2017年9月17日日曜日

アンビエント

「中津SOUND EXPO」に行ってきました。場所はウルフルズが昔バイトしていたという老舗カフェ、カンテグランデです。
雨の中、さんざん迷ってギリギリにたどり着きました。なんで迷ったんやろなー。

さて、「中津SOUND EXPO」ですが、仁井さんという、最近知り合いになった若い人が主催してる、即興のアンビエント音楽をライブで聴かせるというもの。

1組目は仁井さんと風間さんのデュオ。
仁井さんはエレキギターを使い、空間系のエフェクターを使って音を重ねていく。リズムはなく、音がボワーっと鳴り続けていく。それに風間さんがパーカッションでリズムを重ねていく。
これが、なかなかいいんですよ。このコンビは前にも見たことがあるんですが、仁井さんのギターで作り上げる音空間が気持ち良いんです。変化していないようで細かい変化を次々とつけている。ギターはジャズマスターなんですが、全然ジャズマスターの音じゃないです。音だけ聴いたらギターとは絶対に思わないな。
それにリズムを重ねてくる風間さん。いい音の使い方をしているなー、と思うのですが、もうちょっと思い切りが欲しい。場面を変えたいときにどう変えたのがわかりにくい。だんだんとわかってくるときもあるし、どうしたいのかがわからないときも。部分的にはすごく上手いのに、ちょっと残念な感じがするんだな。

2組目はかつふじたまこさん。
チープな楽器やおもちゃを混ぜながらの鍵盤ハーモニカ演奏。それに詩の朗読も加わる。一人で全部やるんですが、これがすごかった。
鍵盤ハーモニカの音にキレがあるし、他の鳴り物を入れるタイミングや、放すタイミングが素晴らしくよかった。楽器の演奏力はこの3人のなかではずばぬけているかな。
それに詩の内容と選ぶ音が完全にリンクしている。複雑な感情を音で表すのに完全に成功していた。別の場面との対比もバッチリ。ちゃんと空気を作っていけるんですねえ。前に見たときも良かったけど、もの凄く進化してる。

途中30分の休憩があって、その後、風間さん、仁井さん、たまちゃんの順で10分ぐらいづつやって、最後に3人の合奏。合奏の始まりはたまちゃんの鍵盤ハーモニカ。一瞬で空気を変えた。
それに2人が加わっていく。ぞくぞくするねえ。
中国武術の演舞の木石さんも加わり、不思議な世界が展開されていった。

木石さんは酔拳っぽい感じでやってて、最後ちょっと前に突然激しく動き出した。これ、ちょっと音楽と合わないかなー、と思った瞬間、パーカッションの風間さんが何かに憑かれたように太鼓を叩きだした。
シンバルを絡めながら、完全に木石さんの動きと合ってる!
もうさっきとは別人。風間さんの演奏はこんな瞬間を観たかったんですよ。ほんと嬉しかったねえ。

素晴らしいライブでした。
ライブに来るお客さんだけではないので、客席はちょっとザワザワしてたのが残念かな。この3人の演奏はもっと静かなところで聴きたいね。
でも、自分の演奏で客席をシーンとさせたらゾクゾクッとするやろな。そんな場面がいくつかありました。

いい1日になりました。ありがとう。


2017年9月8日金曜日

東京

あー。9月ですねえ。「ああ早くー、9月にーなればー♪」って毎年思ってました。小田和正的にな。今年は早かったなー。

8月最後に尼崎toraで、西原希蓉美さんの伴奏しました。なかなか出来は良かったように思いますが、他の出演者が全員仲良くて、僕らだけ浮いてたかな。でも、お前らには負けてへんぞ!的にオープニングで演奏できたと思います。僕ら目当てのお客さんもいっぱい来てくれて幸せでした。ありがとうございます。

9月入ると、すぐに「おはなしえん」。
今回は受けましたねー。客席の笑い声とツッコミが激しすぎて、セリフの聞こえないところがあって、ギターを切るところを間違えたりしました。7月の時はおとなしかったのに9月になってちょっと涼しくなったら、こんなに元気になるんかー。
ていうか、今回のお芝居の破壊力が凄まじいな。ミツルギさんの目測が全部当たってたってことか。すごいです。



そのミツルギさんが座長を務める、劇団超人予備校の東京公演についていきます。開演前にバナナンボの演奏をやらせてくれることになりました!大阪公演ではやらなかった曲も数曲入れる予定です。
お芝居の方はほんとに面白いですよ。じんわり楽しめます。自分が知らずになかったことにしていた熱い思いをもう一度思い出させてくれます。
ほんとに多くの人に観て欲しいお芝居です。
東京方面の人、こんなチャンスは滅多にないですよ。観に来てくださーい!
 

