2015年2月28日土曜日

SAKEROCK

最近ブログの視聴率が異常に低いです。さらに低くする話題を。

SAKEROCKが解散するらしい。

まだ僕が神戸にいた頃、病んで会社を休んでる時に三宮のタワーレコードに行くとSAKEROCKの「ホニャララ」がかかってた。こっちは病んでるのによ、なんでこんなに能天気なのだ???みたいな音楽。
「世間はもう、ロックを求めていないのだな」という寂しい印象と「ちょっと、面白そう」という気持ちと。
「面白そう」が勝って、CDを買った。



内容はとんでもなくよかった。
「会社員」の高速マリンバが耳に残る。あと、坂本龍一の「千のナイフ」のカバーとか、変拍子の曲とかがあって、毎日聴いてた。

SAKEROCKっていう名前はマーチンデニーの曲からとったものらしい。
元YMOの細野晴臣が気に入っているようで、CD付属のブックレットには星野源との対談が載っている。
その中で星野源が「次はコーラスものをやりたい。フォーフレッシュメンみたいな。聴いたことないんですけど。」って言ってたのを憶えてる。なんていいかげんな!感じ。でも、うまいこと間違ったものって良かったりするんですよね。

同じブックレットに小田扉の漫画「サケロック」も載ってた。実にくだらなくて面白い。「団地ともお」って後で知ったな。

そうそう、解散するみたいなので、最後のCDはみんな買おう。

2015年2月16日月曜日

月光騎士団

ムーンライダーズの特集本「Ciao! ムーンライダーズブック」をうっかり買った。

前半のメンバーのインタビューが面白かった。
プロデュースや自分のユニットをやってる人達の集まりだと思っていたが、ムーンライダーズというバンドを本当に大事に思っている。



中学生の時、「アマチュアアカデミー」というアルバムが発売されて、その特集をラジオ(坂本龍一のサウンドストリート。懐かしい!)でやるっていうので、布団に入って聴いていたが、あまりに理解不能な曲が続くので、そのまま寝てしまった。まだ子供やったのかな。



就職した後、神戸の震災の後ぐらい。
「ムーンライダーズの夜」というアルバムを買った。それ以来、だいたい買ってる。90年代から曲がわかりやすくなっていたのか、それとも自分の耳が変化したのか。



今は無期限活動休止中。一昨年、メンバーが1人亡くなっている。
でもやっぱり聴いてしまうし、持っていないディスクを買うのは楽しみ。
今日も買った「マニラマニエラ」。早く買わないとなくなってしまう。


今年はカバーもやってみようかと思っている。誰も共感してくれないだろうけど。