヶ月でなんとかしようと思うと、YouTubeでいろんな人のギタープレイを見て、それを盗むのです。この人から盗んだな、ってのがわからんようにしよう、と思ってたけど、よう考えたらそんなんわかるわけないやん。わかるぐらいに盗めてたら今頃どこかでデビューしてるよな。<br />
こんな風に弾きたいなーっていうのは漠然とあるんやけど、それを実行に移すとなかなか出来ない。まだまだ盗み続けなあかんな。あー、早く技術を盗まれるようになりたいよ。まあ無理か。<br />
でも、いろいろと工夫して面白くなってきています。こんなにやったらいいんちゃう?って思いついたときは嬉しいね。<br />
<br />
13日朝の「バナナンボ」は人数を増やしてお届けしますよ。すごい久しぶりのような気がしてますが、5月の「おはなしえん」以来なので、まだそんなに経っていなかった。「おはなしえん」でおなじみの曲と、昔バナナ部でやったことのある2曲をほじくり出してきました。昔はやる曲の多さに追いついていなくて、どういう風にやろうか?というのがあんまり考えないうちにやっちゃったんやけど、今回は結構いい感じ。まあ、変わっていないといえば変わっていないんやけど、なんかが変わってる。いい方向に。お楽しみに。<br />
<br />
同じく13日昼の「西原希蓉美」は関西小劇場界では有名な役者兼歌手です。彼女が忙しすぎて、あんまり2人でやる機会がないのですが、去年から1年ぶりですね。<br />
今回は(も?)僕の希望を全面的に入れてもらっています。なかなか伴奏を作るのが難しかったのですが、これも最近いい感じになってます。あ、まだ1回打ち合わせしただけなので、僕の脳内での話です。こんなことしてるときが一番楽しいんですよね。<br />
<br />
3公演ともオススメです!見に来て欲しいのだ!<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJxgIOKX8yyBmyXTOOF4FCTIwgIjfiGvfAxKhLdCCT7DLp2GzUpajFPrbm8Q-l5VVzhwSp3QBjcdVGmgDkiSKCwArOd_Tvmkxq2qxAhkGLtO8RaCYtX6zlVqSSFiuAhpTSyVU4IhJ2-gE/s1600/%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B9%25EF%25BC%25BF%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25B7%25E8%25A1%25A8.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="960" data-original-width="678" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJxgIOKX8yyBmyXTOOF4FCTIwgIjfiGvfAxKhLdCCT7DLp2GzUpajFPrbm8Q-l5VVzhwSp3QBjcdVGmgDkiSKCwArOd_Tvmkxq2qxAhkGLtO8RaCYtX6zlVqSSFiuAhpTSyVU4IhJ2-gE/s320/%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B9%25EF%25BC%25BF%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25B7%25E8%25A1%25A8.jpg" width="226" /></a></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-77hQqogqApsV9on9LVuxrdMqqPyuxQEwaxHCB6sBlrbEwoRrCZUpqmcuQLazwrChvDjJJ_Rj5TJ1s_Bb7VKUVK_ORp7DHZvExzA2uLassIZ6zR6drKJfddLAYUd8MziuYay0wHAv7Y8/s1600/%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B9%25EF%25BC%25BF%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25B7%25E8%25A3%258F.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="1414" data-original-width="1000" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-77hQqogqApsV9on9LVuxrdMqqPyuxQEwaxHCB6sBlrbEwoRrCZUpqmcuQLazwrChvDjJJ_Rj5TJ1s_Bb7VKUVK_ORp7DHZvExzA2uLassIZ6zR6drKJfddLAYUd8MziuYay0wHAv7Y8/s320/%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B9%25EF%25BC%25BF%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25B7%25E8%25A3%258F.jpg" width="226" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">(注意:うべんさんは諸事情のため出演されません)</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<br />
*********************<br />
<br />
<h3>
超人予備校 第15回本公演<br />「ラクダイス」</h3>
<br />
~風がふいたら、ふり出しに戻る。~<br />
<br />
【作・演出】<br />
魔人ハンターミツルギ<br />
<br />
【日時】<br />
2019年<br />
10 月11 日 (金) 19:30<br />
10 月12 日 (土) 14:30 / 19:30<br />
10 月13 日 (日) 11:00 / 15:30<br />
受付開始、開場は開演の40分前。<br />
全席自由席。(当日受付順での入場)<br />
未就学児の入場はご遠慮願います。<br />
<br />
♪開演前音楽祭開催♪<br />
(開演前音楽祭の開始時間は開演20分前です。)<br />
11日(金) 19:10…笛吹き男「谷本誠(笛部)」<br />
12日(土) 14:10…JAZZ&POPS「ジャニス」<br />
12日(土) 19:10…弾き語り「クスミヒデオ(赤犬)」<br />
13日(日) 10:40…アコースティックユニット「バナナンボ」<br />
13日(日) 15:10…ボーカリスト「西原希蓉美」<br />
<br />
【会場】<br />
in→dependent theatre 1st<br />
<br />
〔劇場問合せ先〕<br />
住所:〒556-0005 大阪市浪速区日本橋3丁目3-19<br />
電話:06-6635-1777(11:00~20:00、基本水曜定休)<br />
<br />
注)会場には駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用になるか近隣のコインパーキングをご利用下さい。<br />
<br />
●大阪メトロ・堺筋線 恵美須町駅 1A出口 右手(北)8分<br />
<br />
<br />
【キャスト】<br />
日枝美香L / 尾松由紀 / 山名伸右 /豊田圭/<br />
魔人ハンターミツルギ (以上、超人予備校)<br />
池下敦子 / あゆみ / 留奈(Cheeky☆Queens) / 森世まゆみ/<br />
森嶌正紀 (ティッシュの会) / さかいしんご (ババロワーズ) / 友井田亮/<br />
北野勇作 (劇団★虚航船団パラメトリックオーケストラ)/<br />
りん=昇竜之助 (魚クラブ)<br />
<br />
【振付】<br />
白川紀子 / 山田玲子<br />
<br />
【スタッフ】<br />
舞台監督:青野守浩 / 照明:鎌江文子/ 音響:大西博樹<br />
受付:姫野ねむり / 撮影:森達行(もみあげフラメンコ)/<br />
宣伝美術:阿保知子、まゆぽん / ソウル大臣:アボンボ/<br />
web制作:山名伸右 / 制作:超人予備校<br />
<br />
<br />
【チケット料金】<br />
[一般]<br />
前売 2800 円/当日 3000 円<br />
[割引]<br />
U-22(22歳以下):1500 円<br />
高校生:1000 円/小中学生:500 円<br />
(U-22は年齢を証明するもの、中高生は学生証を提示要。)<br />
リピーター割引:1500 円 (半券提示要。予約可能。)<br />
<br />
【予約方法】<br />
8月17日(土)0時より予約受付開始<br />
<br />
[早トク]9月11日(水)0時までにご予約された方は、会場にて"おまけくじ"をひいていただけます。(注:料金は通常の前売料金です)<br />
<br />
〔Corichで予約〕予約完了後すぐに、自動返信メールが送信されます。URL付きメールの受信を拒否されている方は、設定を解除してください。ticket@corich.jpよりメールをお送りしますので、受信許可設定をお願いいたします。<br />
<br />
■PC用:<br />
<a data-lynx-mode="hover" data-lynx-uri="https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fticket.corich.jp%2Fapply%2F101946%2F%3Ffbclid%3DIwAR1kAEJC5x8UgeoXjILyd-thCpFRqezDNOgQEByXwQXJV8BXejnu691NA-k&h=AT18Q-oz640RmBq2_l3bn-PTriSvOFVojwsNFpRRPH2MPBmEZJHKFf8aPPJhFhs9hEyiFPMGN0bdCL16KU8ClbZa3glsnU0xCA_Nenx7AVzG84iXWgU1XxqY4vshDvhpvpUg9hQgCA" href="https://ticket.corich.jp/apply/101946/?fbclid=IwAR1kAEJC5x8UgeoXjILyd-thCpFRqezDNOgQEByXwQXJV8BXejnu691NA-k" rel="nofollow noopener" target="_blank">https://ticket.corich.jp/apply/101946/</a><br />
■携帯用:<br />
<a data-lynx-mode="hover" href="https://l.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fticket.corich.jp%2Fapply%2F101946%2F%3Ffbclid%3DIwAR2-d-n60q7qQTa1xnSUmc_uVoHs2Q-sHMQZF322N3PeIPeWiVLZUs-vUts&h=AT3s4XvtImWh6aEVQtFNnvtoI6e6Acv7yr-GhqmCnglW_b9h2_kALa3Y_ueyE0G4VoOxM_PvnSD8W2xSvKirxBeIl-CtpBfLWGTDUWr878uQ-5EKrz3qvMkviOEzE7zqKJZemeO_Bg" rel="nofollow noopener" target="_blank">http://ticket.corich.jp/apply/101946/</a><br />
<br />
🐫劇団ホームページ🐫<br />
<a data-lynx-mode="hover" href="https://l.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fwww14.plala.or.jp%2Fchoyobi%2F%3Ffbclid%3DIwAR34YlpDBpf3K1pRluHd0pZcbZCvn4tEhPk34erkCjXRlYco2UwXMRx1wms&h=AT2Q7wRME_1Bjd3VGhL490UVxZL3GNioh7NfITY1ufvexETEhYVd9Pqp96oIdhEX9MhI5Dy4OIXugUQaNudYDGKDGAYA6QQEplLPKRFJL5kR1-ToegMfT9ZsDKQtq64ZkIxlxPeElw" rel="nofollow noopener" target="_blank">http://www14.plala.or.jp/choyobi/</a><br />
<br />
<br />小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-21524141447281203112019-09-19T19:51:00.004+09:002019-09-19T19:51:47.040+09:00大工哲弘涼しくなってきた頃に毎年、このCDを聴いているような気がする。<br />
<br />
大工哲弘<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiuyOrIKsELssyIFPBr0kQDVP0xqZxZ4NcpWW1Zb3rQPxFJj4Tcg6umm9Hz1F5Ykm-y7D-Ougw0c5FWuxvZkTZ9k6SJBCf772xvvCY1ujLxN562oZ7bJLk7IZcvUL7R2fm748PeUsdMo8o/s1600/%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%25A5%25E5%2593%25B2%25E5%25BC%2598.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="496" data-original-width="500" height="317" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiuyOrIKsELssyIFPBr0kQDVP0xqZxZ4NcpWW1Zb3rQPxFJj4Tcg6umm9Hz1F5Ykm-y7D-Ougw0c5FWuxvZkTZ9k6SJBCf772xvvCY1ujLxN562oZ7bJLk7IZcvUL7R2fm748PeUsdMo8o/s320/%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%25A5%25E5%2593%25B2%25E5%25BC%2598.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
沖縄の八重山民謡の第一人者です。アマチュアとして歌を歌ってきた人ですが、CDは一杯出してますねえ。その中でもこの「大工哲弘」は一番いい出来なんじゃないかな。知る人ぞ知るレーベルoff noteから出ている。<br />
ちょうど僕が就職した頃に沖縄民謡をよく聴いていて、その頃にこのCDも買った。<br />
もう、大変なものを買ってしまった、って興奮したね。<br />
沖縄の、というか八重山の民謡を選んで、最小の楽器で構成したもの。賑やかしの島太鼓や笛は録音されていない。すべては静かに、でも心に熱のこもった歌い方。ジャケットの月と海の写真もいい。<br />
<br />
同時期、沖縄民謡の人はポップスにも手を出して、どんどん沖縄以外でも売れていった時代だった。ネーネーズはプロデューサーが知名定男。大工と同年代。あと、りんけんバンドは照屋林助の息子、林賢がつくったバンド。BEGINも沖縄出身であることを隠して東京でデビューしてた。誰が見ても沖縄の人やけどね。<br />
<br />
このポップス路線とは違う方法で大工も民謡を核にした、クロスオーバー作品を出していた。<br />
<br />
「YUNTA & JIRABA」<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1GRhck6OVCjUZjnfrgzb3ERKyIfsspsOHDyPqx6p0VrDVMR37gQQGJZxtO2vlHr2We73l9WYFNU4vd4Iq9YykZP-QtJrv40IpEGWvEjmxlvS5igKEEsARyf4LKWIsPy10r5msDwVLGrY/s1600/%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%25A5%25E5%2593%25B2%25E5%25BC%2598%25EF%25BC%25BF%25E3%2582%2586%25E3%2582%2593%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A8%25E3%2581%2585%25E3%2581%2597%25E3%2582%2599%25E3%2582%2589%25E3%2581%25AF%25E3%2582%2599.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="492" data-original-width="500" height="314" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1GRhck6OVCjUZjnfrgzb3ERKyIfsspsOHDyPqx6p0VrDVMR37gQQGJZxtO2vlHr2We73l9WYFNU4vd4Iq9YykZP-QtJrv40IpEGWvEjmxlvS5igKEEsARyf4LKWIsPy10r5msDwVLGrY/s320/%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%25A5%25E5%2593%25B2%25E5%25BC%2598%25EF%25BC%25BF%25E3%2582%2586%25E3%2582%2593%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A8%25E3%2581%2585%25E3%2581%2597%25E3%2582%2599%25E3%2582%2589%25E3%2581%25AF%25E3%2582%2599.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