超人予備校東京公演
「木の葉オン・ザ・ヘッド」

【作・演出】魔人ハンターミツルギ
【日時】2017年
9 月22 日 (金) 19:30★
9 月23 日 (土・祝) 13:00☆ / 17:00
9 月24 日 (日) 12:00 / 16:00
★…ゲスト・中西理氏(演劇舞踏批評)と魔人ハンターミツルギによる
    アフタートークあり
☆…出演者によるアフタートークあり
※各回開演15分前より、アコースティックユニット「バナナンボ」による生演奏を
   お楽しみください
受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。
全席自由。受付開始より 入場整理券を発行します。
未就学児の入場はご遠慮願います。
【会場】シアターグリーン BASE THEATER
〔劇場問合せ先〕
住   所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-20-4
電   話:03-3983-0644
【チケット料金】
  [一般] 前売 2800 円/当日 3000 円
  [割引] U-22(22歳以下):1500 円
高校生:1000 円/小中学生:500 円
(U-22は年齢を証明するもの、中高生は学生証を提示要。)
リピーター割引:1500 円 (半券提示要)


2017年8月25日金曜日

LIBRO DE ARENA

「LIBRO DE ARENA」@かつおの遊び場、終了しました。
来ていただいた皆様、ありがとうございました。

小さいライブハウスと聞いてたけど、ちょうどいい感じの広さ。狭すぎる感じはしないな。ちゃんと飲み物を置くテーブルもあるし。

今回はほんとに面白いライブでした。

まずは主催のルカズライオット。
高橋明文さんと西村陽子さんのコンビ。でもエレキギターとドラムなんで、バンドの音っぽく聞こえる。二人ともいい感じに演奏してました。
高橋明文さんはギターが上手い。いい音出してたなー。うらやましい。


2番目は小永井コーキさん。
最近お父さんになられたそうで、おめでとうございます。
この人、見たことあるなーと思ってたら、今年、「エリーの晩餐祭」に出てた人や!
「壺を持つ女」「うどん屋の歌」とか面白い歌ばかり。
俳優さんってやっぱり歌詞が明確に聞こえる。ので、ちゃんと笑いたいところで笑えるのです。


最後は西原希蓉美さんと僕。
今回は西原さん超多忙のため、練習ができなかった。当日の昼に曲決めのために1時間やっただけ。なのに素晴らしいパフォーマンスでした。あ、西原さんが、ですよ。
やっぱり伝えたいものを持っているんですね。MCではなかなか伝えにくいことを歌では見事に伝えているんじゃないかな。ま、身内びいきかもしれませんけど。


次は27日に尼崎toraでやりますよ。お楽しみに。

あ、そうそう、「LIBRO DE ARENA」ってホルヘ・ルイス・ボルヘスが書いた「砂の本」っていう小説なんだって。知らなかった。

*******************************
8月27日(日)
ニワトリの唱×尼崎tora共同企画「アフレダス9」
場所:LIVESPACE tora
OPEN:18時/START:18時30分
予約:2000円/当日:2500円(+1ドリンク代500円)

2017年8月17日木曜日

ギタリストの肖像

CDを売りに行った。飲み会が続くので仕方がないな。
(こういうのは日本文学的で、結構、自分でかっこいいなーと思ってるのですが。。。そんなことないか。。。)
クラシック中心に売れるCDがないかなーと探してみた。
ない。
でも、かなり聴いてないものの中で探そうと思ったら結構あった。27タイトル。
最近できたディスクユニオン大阪店に行く。ちょっと待たされたけど、いい感じの査定。
気分良くしてCDを買ってしまう。あー、そんなつもりじゃなかったのになー。

ジョン・スコフィールド「ギタリストの肖像」(Time on my hands)

これ、大学生になったぐらいのときかな。発売されたの。欲しかったんですよ。
当時はジョンスコ聞いたことなかったから無性に欲しかったんですが、今まで聞かずじまい。

買ってみたら、これこそジョンスコっていう感じの曲ばかり。案外知ってる曲もある。というかジョンスコ得意のフレーズがいっぱい、ってことなんかな。
90年代の感じが、やっぱりする。日本ポップス界の能天気な感じ(ドリカムとかやけど、多くは語るまい。。。)とはちょっと違うけれど、シリアスな曲にも、どこかに「なんとかなるよ的」な明るい部分を聴いてしまう。それだけ脳がバブル的空気にやられてたのかな。

ジャズっていうのは時代を超えて残ってるように思うけど、やっぱり今の音に刷新されてるんやなー、って改めて思った。
このCDが悪いわけじゃなくて、いやむしろ90年代のこの感じは好きなんですね。
生活もうまくいってたわけじゃないけど、会社員としても「これからやるで!」感があって、お金も入ってきてた時代やし。
このディスクは聴いてなかったけど、そのときの空気感を思い出すね
同時に「あんまり向いてる仕事じゃないな」感も思い出すけど(笑)