プロデューサーには梅津和時。ジャズ系、ワールドミュージック系といっていいだろう。やりたくなるのはわかるけど、ちょっと失敗作かな。どの曲もコード音楽的になっていて、コードを拒否する本来の民謡のメロディが全然生かされていない。演歌っぽくなってる曲はまあまあいける。でも、どれも珍しい以外に言うことはないと思う。<br />
あ、最後の曲「与那国しょんかねー」だけはかなり良いです。<br />
でもこのあとに、超最高傑作のアルバムが出ることになる。<br />
<br />
「OKINAWA JINTA(ウチナージンタ)」<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjclptJfH8Erc2vkpHeq9B7M7Ibd8mluzIcvRgeqf9OR_swsz8NKtnKlG3u_9uTPxVujzukP4f9_VGfuesBj0jWHSaxOxSW8c6bQsxfVAIrRsWJgD0uB5V5AOqCHZiQxTzOAHDR_6gkGV4/s1600/%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%25A5%25E5%2593%25B2%25E5%25BC%2598%25EF%25BC%25BF%25E3%2582%25A6%25E3%2583%2581%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2582%2599%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BF.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="452" data-original-width="500" height="289" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjclptJfH8Erc2vkpHeq9B7M7Ibd8mluzIcvRgeqf9OR_swsz8NKtnKlG3u_9uTPxVujzukP4f9_VGfuesBj0jWHSaxOxSW8c6bQsxfVAIrRsWJgD0uB5V5AOqCHZiQxTzOAHDR_6gkGV4/s320/%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%25A5%25E5%2593%25B2%25E5%25BC%2598%25EF%25BC%25BF%25E3%2582%25A6%25E3%2583%2581%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2582%2599%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BF.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
チンドンの祖先であるジンタが沖縄にも伝わっていて、日本の本土でよく知っている曲が歌詞を変えて歌われていたらしい。それをチンドンスタイルで演奏している。<br />
鉄道唱歌のメロディが1曲めと最後に入っていてどちらも歌詞が違う。「カチューシャの歌」なんか超有名曲やけど、このスタイルのための曲のように感じるほど。「東京節」もチンドンスタイルがぴったり。<br />
政治的な曲もある。「沖縄を返せ」は沖縄返還運動のときに作られ、歌われたらしいが、主体がはっきりせず、当時は日本からも沖縄からも微妙な扱いをうけたらしい。そういう歌を大工はあっけらかんと歌い飛ばす。この人しか歌えないのかもな。「水平歌」が中川敬しか歌えないのとよく似てる。<br />
これも梅津和時のプロデュース。メンバーも、東京のチンドン屋さん長谷川宣伝社、高田宣伝社、たまの石川浩司、クラリネットの大熊亘、チューバに関島岳郎(栗コーダーカルテットの人です)、サックスは中尾勘二、と曲者ぞろい。<br />
ここに落ち着いて正解やったね。同企画のCDがこの後もう1枚出ます。<br />
<br />
これが1994年やから、次の年1995年には阪神淡路大震災でソウルフラワーもののけサミット(ソウルフラワーユニオンのチンドン部隊)が被災地での電気を使わないフリーライブを行うのです。その下地はもうあったんやね。<br />
とにかく素晴らしいアルバムです。これも曲者レーベルoff noteから出ています。見つけたら買っとかなあかんよ。<br />
<br />
一番初めの「大工哲弘」、これを聴いてるとよく思い出すのが、ポール・ヒリアーの「DISTANT LOVE」というアルバム。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5dCyprfs5Jrji3iLyMZXKbeuKiYUr1XDOhDcueOCjf4Cdvlyibc0R-lJ5vjImg6CQHV1tVMtho4kNVZ6rTFppWWoXLmRRqPYF8kycdYLwCSK8T6ecu5LbRNIPh-DYnp-yHyYwkdOaY0k/s1600/%25E3%2583%259B%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2592%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25EF%25BC%25BFDISTANT+LOVE.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="298" data-original-width="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh5dCyprfs5Jrji3iLyMZXKbeuKiYUr1XDOhDcueOCjf4Cdvlyibc0R-lJ5vjImg6CQHV1tVMtho4kNVZ6rTFppWWoXLmRRqPYF8kycdYLwCSK8T6ecu5LbRNIPh-DYnp-yHyYwkdOaY0k/s1600/%25E3%2583%259B%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2592%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25EF%25BC%25BFDISTANT+LOVE.jpg" /></a></div>
<br />
古楽なのですが、12世紀のヨーロッパのトゥルバドール(南仏の吟遊詩人)、Jaufre RudelとMartin Codax(こっちは13世紀)の作品集です。音楽がついてないのもあって朗読されてます。<br />
楽器がローレンス・キングのハープ、プサルテリーのみという、しっとりした内容です。<br />
これも名盤だと思うのですが、あんまり話題にはなってなかったかも。<br />
<br />
なんでこれを思い出すのかわからんけど、僕の中では近いところにいるようです。<br />
強引に古楽に持っていった感が半端ないですが、まあそういうことです。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-89654557954369538832019-09-04T21:13:00.001+09:002019-09-04T21:13:04.024+09:00細野晴臣のアンビエント細野晴臣のアンビエント作品を久しぶりに聴いてる。<br />
お気に入りのCDをいくつか、無理やり紹介しますね。最後まで読むんだよ。<br />
<br />
「オムニ・サイト・シーイング」<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh90DeIAqdEdGpkEhcjaM5c7gqgCqUPBSfwNLwnypU8JNoBDMdWIKq9Mdq2BBzDYU-98IIUyUQ9Lwsw6lA_Ny1S2yNAeauuyOLTgsPNUca8KaafHxsiLHPLy6CzcbYbR6H6kriwl6sFiQ0/s1600/Omni+Sight+Seeing.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="316" data-original-width="355" height="284" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh90DeIAqdEdGpkEhcjaM5c7gqgCqUPBSfwNLwnypU8JNoBDMdWIKq9Mdq2BBzDYU-98IIUyUQ9Lwsw6lA_Ny1S2yNAeauuyOLTgsPNUca8KaafHxsiLHPLy6CzcbYbR6H6kriwl6sFiQ0/s320/Omni+Sight+Seeing.jpg" width="320" /></a></div>
買った当時はピンときていなかったけど、アラビア系の音楽を取り入れてるようです。といっても、日本の民謡、江差追分から始まるように、いろんな国の音楽をごちゃ混ぜにしています。ちょうどワールドミュージックブームが来る頃の作品。久しぶりに聴くと、こっちの聴き方が変わっていて驚く。89年作品。<br />
<br />
「メディスン・コンピレーション」<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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93年作品。ジャケットが緑地にカラスの影。ネイティブアメリカンへの興味が強く感じられる。60年代終わり頃から流行ったカルロス・カスタネダの呪術シリーズからの影響。文化人類学者カスタネダはペヨーテというきのこを調べるためにインディアンの先生に弟子入りして、その使い方を教わってゆく。その中に銀色のカラスになって空を飛ぶシーンがある。<br />
<br />
「LOVE PIECE & TRANCE」<br />
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遊佐未森、小川美潮、甲田益也子、細野晴臣のアンビエントユニット。95年作。<br />
歌の3人のアルバムというより細野晴臣のカラーが強烈に出ている。極楽浄土的音楽。ライナーノーツは文化人類学者の中沢新一が書いている。当時、中沢新一の本を読みまくっていたな。<br />
<br />
「マーキュリックダンス」<br />
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YMO散開の後、すぐぐらいだったと思う。NHKでの特集で天川弁財天社で奉納演奏する様子を見てびっくりした。こんな音楽をやりたいと当時は思っていた。85年作品。<br />
<br />
ここからは、ちょっとハードよりなディスク。<br />
「N. D. E」<br />
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ビル・ラズウェルとの共作。95年作品。当時はデトロイトテクノや、それから派生したベルリンのテクノが流行っていた。それにちょっとは近いのかな?でも雰囲気は全然違う。買ったときはピンとこなかったけど、後からジワジワ好きになってずっと聴いている一枚。<br />
<br />
「Interprocess Organization」<br />
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これもビル・ラズウェルとの共作。僕の友人たちの間では「細野さんがドラムンベースをやり始めた!」という噂がたっていた。98年作。前作「N. D. E.」と違って派手な印象。CD買ってきて初めて聴いたときには興奮したのを覚えている。これもずっと聴いてきた一枚。<br />
<br />
それと、忘れてならないのはYMOの前に発売されていた、<br />
「コチンの月」<br />
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なんと横尾忠則との共作で78年作。横尾忠則がYMOに入るという計画もあったらしい。このディスクと坂本龍一の「千のナイフ」はYMO前夜の静けさという感じがする。YMOがいかにポップなのかがわかる。<br />
<br />
もう数枚持ってるけど、ここらあたりがお気に入りなのです。<br />
細野晴臣の音楽は、これらのようなシンセサイザーを使ったものの他に、アメリカ音楽の影響をうけたバンドものもあります。そちらもいいディスクが多いな。<br />
最近ではスティールギターの高田蓮やサケロックの伊藤大地(Dr)など、若手ミュージシャンが参加。あんまり売れないらしいけど内容は素晴らしい。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-79461783471989575872019-08-29T11:10:00.001+09:002019-08-30T13:18:09.502+09:00本を読んでいる音楽家は本を読まない、と思っていた。<br />
クラシックギターをやってた時はほんまに読まんかった。というか、お金が無かったし(それは今も同じか。。。)、そんな読んでる時間があるなら練習したいと思っていた。<br />
<br />
リュートを手に入れてから徐々に変わっていったかな。<br />
まず、楽譜を買わないといけないのだけど、これがやたらと値段が高い。クラシックギターやったら1000円から2000円ぐらいやのに、5000円から10000円はする。<br />
でも、よーく考えたら30〜50曲ぐらい入ってんのよね。それなら結構安いか。今はネットでヨーロッパの図書館や楽譜画像共有サイトなどで無料で手に入る。いい時代やな。<br />
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<br />
古楽って結構わからんこと多いんよね。<br />
海外ではいろいろと本が出ているみたいだけど、日本ではまだまだ。演奏者のエッセイ的なものばかり。最初のうちは読んでたけどアホらしくなってきた。知りたいことは何も言ってくれていない。<br />
中世/ルネサンスになるとさらに数が減る。でもいくつかのいい本もあって、中世音楽の概要はだいたいわかる。細かいことになると研究者の本でないと書いていない。90年代に中世音楽をやる機会があって、それを調べようとしたけど、どうやっていいかわからない。トゥルバドールなども、聴く機会はあったけど、それについては何を調べればいいのやら。<br />
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<br />
それが、2005年ぐらいから古楽器の講習会に行くようになって、やっと最近、調べ方がわかりました。なんのことはない。図書館に行って音楽辞典を調べればだいたいのことは載っている。その項目の最後には参考文献まで載せてくれている。こういうことって大学で気づくべきやったんかな。勉強しなかったから仕方ないか。。。<br />
<br />
日本語訳はほとんどないので英語かどうか調べて、研究書を買うようにしている。だいたい知りたいことはそこに書いてあることが多い。それでもわからないことも多いけど。でもちょっとはマシになってきたってことだよね。<br />
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<br />
日本って本や文書を保存することや、学問や芸術についてのリスペクトが無さすぎるように思う。図書館が立て替えた新しい場所に本が入りきらないから、入らない分を燃やしちゃったりしてる。ヨーロッパでは古代ギリシャの文化が復興(ルネサンスです)したのは、古代の本が保存されてたからですね。あ、イスラム経由のものも多いそうですが。<br />
日本ではそんなこと起こりそうにないな。<br />
<br />
で、最近読んでる本。<br />
「Voices and Instruments of The Middle Ages」Christopher Page<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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12世紀から13世紀のフランスあたりでの音楽はどんなものだったか、を研究した本です。トゥルバドール、トゥルヴェールなど、歌に伴奏を入れていたか、伴奏する楽器のことなどが書かれています。英語なので本当に読みきれるのか不安ですが、今のところ順調。<br />
<br />
「もうひとつの中世のために(西洋における時間、労働、そして文化)」ジャック・ル・ゴフ<br />
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5世紀ぐらいから労働って軽蔑されていた。それがどう変わっていったか、の観点で書かれた論文集。ちょっと読み応えありすぎる。長い。。。<br />
<br />
「オスマン帝国」鈴木薫<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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ルネサンス期の西洋を恐怖に陥れたオスマン帝国とはどんな社会だったか。当時の西洋諸国よりはるかに進んだ国だった。<br />
<br />
「パイドン(魂について)」プラトン<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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ギリシャ時代の本が文庫で売ってる時代ですよ。これは岩波じゃなくて光文社。なんとなく読めそうな気がする装丁です。死んだらどうなるのかを死刑前のソクラテス先生に聞いてみる。<br />
<br />
まさかの4冊平行読み。実はもう1冊あるけど、最近読むのをやめている。<br />
がんばろうっと。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-5532450574943869142019-08-11T18:38:00.001+09:002019-08-11T18:38:10.045+09:00カルミナ・ブラーナ6月に働いたちょこっとのお金が振り込まれたので、CDを買った。<br />
ニュー・ロンドンコンソートの「カルミナ・ブラーナ」。<br />
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ちょっと前にYouTubeで観て、すごい!と思っていろいろ調べてたら、3回に分けて発売されている。<br />
オワゾリールから1と2と、3/4の2枚組。<br />
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こっちのほうがジャケットがいいな。<br />
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それらを一緒にした4枚組がデッカから今年、再発されたということだ。<br />
ディレクターは、セクハラで2015年から11年の禁固刑らしいですが、今、どうなってるんかな。<br />
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そんなことがあったので、買うのをためらっていたけど、買って正解。歌手がめっちゃ上手いし、編曲というか、楽器の入れ方もいい感じ。<br />
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前にミュンヘン古楽スタジオの「カルミナ・ブラーナ」を買ってたけど、この演奏(ニューロンドン盤)聴いちゃうと、もう聴けないかも。それでなくても「僕でもできそう!」って思わせる演奏だった。(すみません。。。)<br />
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でもミュンヘンのは録音が1964年、ニューロンドンは80年代後半。20年も前に録音してたってのはすごいですよね。それからいろいろ研究されて、80年代の録音があるんですから。<br />
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あと、古楽のCD紹介の本によると、クレマンシックコンソートのやつがかなりいいそうなので、それも聴いてみたい。でもSACDかー。うちでは聴けないな。<br />
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そうそう、カルミナ・ブラーナの楽譜を探したら、ペトルッチのサイトで見つかったんやけど、これは読めんよな。ネウマ譜?<br />
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CDのソースのところ見たら、この写本は使ってなかった。同じ曲が別の写本にあるのを見つけて、それで演奏できたらしい。僕も探してみようと思うけど、ちょっと大変そう。<br />
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あ、こないだ書いた「パレスチナの歌」やと思われる曲もあったよ。タイトルちがったけどな。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-25493015857798991752019-07-30T12:47:00.000+09:002019-07-30T18:24:15.504+09:00パレスチナの歌中世音楽実践コースで「パレスチナの歌」という曲を練習している。<br />
ワルター・フォン・デル・フォーゲルワイデ(1170-1230)というミンネジンガーが作ったもの。「十字軍の音楽」でのデイヴィッド・マンロウの録音が有名。<br />
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ワルター・フォン・デル・フォーゲルワイデはフリードリヒ2世(神聖ローマ帝国の方ね)の率いた第6次十字軍について行き、エルサレム入りした時の感動を歌ったもの。フリードリヒ2世はイスラム教徒もたくさん住んでいたシチリア生まれ。軍事力は備えつつもイスラム教側と交渉を行い、戦わずしてエルサレムを取り戻した。血を流すことをせず交渉で目的を達する、現代では拍手喝采となる行為であるが、当時はキリスト教国からのブーイングを腐るほど受けたということである。今では早すぎた近代人と思われているみたい。<br />
<br />
ミンネジンガーとは、トゥルバドールやトルヴェールと同じく吟遊詩人と訳されることが多い。吟遊詩人っていうと旅芸人だと思う人も多い。でも旅芸人というのは何処かで覚えた歌を歌ったり、楽器を演奏したり、大道芸人的な芸をしたりする人のこと。楽譜を読んだり、詩を書いたりはしないらしい。<br />
ミンネジンガーや、トゥルバドール、トルヴェール達は詩を書いてメロディを作る。楽譜には残さなかったようだけど。今残ってるメロディは、後の人が後世に残すために楽譜化したものらしい。詩人なので、言語を操る人ということだ。<br />
<br />
僕らは旅芸人のごとく、それを演奏する。<br />
クラシック系の教室や講座ではほとんどやらない即興演奏をする。これがなかなか面白い。イントロを即興で入れてメロディを全員で弾いた後に、インプロ(アドリブって一般にいうやつです)を順番に回していく。<br />
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こういうのって譜面読めないロックやフォークの人は案外得意です。ジャズの人はいうまでもないな。<br />
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でもクラシック系の人はあんまりやったことがない。慣れていない人は字余り(ちょっとフレーズが長くなったり)になったり、ちゃんと終われなかったりする。<br />
でも、少しの決まりを守るだけで、すごく聞きやすくなる。<br />
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この曲はコードの音楽ではないので、モードで演奏する。この曲では第1旋法。マイルス・デイヴィスの「So What」と同じドリアン旋法ってやつです。D音で始めて、4小節(ブレヴィス4つ?)でフィナリス(トニカ)のD音で終わるようにすると大体いける。C音で終われるところもあるけど、大体はC音の後はD音を弾かないと気持ち悪い。途中でドミナントのA音を頻繁に聞かせておくと、D音に落ち着ける、とか。<br />
<br />
音域は1オクターブちょっと。聖歌などではいいメロディは1オクターブに収まるといわれているらしい。下から来て最高音をB音にするときはフラットをつけた方が耳馴染みいいとか初めて知った。ラの上のファ。こんな風に使えるんですね。<br />
<br />
第2旋法の使い方も教えてもらったけど、これはなかなか難しい。うまいことD音の下に潜り込めないし、ドミナントのF音をどう使ったらいいかいまいちわかっていない。まあ、いろいろと試して見るしかないんですがね。<br />
<br />
旋法ってよくわからんかった。Dがフィナリスじゃないように見えるのに第1旋法ってどういうことなん?って思ってたりしてたけど、Gをフィナリスにする第1旋法ってのもあるんですね。こういうのが本からは読み取りにくい。書いてあるんやろうけれども。<br />
旋法、ちょっと使えるかも、って思い始めてる。まだわからんところはいっぱいあるけど。<br />
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即興も、やりだすと延々とやってしまうな。同じようなフレーズばっかりになるのをなんとかせなあかん。もっと考えてそれを反映させるようにせなあかんな。ただ弾いてるだけじゃできるようにならない。<br />
習いに行くと、どういうアイデアで、それを実践に反映させるとこうなる、ってとこまで教えてもらえる。<br />
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まあ、面白いのでみんなもやってみて!小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-22268052684766798492019-07-19T07:49:00.001+09:002019-07-19T07:49:39.997+09:00ブルクハルトとル・ゴフ中世ブームが去年(いやいやもっと前かな)から来てるんやけども、ルネサンスにも同じように興味があるのです。<br />
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だいぶん前に買っていた本、ブルクハルトの「イタリア・ルネサンスの文化」(ちくま書房)の文庫版が出版されましたねえ。持ってるので買うかどうしようか迷いましたけど、買いました。持ってても重すぎて電車では読めず、家で読もうとしても眠さに負けて読んでなかったのですよ。文庫はいいですねー。<br />
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始めの章は中世からルネサンスにかけてのイタリアの政治状況を書いたもの。<br />
15世紀末から16世紀始めのあたりに、教皇アレクサンドリア6世と、息子のチェーザレ・ボルジアのことが書いてあった。これが僕の知ってる(というか始めに読んだ)塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」と反対の書き方なので非常に面白く読んだ。<br />
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ブルクハルトは、アレクサンデル6世と息子のチェーザレの行った、教皇領を力で制圧することには否定的。塩野は一般的にそういう評価だということを知りつつ、両者を悪者としては書いていない。むしろ、チェーザレは一般市民にも歓迎されるように振る舞ったことを書いている。<br />
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ブルクハルトは、政治家というか統治者を結構悪く書いている。僕らが漠然と思ってたことはこういう学者たちの見識の影響が大きいのかな。そういう前提があるから塩野七生の書いていることが面白く思えるのですね。<br />
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あと、上巻では「機知」について書いたところがある。イタリアのルネサンス人は何か素晴らしいものを見せられた時や聞かされた時に、いかに素早く嫌味を言えるかが、その人の頭の良さを誇ることになるって。特にフィレンツェはそんな奴が多かったらしい。<br />
それから、人文主義者のこと。大変もてはやされたけど、だんだんと人々の不興をかうようになり、没落していったとか。<br />
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下巻は「祝祭」のこととか、イタリア人の「悪」についてとか、宗教をどう思っていたかとか、とにかく面白い内容です。<br />
魔法とか魔女とか降霊術、占星術など、どれも取るに足りない内容といいながら、結構なページ数が割かれている。気に入っているみたいやな。<br />
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音楽のことに触れているところもあったけど、それはイマイチな感じやったかな。訳のせいかもしれないけど、「弦楽四重奏」って聞いて、ヴィオールのコンソートを思い浮かべないでしょう。そんな感じ。<br />
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でも、そのブルクハルトを批判している人物がいます。フランスの歴史学者、ジャック・ル・ゴフです。著書の「中世とは何か」の中で、ルネサンスと中世のあいだに時代区分を定着させた人物がブルクハルトである、と言っています。<br />
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ル・ゴフの考え方は中世は15、16世紀ぐらいまで続くとみていて、その中に複数のルネサンス(古代回帰運動)があったとしています。カロリングルネサンス、12世紀ルネサンス、そして一番新しいのがイタリアで興ったルネサンスということ。<br />
これはあんまり僕らにはピンとこないけど、こっちの考え方の方が自然やなという気もする。ルネサンスがおこっていたのは一部の地域で他のところはなかったり、遅れてきたりもする。歴史に境界線は引けませんね。<br />
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音楽のことを考えるとなるほどと納得しますね。中世とルネサンスってそんなに変わった感じがしない。中世の延長線上にルネサンスがある、って思うと自然に感じます。ルネサンス終わり頃から和声感のある音楽が主流になってきて、バロックにつながっていく。<br />
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ル・ゴフ、もうちょっといろいろ読んでみたい。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-56611238999564029602019-07-15T19:44:00.000+09:002019-07-15T19:44:35.645+09:00デュファイとオケゲム古楽講習会発表用の資料を準備している。<br />
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デュファイのシャンソンを6コース用のリュートで弾けるようにインタブする、というもの。発表としての内容の充実度はあんまり濃くないけど、あんまりこんな話も講習会ではやらないのでいいんとちゃうかな。<br />
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で、デュファイの曲はこれ。<br />
「Quel fronte signorile in paradiso」<br />
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カノニッチ写本に収録されている。<br />
これをまず、トランスクリプション楽譜にして、ムジカフィクタを考えて、それをリュート用のタブラチュア譜にしていく。<br />
結構うまく出来たと思うな、われながら。<br />
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これをT先生に提案したところ、「デュファイやるんやったら、スピナチーノのリュート曲集にオケゲムの編曲が参考になるんちゃうかな」って教えてもらってそれも調べる。<br />
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Libro primoの方に1曲見つけたけど、弾くのが結構難しい。ちゃんと見てないけど原曲に無い音で埋められている感じがするなー。ちょっと、そーっとしとこう(笑)。<br />
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それでLibro secondの方を見ると、ここにも1曲、オケゲムのものがあった。<br />
「Malor me bat」という曲で、原曲を調べてみると「オデカトン」に収録されている。<br />
スピナチーノのリュート曲集は1507年出版、初めての印刷されたリュート曲集。一方「オデカトン」も初めて印刷された楽譜集ですね。1501年出版。<br />
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これは調べてみたら結構面白かった。<br />
これも、まず「オデカトン」からトランスクリプション楽譜を作って、その音符をタブラチュア譜の各音に当てはめていった。音符の詰まっているところは省略されているところもあったけど、ほぼ一致。<br />
タブラチュアの間違いと思われる箇所が3箇所、原曲に書いてない音も少々あったけど、だいたい同じやんね。まあ、当然といえば当然なんやけど。<br />
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この作業をやることによって、フレーズ感というか、こういう塊になってるよな、ってところが明らかになりますね。タブラチュアだけ見てても気付かないな、これは。<br />
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やった人だけが味わえる充実感です。へへへ。<br />
でも、こんなことやってるヒマな人いないよね。。。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-34072425051861166382019-07-05T09:01:00.000+09:002019-07-05T09:01:33.261+09:00アンサンブル・オルガヌム5月ぐらいから精神的に調子を崩していたんですが、だんだん戻ってきたかな。<br />
調子悪かったときはあんまりCDも聴いていなかったのですが、ちょっと調子よくなってきたあたりから単旋律LOVE!になってまして、それならアンサンブル・オルガヌムですよね。<br />
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持ってるCDを順番に聴いています。<br />
まずは、これ。<br />
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「シトー修道会の聖歌」<br />
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グレゴリオ聖歌なんて流行っているものをこのグループが録音するはずがありません。でも、他の聖歌は録音してるんです。これも、その一つ。<br />
シトー修道会が11世紀に自分たちで改竄、または新しく作ったという、グレゴリオ聖歌とは違うものです。<br />
西洋音楽の原点って実はこういう音響やったのか、と思わせてくれる。「癒し」を求める人にはちょっと厳しすぎるかもしれませんが、僕は聴いていて心地いいですな。最近の一番のお気に入り。<br />
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「ノートルダム生母聖誕祭ミサ曲」<br />
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13世紀のノートルダム楽派の生母聖誕祭のミサ曲です。最近買ったディスク。<br />
あんまり詳しいことはわからないのですが、ノートルダム楽派の音楽です。<br />
12〜13世紀、ペロタンとレオナンが有名ですが、ミニマルミュージック的な感じのする音楽だと思っていたけど、このディスクはそうでもない。音価のモードに当てはまらない感じ。いろいろあるんやな。<br />
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「 コンポステラ」<br />
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カリクストゥス写本から。12世紀。<br />
サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼の案内書であって、曲も収録されている。写本をダウンロードしたけど見ても読めない。音の高低は書いてあるけど、どれだけの長さかはわからない。このへん、好みなんやけど誰か教えてくれへんかな。<br />
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このディスク聴いてるとよく眠れそうな気がする。<br />
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「ミサ パンジェリングヮ(ジョスカン・デ・プレ)」<br />
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もうルネサンスです。ジョスカン・デ・プレ作曲のミサ曲。これは、アンサンブル・オルガヌムと双璧をなす変態コーラスグループ、クレマン・ジャヌカン・アンサンブルと合同で録音されています。フランスの合唱グループってどれも個性的。<br />
ルネサンスのはずなんですが、なぜか中世っぽい単旋律の部分が結構長く録音されていて、それと多声のルネサンス的な部分が対照をなすいい録音です。ジョスカンの時代はまだ半分中世だよ、ということやろか。<br />
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「レクイエム(オケゲム)」<br />
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これはルネサンスの初めごろ。オケゲムはデュファイより10歳ぐらい若いのよね。デュファイとジョスカンの間をつなぐ、なんてよく言われますよね。<br />
おっさん歌唱の間にボーイソプラノが登場します。なんでこんなことするのかな。やばいやんか。泣いてしまうやんか。<br />
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「ノートルダムミサ(ギョーム・ド・マショー)」<br />
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<br />
このディスクは中古CD屋に売ってしまった。あー、売るんじゃなかった。マショーのノートルダムミサは、アンサンブル・ジル・バンショワ盤とディアボルスインムジカ盤の2枚を持っていて、聴けるといえば聴けるんですが、やっぱりお経みたいなアンサンブル・オルガヌム盤も聴きたい。<br />
あの地鳴りのような低音を聴きたいのです。<br />
中古CD屋で買い直そうかな。今、お金ないしな。。。<br />
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こう見るとアンサンブル・オルガヌム、結構買ってますね。あと持ってて紹介していないやつが2枚ほど、売ってしまったものも数枚あったはず。買った当時はピンときていないことが多かったけど、今は情報がありますからね。あとで勉強してなんとか追いつけるんですよ。いい時代になりました。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-4788946954200360432019-06-10T19:07:00.000+09:002019-06-10T19:07:08.442+09:00ねこのねごと「ねこのねごと」という曲がある。<br />
高田渡が1983年に発表したアルバムのタイトル曲。<br />
<br />
変な歌やなーと、それを買って聴いた当時は思っていた。アルバムの中心になるような感じではない。他に「おじいさんの古時計」とか「石」、「酒が飲みたい夜は」、「私の青空」など、アルバムの性格を形作る曲はちゃんとある。<br />
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でも、アルバムタイトルは「ねこのねごと」。<br />
<br />
歌詞を聴いたら、ああ、なるほど、と思うかもしれない。<br />
歌詞を書いたのは木島始。<br />
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******************<br />
「ねこのねごと」<br />
<br />
のんき のらねこ ねごとをぬすむ<br />
あの。。。。<br />
あのね あのよは なかなかこんなあ<br />
<br />
のんき のらねこ ねごとをぬすむ<br />
あの。。。。<br />
あのね あのよへ みちくねくねねえ<br />
<br />
のんき のらねこ ねごとをぬすむ<br />
あの。。。。<br />
あのね あのよに ねずみみえんねえ<br />
<br />
のんき のらねこ ねごとをぬすむ<br />
あの。。。。<br />
あのね あのよは ねむすぎますなあ<br />
*******************<br />
<br />
という歌詞。<br />
なんとあの世を願いながらも、のほほんとした雰囲気を醸し出している。「死」と書こうとして「酢」と書いてしまったような間抜けさを合わせ持っている。<br />
ああ、この歌詞の感じ、今(その当時)一番言いたかったことなんですね。納得。<br />
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この曲、高田渡の作曲ということになっているけれど、実は原曲があるみたいだ。<br />
それに気づいたのは細野晴臣の「Hosonova」に収録されている「Lazy Bones」。<br />
初めて聴いたときに「あっ!ねこのねごとや!」と一瞬でわかった。<br />
<br />
そうなんです。これはジョニー・マーサー作詞ホーギー・カーマイケル作曲の「Lazy Bones」です。1933年作。「ねこのねごと」の50年前です。<br />
Lazy Bone っていうのは「怠け者」という意味で、悪い意味で用いられてるのでなく親しみを込めた内容になっている。<br />
<br />
ピーターバラカンのラジオで、最近亡くなったレオン・レッドベリーという人を知って、その人が「Lazy Bones」を録音しているのを知った。<br />
昨日、「Hosonova」を聞き返してるときに、ライナーノーツを読んでると、「レオン・レッドベリーの録音がすごくいいので、それに近づけた」みたいなことが書かれてあって、電気ショックを受けたようになりました。ここ数日で一瞬にしてこの3つが繋がったのです。<br />
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<iframe width="320" height="266" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/xSdSn9J2J8U/0.jpg" src="https://www.youtube.com/embed/xSdSn9J2J8U?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<br />
いやー「Lazy Bones」、いい曲です。<br />
木島始の日本語詞も英語の詞とちょっと違って、ぶらぶらとしながら「死」がなかなかこないという文句をつぶやく感じで、いいですね。<br />
<br />
古いアメリカに見向きもしなくなった80年代の日本で、こんな曲しらんやろ?という挑戦のように、いや、しれ〜っと名曲を紛れ込ませてくる高田渡はすごいですね。その知識は息子の高田蓮にも引き継がれているみたいです。(細野晴臣の「Lazy Bones」のバックで高田蓮がドブロギターを弾いています)<br />
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今思うと、「おはなしえん」でやったらよかった。<br />
どこかでやりたい曲です。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-17220872835326737162019-06-05T11:24:00.001+09:002019-06-05T11:24:41.179+09:00火曜日のゲキジョウインディペンデントシアター1st が新しくなりました。場所はインディペンデントシアター2nd よりちょっと北側です。<br />
6月4日に杮落とし公演「火曜日のゲキジョウ 30×30」に早速行ってきましたよ。<br />
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「火曜日のゲキジョウ 30×30」とは2劇団を30分ずつ交互に上演して、入場のタイミングによって2劇団を鑑賞することができるという企画です。お客さんの投票と劇場からの推薦で「30GP」への出場権を得ます。それは勝ち抜き戦で、グランプリになった劇団には、賞金と副賞として劇場をタダで使える権利が与えられるのです。<br />
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僕は18時30分から観たので、初めは「三等フランソワーズ」です。なんと去年の「30GP」の覇者です。今回の演目「Birthday」は、小さい頃に父と別れた少女が、1枚の写真を頼りに、クリスマスに父を探しにくる物語です。その父は女装しておかまバーで働いています。<br />
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始まってすぐに、観たことあるやつや、とわかりました。3年前の「30GP」で観ました。そのときはあんまりピンときてなかったので、ああまたか、という感じだったのですが、途中からどんどん引き込まれて、最後に泣かされてしまいました。めちゃめちゃ良くなってるじゃないですか!さすが、去年のグランプリです。役者がみんな上手い。今、絶好調の「三等フランソワーズ」、もっと観てみたい。<br />
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いきなりすごいものを観てしまったので、後の「超人予備校」は苦戦するやろなー、と思いましたが、全然そんなことなかったですね。暖かい空気の漂ってるなかで、一瞬で空気を変えてしまいました。<br />
「超人予備校」の演目は「デザート砂漠」。いつものとおりダジャレっぽいタイトルです。紅の豚風の主人公が飛行機を操縦していると、飛行機の調子が悪くなって砂漠に墜落してしまうところから始まります。でもその砂漠は「砂」ではなくて「きな粉」で出来ているという、頭の中からうどんが出てきそうな設定です。そこにラクダが通りかかり、一緒に水を探しにいきます。一方、砂漠の中には白玉がいて、きな粉にまみれて黄色くなっている白玉と白いままの白玉が、生きることとは何か、みたいな話をしています。<br />
紅の豚とラクダと白玉たちはいずれ出会い、世界の果てを見に行くが、それは病院で甘いものを禁じられている紅の豚の夢であるという。<br />
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全編ムダだらけな内容の中で、ムダのないセリフと構成。内容が哲学的になりそうになると、それを一瞬で打ち消す。難しいことを考えて偉そうにしていると、一瞬で足元をすくわれる。内容がすごくありそうやけど、ない。なさそうやけど、やっぱりあるのか。作者の魔人ハンターミツルギさんの頭の中はどうなってるのか?<br />
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終演後の打ち上げで、「人生でこんなにムダな30分はなかった」とミツルギさんや劇団員に伝えました。いや、誉めてるんですよ。<br />
意味のない内側はどこかで外側とつながって裏表なんてなくなる。形になるとなにか意味がありそうに思えてきて誰かが意味を考え出す。それは、時間が経つと権威付いてくるけど、実は何もないところから生まれた。僕はいったい何を書いているのか?<br />
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ひょっとしたら超人予備校のベストを観てしまったのかもしれない。こんな超予備を見たかったのです。<br />
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人生に意味なんてないんだよ、と言われている気がした。<br />
笑うときは全力で笑おうという気になるな。<br />
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「火曜日のゲキジョウ 30×30」杮落とし公演、2劇団とも本当に素晴らしかったです。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-12448173638577834822019-06-01T17:09:00.000+09:002019-06-01T17:09:03.360+09:00中世・ルネサンスの楽器(その2)デヴィッド・マンロウ著「中世・ルネサンスの楽器」という本があります。<br />
前にもこの<a href="http://cphmn700.blogspot.com/2019/02/blog-post_26.html">ブログ</a>で書きましたね。その時はCDの紹介でした。<br />
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この本、欲しいなーと思ってましたが、そうや、図書館にあるかも?と思って探したら、大阪府立中央図書館にちゃんとありました。それも2冊も。出版された昭和54年(1979年)には流行ってたのかな。<br />
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早速借りてきて読んでいますが、中世のリュートのところ、写真はウードですね。十字軍の時とレコンキスタの時に、イスラム世界からヨーロッパにもたらされたというリュート、まあ持ってきたときはそうやったよね。<br />
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持ってる古楽CDにもウードを使ってるものはありますね。パニアグアの録音とかはフレット付きのウードを使っています。結構いい感じですが、あんまり中世ヨーロッパって感じはしない。<br />
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この本、中世とルネサンスとを分けて、また吹奏楽器とか鍵盤楽器、弦楽器とかいろいろ分類して写真付きで解説してくれているので楽しめます。写真見てるだけでも面白いですね。<br />
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同名のレコード(CD)が出ていますが、そちらもオススメ。<br />
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ルネサンスより中世の方をよく聴いてるな。その楽器がちゃんと映えるような録音なのでどんな音かよくわかるし、選曲も興味深いものです。割と知ってる曲が多いですね。<br />
というかマンロウの取り上げたものを後の人たちがもうちょっと詳しく調べたりして録音してるんやね。<br />
聴いてみて!小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-79122761596284754152019-05-15T19:02:00.000+09:002019-05-15T19:02:58.147+09:00「おはなしえん」最終回足掛け5年(実質4年)続いた「おはなしえん」ですが、とうとう最終回を迎えました。<br />
観に来ていただいた皆様、差し入れなどいろいろと応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。<br />
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2015年の7月から始まった「おはなしえん」。天王寺動物園に来るのは、僕個人の経験で言えば幼稚園の遠足のとき以来、ほぼ40年ぶりの来園でした。<br />
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このイベントの中心となっていたのが朗読「ペンギンは空を目指す」です。このお話が全部で10話ありました。これが終了したので、とりあえずの最終回だったわけです。<br />
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「ペンギンは空をめざす」は初回からいい感じで始まりました。子供向けの朗読と言いながら、内容は大人向けだったと思います。また、未来に僕らの考えとそれほど変わらない想いを持つであろう、数少ない子供たちのためのものです。<br />
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第1回目、フンボルトペンギンの、でも泳ぎの得意でないテンちゃんの紹介のところで使うオープニングの曲を、オシャレなものにしたい、南国を思わせるゆったりした感じをどこかに持ちつつ、心の中にワクワクする気持ちを持っているもの、と考えていました。<br />
それで、若い時分によく聞いていた大瀧詠一さんの「君は天然色」にしました。80年代に流行った曲ですね。ちょっと難しかったけど出来ました。<br />
でも、YouTubeに出すビデオを作る段階で、人の曲は極力避けましょう、ということになりました。<br />
でも昔の曲だったら大丈夫やろう、1920年代戦前やったら、と思って「Fishin' Blues」を持ってきました。これは1920年代にはテキサスのブルースマン、ヘンリー・トーマスが歌い、1970年代にタジ・マハールが歌ったカントリーブルースです。いい選択だったと思っています。第1話を他でやるときにはこの曲で落ち着いています。<br />
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飼われていて緑のネットの中にいるテンちゃんは、サギのハルカと出会います。そこで「自由」というものを教えられて、というか飼われていて自由がないことをバカにされて「ペンギンは飛べるわ!」と言ってしまいます。それで、飛ぶための冒険、通天閣を目指す旅が始まります。テンちゃんはペンギンの部屋をハルカの助けを得て出ていきます。<br />
<br />
天王寺動物園を出て行くまで、王様ペンギン、タンチョウ、フラミンゴなどいろんな動物(だいたい鳥)に出会って助けられます。<br />
とうとう動物園を出たテンちゃんは、ネズミの助けを借りて通天閣に登っったけど、さらに高い建物「ハルカス」を見つけます。通天閣を降りたテンちゃんは、同じく空を飛ぶために動物園を出たペンギンたちに出会い、一緒にハルカスを目指します。<br />
もう、人間に捕まってしまうギリギリのところで、ハルカの率いるサギたちの助けで、空を飛びます。飛びながら「もういいわ」と思い、ハルカに動物園まで送ってもらいます。<br />
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ハルカ「テンは飛んだね」<br />
テン「ハルカも飛んだね」<br />
ハルカ「僕はいつも飛んでるよ」<br />
テン「私はたまに飛ぶのよ」<br />
ハルカ「そうだね」<br />
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このシーンがグッときますね。種が違うのにお互いを認め合っていることがよくわかります。人間もこんな風にありたい、と思います。<br />
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帰ってから両親に怒られますが、前とは違って、不得意だった泳ぎにでかけます。<br />
テンちゃんはちょっと成長しました。いろんなことを知り、その上で自分のことを、また他人のことを、肯定するようになっています。<br />
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最終話の台本をもらったのは1月の終わり頃、初めて読んだときには泣きましたね。一見そんなに泣くところはないようなのですが、わかる人には泣けるのです。<br />
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自分のことに置き変えてみて、この心の変化をわかる人はなかなか出会えない貴重な物語です。劇的な驚きにせず、最後がこんなに静かなのっていいですね。<br />
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一番最後の曲は第1話と同じと決めていました。「Fishin' Blues」です。<br />
本当に最後の5月12日、バナナンボの相方のあぼちゃんが「最後の曲が早く終わりすぎてない?」っていってくれて、もう1コーラス追加しました。おかげで泣かないようにがまんしなければいけませんでした。あぼちゃん、ありがとう。<br />
<br />
「ペンギンは空をめざす」って、なんか自分の物語のような気がしてるのです。「おはなしえん」を一緒にやった劇団超人予備校の人たちの物語のような気もするし、この物語を書いた魔人ハンターミツルギさんのことのようにも思うし、すべての世間的にうまくいっていない人への励ましの物語であったようにも思うのです。<br />
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「おはなしえん」に足掛け5年(実質4年)関われたことを、本当に嬉しく思っています。<br />
<br />小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-91515926989423011712019-05-11T13:16:00.001+09:002019-05-11T13:16:17.067+09:00アルス・スブティリオール今年の正月から行ってる「アルスノヴァ読譜コース」の講習ですが、もうパートIIIです。まだムジカフィクタが怪しい感じなんですが。<div>
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パートIIIだけあって、結構手強いやつも出てきます。</div>
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今回の宿題はこれ。</div>
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「Inclite flos orti Gebennensis prestantibus roribus immensis」Matheus de Sancto Johanne</div>
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3パートあって、それぞれでメンスーラが違います。メンスーラというのは長い音符をどう分割するかの決まりで、現代の楽譜の拍子みたいなもんです。ちょっと違いますがね。</div>
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メンスーラがパートによって違うというのは、例えば、カントゥスは4/4拍子、テノールは9/8拍子、コントラテノールは6/8拍子というふうに違うんです。これ聞いただけでめんどくさいでしょ?さらに面倒なことにそれぞれのパートが途中でメンスーラが変更されます。一番音価の短い音符を各パート共通の長さとして、トランスクリプションを作っていきます。</div>
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だいたい読みましたが、ずれてます。合わないのかな?ちゃんと同じところで曲が終わってくれません。やっぱり間違ってるのか???</div>
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こういうややこしい曲が作曲されたのは、アルスノヴァで記譜がちゃんとできるようになったと思ったら、それをややこしくしてやろう、という連中が現れるんですね。アルス・スブティリオールと呼ばれているものがそれ。14世紀後半から15世紀初め頃に作曲されました。作曲者には、ボード・コルディエ、ジャコブ・ド・サンレーシュ、シュゼ、マッテオ・ダ・ペルージャなどがいる。</div>
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マショーが出てきて、100年後ぐらいにデュファイが出てくるまでの間の時代。もう、なんでもありな感じもする。</div>
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結構ヤバめな曲もありますよ。「Fumeux fume」という曲(ソラージュ作曲)、邦題「燻った男」は、これらの中でも有名曲らしい(僕は知らなかったけど)。燻った男、要は、”煙を吐く男”は”薬物を吸ってるやつ”っていうことか。アヘンか当麻かわからないけど。</div>
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この曲はマンロウの「宮廷の愛」の2枚目に収録されていますよ。</div>
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その他の作曲者で僕の手持ちのCDは、この2枚かな。</div>
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ロンドン中世アンサンブル「マッテオ・ダ・ペルージャ世俗歌曲集」</div>
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おなじく、ロンドン中世アンサンブル「悪魔の歌」<br />
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あと、フィリップ・ピケットのやつを昔持ってたけど、売ってしまった。手放すんじゃなかったな。</div>
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興味ある人は聴いてみて!</div>
小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-62004246244481138642019-05-07T11:50:00.002+09:002019-05-07T11:50:30.494+09:00大津古楽講習会レポート10連休の最終日、大津で古楽講習会がありました。なんとメンバーは前回と全く一緒。お一人知らない人が来る予定でしたが、体調不良とのことで不参加となり、前回と同じメンバーとなりました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4WLxyJK94Dj75LbMjeC1sZBJeQXIMOnHWuAQJ6dFniingQNWEReSYaOk8vVwzeLhtuf59-muAzhU81fuLSHKb3-37dxpWWuMMAsCdViFhBkjE9hcoYPXHrW71PdBwJ4_RlAJZdZqQNBQ/s1600/KIMG0304.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="854" height="179" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg4WLxyJK94Dj75LbMjeC1sZBJeQXIMOnHWuAQJ6dFniingQNWEReSYaOk8vVwzeLhtuf59-muAzhU81fuLSHKb3-37dxpWWuMMAsCdViFhBkjE9hcoYPXHrW71PdBwJ4_RlAJZdZqQNBQ/s320/KIMG0304.JPG" width="320" /></a></div>
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12時30分頃、集合してちょっとだけラスゲアードの練習。シャコンヌのコード進行でやりました。<br />
そう、今回のテーマは「ラスゲアード」なのです。Taro先生のように華麗なラスゲアードを弾けるようになりたい!<br />
ギター関係者は参加しとかなあきませんね。<br />
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レッスン1人目はYamagata夫妻。<br />
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ディビジョンフルートから1曲目。4小節の繰り返しやけど、こういう曲は自分の引き出しのなさを痛感してしまう。Yamagataくんのリュートは十分考えられていて面白いところもいっぱいあった。後でTaro先生が弾いてみて「パターンは多くしてないけど、気分は変えてる」とおっしゃってました。なるほどなー、それの方が聴いている方も演奏している方も面白くなるのだ。いいこと聞いた。僕もやってみよう。<br />
そのあと、Yamagataくんのリュートソロでフランチェスコ・ダ・ミラノのファンタジア。こんな難しいのよく弾くなー。久しぶりにYamagataくんのリュートを聴いたけど、やっぱり上手くなってる。<br />
<br />
2人目はSakataniさん。<br />
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カルヴィのシャコンヌ風の曲を2曲。毎回腕を上げていってるのがわかる。難しくて読みにくいバロックギターの楽譜を本当によく読み込んでる。ラスゲアードが前回よりスムーズにいってる。めっちゃ勉強&練習したんやろな。見習わなくてはいけません。<br />
昨日、フレットをダブルにしたそうで、なかなか苦労されてました。やり直しを通告されてましたね(笑)こうやって出来るようになっていくのですよ。<br />
でもオリジナルギターにダブルフレットとガット弦で、いい感じになっていきますね。<br />
うらやましー。<br />
<br />
3人目はTakemotoさん。<br />
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最近、いろんな別の講習会でお会います。この人も勉強熱心。受講曲はル・コックのエア。ル・コックはド・ヴィゼの弾き方を丸写ししてるらしいけど、勘違いしたのか別の意味でとったのか、曲中で出てくる装飾音などはド・ヴィゼと反対になってたりするらしい。もう、ややこしいな。<br />
Takemotoさんの演奏は説得力が出てきたように思う。めっちゃ引き込まれます。バロックギターもオリジナル(Sakataniさんの持ってるモデルと同時代らしい)で、いい響きですねー。<br />
<br />
ここでラスゲアードの説明と実践コーナー。<br />
ルネサンスギターでのラスゲアード使用の可能性とか、リュートやテオルボで使われた例などを挙げて説明されてました。こういうのを聞きたかったんですよ。ちゃんとエビデンスのある内容なので安心できます。<br />
実践ではトリッロとレピコを弾いてみる。どちらもできるようになってきたけど、あともう少し。<br />
<br />
レッスン4人目は岡山からTanimotoさん。<br />
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前回からめっちゃよく弾けてる。今回はコルベッタのフォリア。先生によると初期型のフォリアだそうで、楽譜はラスゲアードとプンテアードの混合で書かれているミックスタブラチュアというやつ。めっちゃ見にくいのです。家での準備に膨大な時間を費やしたことが想像できます。先生のアドバイスにいちいちちゃんと答えていく。素晴らしいですね。今回の講習会の中で唯一の若手です。これからめっちゃ上手くなっていくんやろな。楽しみです。<br />
<br />
今回は、僕はレッスンなし。賑やかしとしての参加です。<br />
レッスンの途中でボケたり突っ込んだりして場を和ませる役です。ツッコミのキレがイマイチだったかも。反省反省。<br />
<br />
でも、おまけで1曲、みんなの前で弾かせてもらいました。ギヨーム・モレイユの「Conte Clare」です。去年からよく弾いてる曲ですね。<br />
<br />
そのあとTaro先生の持っているフルートの説明と吹き比べを、ゲストのHasebaさんがやってくれました。ベーム式フルートが出てくる直前の楽器だそうです。ベーム式はもう作られていたけど、音楽院には採用されなかったとか、菅のテーパーのつけ方が昔と今では違うとか、面白い話を聞けました。<br />
<br />
打ち上げは膳所駅近くの王将。お腹いっぱい。ごちそうさまでしたー。<br />
<br />小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-31316750908728345032019-05-01T08:31:00.000+09:002019-05-01T08:31:29.331+09:00大阪中世まつり終了元号が「令和」に変わりましたね。<br />
これで昭和生まれは3時代生きた老人のような扱いを受けてしまうことでしょう。<br />
<br />
平成最後の大阪中世まつり(4/27〜29)に参加してきましたよ。僕は今回が初めて。<br />
<br />
大阪中世まつりは、音楽だけでなく、リリパイプという頭巾を作る衣装製作や、モノコルド(楽器かな?)製作、製本、剣を作って戦う、など、いろんなコースがありました。なかなかの充実ぶり。<br />
僕も衣装を着せてもらいました。頭巾のリリパイプとフープラン。どちらも楽師が身につけていたとか。リリパイプはマヂメな頭巾かぶりと、飲みに行くなどのくだけたかぶり方の2つの使い方があったそうです。これは不マヂメな方。<br />
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<br />
受講したのは音楽のBクラス。デュファイの世俗曲4曲のレッスンと講義が受けられます。<br />
<br />
4曲の中で、これだけめっちゃ難しいなあと思っていたのが、「まこと隠れもない貴公子の名を称え(C'est bien raison de devoir essaucier)」です。<br />
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<br />
1日目はこの曲のレッスンから始まりました。<br />
テノールパートにしようかなー、と思っていたのですが、テノールパートが結構人数多めだったのでコントラテノールにしました。<br />
いきなりカントゥスが不完全音符で始まって、まずそこで合わせられない。ブリス先生がカウントをとってくれると出来る。<br />
2ndパートではテンポがちょっとゆっくりになる。そこも入りにくい。3rdパートはまた元のテンポに戻るのですが、やっぱりそこでも合わせられない。<br />
それが、やっていくうちになんとなく出来るようになってくるのです。なかなか大変でしたが。<br />
<br />
それをやった後で、「恋しい人にもしお会いできるのなら(Se ma dame je puis veir)」をやったら難なくできました。おおー、こういうやり方もあったんですね。もう、後が怖くない。<br />
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<br />
楽器奏者でも歌詞を読まされます。ブリス先生の言う通りに発音しますが、フランス語は発音しにくいなー。<br />
<br />
2日目は、「大きな報いを受ける下僕(Le servieur hault guerdonne)」から。<br />
これもちょっと難しいけど、「まこと隠れもない貴公子の名を称え(C'est bien raison de devoir essaucier)」ほどではないですね。まあ、なんとか弾けます。<br />
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</div>
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<br />
この楽譜、ハート形で有名ですね。<br />
<br />
あと、歌詞が不明で、写本が1つしか残されていない曲「さらばわが人生よ(Adieu, quitte le dameurant de ma vie)」は器楽曲にして演奏。これが短いのに結構難しい。割といけるかなー?と思ってソロの部分を入れてもらったけど、練習で1回しかうまくいきませんでした。ごめんなさい。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<br />
3日目は、会場に着いたら、「ちょっとここ入って!」って言われて、「デュファイの音楽 1曲体験レッスン」に強制的に入れられる。テノールとコントラテノールをちょっとずつ弾く。昨日までの4曲に慣れてたらわりと簡単に弾ける。<br />
でも、受講している皆さんはトランスクリプション楽譜に慣れてないだけなのよね。五線譜にC音の位置を指定してあるだけやけど、そのC音の位置が一番下の線か、真ん中の線についてる。僕も慣れるのに苦労したよ。<br />
<br />
そのあと、1時間のレッスンというかリハーサルを行って発表会。<br />
まあ、個人的には全然うまくいかなかったけど、みんなで一緒に弾くところはだいたいいけたかな。<br />
<br />
10連休の前半、たっぷりと中世音楽に浸れることができました。幸せだー。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-34733247219006782202019-04-26T07:16:00.001+09:002019-04-26T07:16:09.988+09:00大阪中世まつり大阪中世まつりが始まりますな。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiinBm5SjGQ3vRolW-YBWd_XtbPK50ghqMr6mcWsWdeo3IxYMPSKiPioKDye5FjES1rHJ8KblSAw7LeQWf54q_Ai_WXxXuMMSWLPiEgnKCwEW9jgfcy3kiduTvvmljqbFzJ_LOad9vUayc/s1600/%25E5%25A4%25A7%25E9%2598%25AA%25E4%25B8%25AD%25E4%25B8%2596%25E3%2581%25BE%25E3%2581%25A4%25E3%2582%258A2019.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="833" data-original-width="960" height="277" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiinBm5SjGQ3vRolW-YBWd_XtbPK50ghqMr6mcWsWdeo3IxYMPSKiPioKDye5FjES1rHJ8KblSAw7LeQWf54q_Ai_WXxXuMMSWLPiEgnKCwEW9jgfcy3kiduTvvmljqbFzJ_LOad9vUayc/s320/%25E5%25A4%25A7%25E9%2598%25AA%25E4%25B8%25AD%25E4%25B8%2596%25E3%2581%25BE%25E3%2581%25A4%25E3%2582%258A2019.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
この上の絵、有名なデュファイとバンショワが描かれた絵を元に、バンショワの場所がブリス先生になってます。大阪中世まつりでも講師をされるNさんが描いたもの。細かいところまで描いていて、それでいて自分の個性もちゃんと出ていてすごいですね。<br />
<br />
オリジナルはこれです(下) ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓<br />
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<br />
今回は、この絵の左の人、ギヨーム・デュファイの特集です。<br />
僕は世俗歌曲コースだけなのですが、4曲もある。<br />
だいぶん前から楽譜は公開されてたし、まだまだ時間あるわー、って思ってたらもう明日ですよ。どうすんのや!<br />
<br />
大阪中世まつりに全力で臨むため、2日前から奴隷仕事を休みにしました。まあその時点で奴隷じゃないんですけどね。奴隷以下です。うはは。<br />
<br />
4曲のうちの1曲、「C'est bien raison de devoir essoucher」。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgchc_KCCkfr0Bdq0SBCxauoMnJmCMPNv_czU3ikcOrvjtKNuYSjw2hiUc8qdRpV7imKO8rrzbX_hyphenhyphenSiPWhJMCyHOCz3O7OSccaD8zdpqvbm23nM4eDbeQYkMpy75pQD0tzPp89ryNCKwE/s1600/C%2527est+Bien+raison_Dufay.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="854" height="179" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgchc_KCCkfr0Bdq0SBCxauoMnJmCMPNv_czU3ikcOrvjtKNuYSjw2hiUc8qdRpV7imKO8rrzbX_hyphenhyphenSiPWhJMCyHOCz3O7OSccaD8zdpqvbm23nM4eDbeQYkMpy75pQD0tzPp89ryNCKwE/s320/C%2527est+Bien+raison_Dufay.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
これ、印象に残る曲なんすよね。いきなり不完全音符3つから始まる。いきなりヘミオラなんですよ。<br />
コントラテノールを見てたけど、とにかく面白い。で、録音を聴くと5度違いでめっちゃ速い。<br />
あー、こりゃコントラテノールは無理やな。試しにテノールを見てみたら割と弾けるし、理解もしやすい。これはテノールしか無理やなー。<br />
<br />
他の3曲もいい曲ばかり。<br />
でも4曲も、3日(というか2日と1時間)で仕上がるのかなー?<br />
あー、がんばるしかないかー。ふぁいと〜。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-35679728963712990662019-04-25T09:35:00.001+09:002019-04-25T09:35:30.474+09:00デュファイと中世リュート中世音楽実践コースでやってる曲、ギヨーム・デュファイ作曲の「Halas ma dame par amours」。<br />
中世リュートでコントラテノールパートの担当。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqxSTRpGSxm3c1R1-CatLB6mLq-09vYj2KOfY3bo3DiQ-xWeGzyPo91L3L3DLwTso0mYX_MGgVh6hk4aX4kmoYmUKyUlmxXTTrxlxlfiGw5B8xhvtOyrXoGll65fpKMWXFcKzsIGtY4oY/s1600/Dufay_Haras+ma+dame.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="854" height="179" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqxSTRpGSxm3c1R1-CatLB6mLq-09vYj2KOfY3bo3DiQ-xWeGzyPo91L3L3DLwTso0mYX_MGgVh6hk4aX4kmoYmUKyUlmxXTTrxlxlfiGw5B8xhvtOyrXoGll65fpKMWXFcKzsIGtY4oY/s320/Dufay_Haras+ma+dame.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
この写真の手前の楽譜、トランスクリプション楽譜というそうですが、後ろの写本の楽譜を読みやすいように、でも情報の漏れがないように書き直したものです。(まだ歌詞を書き入れていませんが。。。)<br />
これがちょっと読みにくい。五線にC音の位置が書いてあるのですが、慣れているト音、へ音記号での音の並びじゃないので、それが何の音なのかすぐにわからない。<br />
<br />
読みづらいのでこれらをさらにタブラチュア譜になおしてました。でもムジカフィクタで半音変わるところを間違ってたりすると、それを気づかずに弾いてしまったりするのですよ。修正も2つやらなあかんし、結構面倒くさい。<br />
結局、タブラチュアは作らずに直接見るのがいいみたい。<br />
ちょっと慣れてきたかな。<br />
<br />
あと、中世リュートを鳥の羽ではじくのが結構やりづらいな。いい音するんやけどな。<br />
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<br />
こんな感じで弾きたいよな。<br />
大阪中世まつりの準備(譜読み)せな。怒涛の10連休がすぐそこ。小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-33972992516185589792019-04-22T10:19:00.001+09:002019-04-22T10:19:24.641+09:00おはなしえん特別編中世読譜講座と中世音楽実践クラスと大阪中世まつりとおはなしえんの稽古で頭がぐちゃぐちゃになりそうな4月。重なるときは重なるんですね。でも嫌な仕事が重なるんでないから、まあいいや。<br />
<br />
で、「おはなしえん」の宣伝です。<br />
2015年7月から始まった「おはなしえん」ですが、2017年からゴールデンウィークに特別編が加わりました。そのときにやっているお芝居はそのままで、朗読だけが第1話をやります。それと野外の多目的広場なので、結構暑いです。マイクを使ってやるので「ゴールデンウィークのイベント感」がすごいです。<br />
<br />
ちょっと今までの特別編を振り返ってみましょう。<br />
<br />
2017年「タヌキのはやし」<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<br />
今となっては超予備のレアキャラ鉄平さんがアライグマ役ででています。リハーサルでマイクを壊して怒られます。ピンマイクなんてなかなか壊れないと思いますが、トラブルを呼ぶ男、鉄平さんらしいです。<br />
<br />
2018年「怪傑コアラマン」<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<br />
コアラマン役は山名さん。この前からやっている春編でジワジワと人気が上がってきて、ここでピークを迎えます。子供からコアラのマーチをカツアゲされたりしてさらに人気を不動のものにしました。駅で「あっ、コアラマンや!」と子供から指さされることもあるとか。<br />
<br />
朗読は「ペンギンは空をめざす」の第1話をやります。<br />
フンボルトペンギンのテンちゃんが、アオサギのハルカから自由を教えられて、通天閣とハルカスを目指して飛ぶ修行に出るというお話です。修行というのはちょっと違うな。ふらふらと脱走します。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2mzjb3f6OYNCWQOijky6X3Vsa6PC7eHoaLcbUVnh18QINq3E3kJI_A2hfGqPuctjo2AaJ6Er5F25SkvQYOJBeCZ476lI3MzziQhn6pW_SZl32283YM_90slUrGDM2XylV1sZeyeVz7IM/s1600/20170503_%25E3%2583%258F%25E3%2582%2599%25E3%2583%258A%25E3%2583%258A%25E3%2583%25B3%25E3%2583%259B%25E3%2582%2599.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2mzjb3f6OYNCWQOijky6X3Vsa6PC7eHoaLcbUVnh18QINq3E3kJI_A2hfGqPuctjo2AaJ6Er5F25SkvQYOJBeCZ476lI3MzziQhn6pW_SZl32283YM_90slUrGDM2XylV1sZeyeVz7IM/s320/20170503_%25E3%2583%258F%25E3%2582%2599%25E3%2583%258A%25E3%2583%258A%25E3%2583%25B3%25E3%2583%259B%25E3%2582%2599.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
2017、2018年では縮小版でやっていましたが、今回はオリジナル版でやります。今回の見どころですね。この前久しぶりにやってみたらいろいろと忘れてましたね。曲の入るタイミングとか、どこまで曲を引っ張るかなど。<br />
<br />
あと、バナナンボのあぼともこがアンデス25Fを手に入れました。なのでバナナンボはアンデス2台使いの豪華版となります。お楽しみに!<br />
<br />
みなさん、ゴールデンウィーク(5月5日)は天王寺動物園で待ってますよ!<br />
<br />
****************************************<br />
☆5月5日(日)<br />
「おはなしえん 特別編」<br />
<span style="background-color: white;"><span style="font-family: inherit;">天王寺動物園・多目的広場</span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 入場無料(動物園への入場料¥500は必要です)</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 1回目:13時30分〜/2回目:15時30分〜</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 朗読:「ペンギンは空をめざす 第1話 テン」ミツかね堂/バナナンボ</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> お芝居:「世界ホニュウルイ選挙」劇団超人予備校</span></span><br />
<br />小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-12867517803467860922019-04-09T13:14:00.001+09:002019-04-09T13:14:14.237+09:00中世音楽実践<br />
今年1月から、中世読譜講座に通っていましたが、遂にアンサンブルクラスに入りました。<br />
<br />
メンバーはいろんな楽器を持って集まります。リコーダー、ゴシックハープ、フィドル、中世リュートなどです。いい感じ。僕はこういうことをやりたかったのだ。<br />
歌の人が見学にきてました。歌が入るとさらに面白いやろなあ。<br />
<br />
メンバーがそこそこ集まった時点で、グレゴリオ聖歌を歌うことからスタート。まあ、仏教でいうと御詠歌みたいなもんです。器楽奏者といえど、中世をやるからには聖歌を通らずに済ますことは不可能。ということで下手くそながら歌ってきました。まあ、これから慣れていくのかな?<br />
<br />
まずは、読譜コースの初めにやった「Lamento di tristano」です。<br />
ロンドン写本から。繰り返しのやり方を復習。<br />
<br />
次に「Mariam matrem virginem」。これも読譜コースで少しやりました。ここまでは有名曲ですね。古楽をやってる人ならちょっとは聴いたことがあるかも。<br />
<br />
課題曲はとりあえず、G.デュファイの2曲です。<br />
<br />
<span id="docs-internal-guid-978b2856-7fff-46e4-fce1-856a23da1ecb"><span style="font-family: "ubuntu" , sans-serif; font-size: 11pt; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">「Helas et quand vous veray car bien scay」</span></span><br />
<span id="docs-internal-guid-ac3b49c7-7fff-5319-da57-52b0e6229e00"><span style="font-family: "ubuntu" , sans-serif; font-size: 11pt; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">(F-Pn nouvelles acquisitions françaises 6771, codex Reina, ff. 89v-90)</span></span><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi75CeiiEAGa0BUNKOalbncDV4p5awwIBfTNFFB3FGhhv8z9nd2sQvZor_rYgv8Zj29zol-k2G2GSu8kZj71aSoizo8zOt5Al96gyMaWB55_mHSpMgD9rVXPSf_YSLi6UUU-7ldkHQSq0M/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2019-04-09+11.17.19.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="439" data-original-width="376" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi75CeiiEAGa0BUNKOalbncDV4p5awwIBfTNFFB3FGhhv8z9nd2sQvZor_rYgv8Zj29zol-k2G2GSu8kZj71aSoizo8zOt5Al96gyMaWB55_mHSpMgD9rVXPSf_YSLi6UUU-7ldkHQSq0M/s320/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2019-04-09+11.17.19.png" width="274" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisbn_qOkfn4qVgJk-IlVmk3tAXd3nUuQWciclAuiQfwWzmdZt-ujuQG-bkIfv4tVi-NQdPRE6MD6w1uWA3d2GGCMpxjNG1i7as2rffaBFqm5DgBJZ4fIX7SY26npcT-RLxpy4xGGdsnPk/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2019-04-09+11.17.31.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="267" data-original-width="402" height="212" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisbn_qOkfn4qVgJk-IlVmk3tAXd3nUuQWciclAuiQfwWzmdZt-ujuQG-bkIfv4tVi-NQdPRE6MD6w1uWA3d2GGCMpxjNG1i7as2rffaBFqm5DgBJZ4fIX7SY26npcT-RLxpy4xGGdsnPk/s320/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2019-04-09+11.17.31.png" width="320" /></a></div>
<br />
これは今回初めて見る写本ですね。<br />
<br />
<br />
<span id="docs-internal-guid-a46961d8-7fff-4700-150e-432eaecd044d"><span style="font-family: "ubuntu" , sans-serif; font-size: 11pt; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">「Helas ma dame par amours」</span></span><br />
<span style="font-family: "ubuntu" , sans-serif;"><span style="font-size: 14.666666984558105px; white-space: pre-wrap;">(</span></span><span style="font-family: "ubuntu" , sans-serif; font-size: 11pt; white-space: pre-wrap;">GB-Ob MS. Canon. Misc. 213, codex Canonici, f33v)</span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6CxZoAAZJ33BNjR3DXgA2Nq5rbg9Pm4ioN9B-9Q1gDY_IzRgzbE-pcG0ZQbWu6mg41wcQhNIvKlIvBoC1Cqzy_t4bvQGmUD4oeOyHJRTXzLv7ilxn8gbltxdIoeieINYc-WA30Ky8xkA/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2019-04-09+11.29.53.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="353" data-original-width="483" height="233" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6CxZoAAZJ33BNjR3DXgA2Nq5rbg9Pm4ioN9B-9Q1gDY_IzRgzbE-pcG0ZQbWu6mg41wcQhNIvKlIvBoC1Cqzy_t4bvQGmUD4oeOyHJRTXzLv7ilxn8gbltxdIoeieINYc-WA30Ky8xkA/s320/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2019-04-09+11.29.53.png" width="320" /></a></div>
こっちはいつものカノニッチ写本です。なんかおなじみになってきましたね。<br />
この辺は結構読みやすいのです。まあ、綺麗に書かれてありますからね。でもムジカフィクタはまだ見落としがあるなー。<br />
<br />
パート決めで、この2曲ではコントラテノール担当になりました。<br />
合わせてみたけど、初めは人の音なんて聴けませんね。自分が落ちないようにするのが精一杯。がんばろうっと。<br />
<br />小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-207203147038124526.post-44181512123434688672019-03-23T19:40:00.000+09:002019-03-25T12:40:13.756+09:00おはなしえんファイナル<span style="font-family: inherit;">えーと。宣伝です。</span><br />
<span style="font-family: inherit;">2015年夏に始まった、天王寺動物園での「おはなしえん」がついに最終回を迎えます。</span><br />
<span style="font-family: inherit;"><br /></span>
<span style="font-family: inherit;">☆4月13日(土)、14日(日)</span><br />
☆<span style="font-family: inherit;">5月12日(日)</span><br />
<span style="font-family: inherit;">「おはなしえん 春編」</span><br />
<span style="background-color: white;"><span style="font-family: inherit;">天王寺動物園・レクチャールーム</span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 入場無料(動物園への入場料¥500は必要です)</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 1回目:13時30分〜/2回目:15時30分〜</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 朗読:「ペンギンは空をめざす 第10話 ハルカ」ミツかね堂/バナナンボ</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> お芝居:「世界ホニュウルイ選挙」劇団超人予備校</span></span><br />
<br />
<span style="background-color: white;"><span style="font-family: "arial" , "tahoma" , "helvetica" , "freesans" , sans-serif; font-size: 13px;"><br /></span></span>
☆5月5日(日)<br />
「おはなしえん 特別編」<br />
<span style="background-color: white;"><span style="font-family: inherit;">天王寺動物園・多目的広場</span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 入場無料(動物園への入場料¥500は必要です)</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 1回目:13時30分〜/2回目:15時30分〜</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> 朗読:「ペンギンは空をめざす 第1話 テン」ミツかね堂/バナナンボ</span><span style="background-color: white;"> </span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"> お芝居:「世界ホニュウルイ選挙」劇団超人予備校</span></span><br />
<span style="font-family: inherit;"><span style="background-color: white;"><br /></span></span>
<span style="background-color: white;">春編と特別編を両方観ると</span><span style="background-color: white;">「ペンギンは空をめざす」の第1話と最終回(第10話)が聞けちゃうのですよ。間の2話〜9話は自分の頭の中で想像してみることもできますしね。お得な感じなのですよ。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">第1回目からの写真を見てみましょう。</span><br />
<br />
★第1回「シロヤギさんからの手紙」(2015年 夏)<br />
上別府さんとトヨピーがやる気満々。この時は演奏がバナナンボじゃなくてバナナ部でした。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4cNaOKqIZIu_mNBcPrabUkZY2ELTIM7BmAD-Jucm9G3P69De_km3Rv-fcP58UudsNH11r2Q0o92PPvLqVHfr0hB-7-A1mHEMnfn1u9ymhA5dQlSnjFH8wS68ZTmXEnEge4fjehvnEHTw/s1600/IMG_9333.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="768" data-original-width="1024" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi4cNaOKqIZIu_mNBcPrabUkZY2ELTIM7BmAD-Jucm9G3P69De_km3Rv-fcP58UudsNH11r2Q0o92PPvLqVHfr0hB-7-A1mHEMnfn1u9ymhA5dQlSnjFH8wS68ZTmXEnEge4fjehvnEHTw/s320/IMG_9333.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
★第2回「森のマレーグマさん」(2015年 秋冬)<br />
このころは子供向けとして、少しだけ教訓っぽいところもあったような気がします。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKbzRcRTXaGmuCroGevuocizkVDAi1DdfofBgshNkaWyB7Y7KUPcEkF43vm6JCeZ1bDkaA41-kP5BUNsdVFyouEuTdv23kHNIbd_AhNcmJ1iy9iALNNbZwSfJPNdhTsqabwP592izm6FY/s1600/20151123%25E9%259B%2586%25E5%2590%2588%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="450" data-original-width="600" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKbzRcRTXaGmuCroGevuocizkVDAi1DdfofBgshNkaWyB7Y7KUPcEkF43vm6JCeZ1bDkaA41-kP5BUNsdVFyouEuTdv23kHNIbd_AhNcmJ1iy9iALNNbZwSfJPNdhTsqabwP592izm6FY/s320/20151123%25E9%259B%2586%25E5%2590%2588%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
★第3回「もしもしウサちゃん」(2016年 春)<br />
山名さんがこの回から完全復活。さらに面白くなっていきます。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLqbNlf0TnQQyYOWVJR6X2dUxezozziNfnLi7agPcSmMeX6jIytm4uBMoHiyUZUkZcAOS6tvzGc2cYyCGMjuXIY4CMCAAXrgEWHEfO2Mg6Xnn1AM3Frvl7UPAE-KxyZuKIph_xkzti6AY/s1600/20160306%25E9%259B%2586%25E5%2590%2588%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="240" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLqbNlf0TnQQyYOWVJR6X2dUxezozziNfnLi7agPcSmMeX6jIytm4uBMoHiyUZUkZcAOS6tvzGc2cYyCGMjuXIY4CMCAAXrgEWHEfO2Mg6Xnn1AM3Frvl7UPAE-KxyZuKIph_xkzti6AY/s1600/20160306%25E9%259B%2586%25E5%2590%2588%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.jpg" /></a></div>
<br />
★第4回「しましまたろう」(2016年 夏)<br />
この年は超人予備校12周年。超人予備校校歌まで作りました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzg6K-4QteakSG4_WN6XRoUVLqIkoPSp6_FZEnaGcj1luaY7qUl4SZVJvBF74sYqDC9MBzQg2LUiE8vsl9pPuhT5tVu-TAOXdQZtzfBu0MpUT2uLFr9zQBtg2d4UvvJlc5U0QeZqCzXsg/s1600/20160703%25E9%259B%2586%25E5%2590%2588%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzg6K-4QteakSG4_WN6XRoUVLqIkoPSp6_FZEnaGcj1luaY7qUl4SZVJvBF74sYqDC9MBzQg2LUiE8vsl9pPuhT5tVu-TAOXdQZtzfBu0MpUT2uLFr9zQBtg2d4UvvJlc5U0QeZqCzXsg/s320/20160703%25E9%259B%2586%25E5%2590%2588%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
★第5回「おさるのかごや」(2016年 冬〜2017年 冬)<br />
この頃からお芝居の内容がナンセンスになってきます。音楽担当がバナナ部からバナナンボに代わっています。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0mFcujCnkMxyj__DE7VioZC75cW4IhNYgeyKVKw-jg0ckKTm5K4Bizg-417R7Z7Y33UTPy-Ql_-_yXykP_G6y5wXKJSAQaK3fvV0mad6rsVeXUzXcTdnHqmpkc1TsotWoN2EyBWB0AgM/s1600/20170129.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="240" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0mFcujCnkMxyj__DE7VioZC75cW4IhNYgeyKVKw-jg0ckKTm5K4Bizg-417R7Z7Y33UTPy-Ql_-_yXykP_G6y5wXKJSAQaK3fvV0mad6rsVeXUzXcTdnHqmpkc1TsotWoN2EyBWB0AgM/s1600/20170129.jpg" /></a></div>
<br />
★第6回「たぬきのハヤシ」(2017年 春)<br />
お腹に太鼓をつけるというハイセンスな衣装です。ちなみに太鼓は僕の持ち物です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6_nXJ-xSPoRnlpiBN5wfpxyQU0e9lpRpxpYvdaY-P0evxz89dItwyyobMNDHM9sssa0g7dNvOytq6CbAkIa0S6PLjhzLxoHJxwDuHB1-0tye2NPSxHhL_cUqYFMguwht_811pUR4s_X0/s1600/%25E3%2581%259F%25E3%2581%25AC%25E3%2581%258D%25E3%2581%25AE%25E3%2583%258F%25E3%2583%25A4%25E3%2582%25B7.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="720" data-original-width="960" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6_nXJ-xSPoRnlpiBN5wfpxyQU0e9lpRpxpYvdaY-P0evxz89dItwyyobMNDHM9sssa0g7dNvOytq6CbAkIa0S6PLjhzLxoHJxwDuHB1-0tye2NPSxHhL_cUqYFMguwht_811pUR4s_X0/s320/%25E3%2581%259F%25E3%2581%25AC%25E3%2581%258D%25E3%2581%25AE%25E3%2583%258F%25E3%2583%25A4%25E3%2582%25B7.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
この年から特別編をゴールデンウイークにやるようになりました。今となっては超予備のレアキャラ鉄平さんがアライグマ役で登場です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEEXuRNvAyO4TzqAZMUOAumyGGBmQra9Rtfz38UzTC3OGKxeHFBNbbItzNGsAdJ8fBp97uomj7FpuNoO_wjCEDpc3O9xgnPKRFp2qwIzpVP27hHlRPrrxuid-HIGra_EtVhcf-mu5ZHGs/s1600/20170503_%25E3%2581%259F%25E3%2581%25AC%25E3%2581%258D%25E3%2581%25AE%25E3%2583%258F%25E3%2583%25A4%25E3%2582%25B7.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1108" data-original-width="1477" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEEXuRNvAyO4TzqAZMUOAumyGGBmQra9Rtfz38UzTC3OGKxeHFBNbbItzNGsAdJ8fBp97uomj7FpuNoO_wjCEDpc3O9xgnPKRFp2qwIzpVP27hHlRPrrxuid-HIGra_EtVhcf-mu5ZHGs/s320/20170503_%25E3%2581%259F%25E3%2581%25AC%25E3%2581%258D%25E3%2581%25AE%25E3%2583%258F%25E3%2583%25A4%25E3%2582%25B7.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
★第7回「対決、げんこつやま」(2017年 夏)<br />
「おはなしえん」史上、もっとも内容のないお芝居となってしまいました。僕はこれが一番好きですがね。たぶん今までで一番受けてたと思います。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQbp7bVvXN84_Z02BxedKGoiu1GnjlycXBASxOnyZb7SJT28oGB-tME8vsRxZu01kVE2gkTNeBCQKmR5TiYerAzQixQEZLiMchHC0mubqvC-D88l6WWl_tEKjynuAtoLbTf0pcWRZTz1A/s1600/%25E5%2587%25BA%25E6%25BC%2594%25E8%2580%2585%25E5%2585%25A8%25E5%2593%25A1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1108" data-original-width="1478" height="239" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQbp7bVvXN84_Z02BxedKGoiu1GnjlycXBASxOnyZb7SJT28oGB-tME8vsRxZu01kVE2gkTNeBCQKmR5TiYerAzQixQEZLiMchHC0mubqvC-D88l6WWl_tEKjynuAtoLbTf0pcWRZTz1A/s320/%25E5%2587%25BA%25E6%25BC%2594%25E8%2580%2585%25E5%2585%25A8%25E5%2593%25A1.jpg" width="320" /></a></div>
この時は役者の都合がつかなくて、小説家の北野勇作さんが出演。初めての客演です。平均年齢が50歳近くになるという「おはなしえん」史上、最も大人な公演でした。40後半を過ぎた僕らにはやっぱり夏はキツいです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2INCB5aU_xzJOmaCWSMnkS9Yj2N4yIpNN64LGqGqu2VUSwxBZcxGrCMhOcy-WApBqH2oYQdfBN2qAe_h3xtCoU6c58K6BWEEUPyTceWEfWvJUM4pJyq1StSyjB1x2ehNeBAFGdMNNAEA/s1600/%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2583%25AC%25E3%2582%258B%25E3%2581%258A%25E3%2581%25A3%25E3%2581%2595%25E3%2582%2593%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="180" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2INCB5aU_xzJOmaCWSMnkS9Yj2N4yIpNN64LGqGqu2VUSwxBZcxGrCMhOcy-WApBqH2oYQdfBN2qAe_h3xtCoU6c58K6BWEEUPyTceWEfWvJUM4pJyq1StSyjB1x2ehNeBAFGdMNNAEA/s320/%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2583%25AC%25E3%2582%258B%25E3%2581%258A%25E3%2581%25A3%25E3%2581%2595%25E3%2582%2593%25E3%2581%259F%25E3%2581%25A1.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
★<span style="background-color: white;">第8回「怪傑コアラマン」(2018年 春)</span><br />
<span style="background-color: white;">「おはなしえん」で初めてのヒーローもの。ヒーローはやっぱり人気が高い。この回も客演でジャニスさんと娘さんの稲子さんが出てくれました。</span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<span style="background-color: white;">コアラマンはゴールデンウイークの特別編でも大人気。子供にコアラのマーチをカツアゲされるという事件まで起きました。</span><br />
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<span style="background-color: white;"><br /></span>
★<span style="background-color: white;">第9回「世界トリ会議」(2018年 秋冬)</span><br />
<span style="background-color: white;">ひょっとしたら一番超予備っぽいかも。原点回帰。</span><br />
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<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">ミツかね堂とバナナンボもいます。</span><br />
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<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">あぼさん作のチョークアートも見所です。</span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">結構いろいろやってますね。最後なので是非観に来て欲しいです。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">さて、話は前後しますが、4月はバンドもあります。</span><br />
<span style="background-color: white;">ボッサ風なアレンジがおしゃれな男女ユニットのW2(ワンダツー)さんが活動休止だそうで、こんなイベントがあります。</span><br />
<span style="background-color: white;"><br /></span>
☆<span style="background-color: white;">「See You Later Alligator」</span><br />
<span style="background-color: white;">4月4日(木)</span><br />
<span style="background-color: white;">会場:<a href="http://catooo.iinaa.net/access.htm">かつおの遊び場</a></span><br />
<span style="background-color: white;">19時開場、19時30分スタート</span><br />
<span style="background-color: white;">料金:2000円(1ドリンク付き)</span><br />
<span style="background-color: white;">出演:W2、ルカズライオット、西原希蓉美とテアトロロマンチカ</span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<span style="background-color: white;"><br /></span>
<span style="background-color: white;">シアターシンクタンク万化のアッキーさんの企画です。来てね!</span>小松一也http://www.blogger.com/profile/13808073527694827176noreply@blogger.com0