そんなのをひっくるめて、懐かしくもほろ苦い感じ。いや、ちょっとちゃうな。ほろ苦くはなくて、結構苦い。
でも、エロ的要素はあまりないのであります。

そんな個人的感想とは裏腹に、このディスクは素晴らしいものですよ。
この前のHUDSONと同じく、ドラムがジャック・ディジョネットってとこも購買意欲を高めましたね。
うん、こんなジョンスコを聴いてみたかった、って感じです。日本盤のオビにも書いていたはずやけど。

やっぱりジョンスコはかっこいい。

2017年8月15日火曜日

HUDSON

CDをあんまり買わなくなったけど、CD屋にはよくいく。なぜかって、最近流行ってるものをチェックしにいくのですよ。でもアイドルとか若いバンドとかには興味がないので見てない。ロックやレゲエやテクノ、ジャズの新譜とかをチェックする。最近は再発売ものばっかりで、ほんとうの新譜は地味な感じがするな。

最近気になってるのはQuantic。ウィル・ホランドというイギリス人でコロンビアに住んでるらしい。QuanticとかFlowering INFERNOとかのユニット名でレコードを出している。去年リリースされた、Flowering INFERNO 「1000Watts」はレゲエものだった。録音がちょっと聞くと70年代風に聴こえる。今年はニディア・ゴンゴラと一緒にだした「Curao」がいいらしい。といっても買ってない。お金がないからな。

でも、ジャック・ディジョネットの新譜「HUDSON」は買ってしまったよ。迷いに迷った末に。

メンバーがすごい。ドラムがジャック・ディジョネット、キーボードがジョン・メデスキ、ベースがラリー・グレナディア(この人だけ知らなかった)、ギターはジョン・スコフィールド。

ジャック・ディジョネット、ジョン・スコフィールドといえば、マイルスバンドに居た人ですね。オープニング曲の「HUDSON」は70年代のマイルス・デイヴィスの感じがする。ちゃんとしたテーマもなく、誰かがソロを取るでもなく、4人の絡み合いを録音したような。この緊迫感、すごいなー。これ聴いちゃうとうっかり買ってしまうんですよね。
この曲だけでなく他の曲もいい。カバー曲が多いんですが、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、ジミヘン、ザ・バンドというジャズでやっても面白くなさそうな曲がカッコよく聴こえる。
ジャック・ディジョネットの作った「SONG FOR WORLD FORGIVENESS」がこのメンバーらしくない爽やかな感じがして、でもすごくいい。
歌物が2曲、なんとメンバーが歌ってる。最後の曲はちょっと不思議な感じ。民族的っていうか。
久しぶりにいいジャズアルバムでした。

あと、ラリーパパ&カーネギーママが、YouTubeで聞いていいなーと思った。名前は知ってたけど、積極的に聴こうと思ってなかった。たまたま1曲聴いてみたら、これがよかった。アメリカのフォークとかルーツミュージックの感じがする。いいバンドです。

2017年8月6日日曜日

探偵と浴衣と音楽と

十一十三さんの企画している「スナック芝居シリーズ 探偵と浴衣と音楽と」北新地グリーンフォークにて。
客として行くつもりだったのですが、急遽、西原希蓉美さんの伴奏をすることになりまして、16時からの回だけ出演させてもらいました。最近ついてるよ、ほんま。

3部構成になっていて、はじめは西川滋夫さん(通称、シゲさん)主演の映像鑑賞。チープな設定でも全編ロケ(in 神戸空港)の15分ほどの映像作品。十一さんが監督したらしい。十一さんもシゲさんも僕は「初めまして」だったけど、十分面白い。
シゲさんは自分で会社をやってて、またシンガーソングライターでもある。休憩時間にいろいろ歌ってくれた。なかなか、フォーク風な曲を歌っていていい感じ。ライブやったらいいのに。

2番目は、お芝居。
希蓉美さんがスナックの店員で、ママが不在のときに、十一さん扮するゴロー探偵がやってくるという設定。途中で心理クイズコーナーなどもあって、お客さんと一緒に楽しめる内容だった。僕らが10代の頃にやってたテレビ番組のネタもいっぱい盛り込まれていて面白かった。十一さんのお芝居はまた観てみたいな。劇場でやる、でも少し軽めのやつとか。

3番目は、希蓉美さんの歌。
セットリストは以下のとおり。

1、アカシアの雨がやむ時
2、プカプカ
3、手ぶくろ
4、イタミ

絶対に受けるなー、っていう鉄板の選曲ですね。今回は僕は選曲に関わってません。
僕が伴奏をするようになって一番出来が良かったですね。あ、歌が、ですよ。
僕のギターはいろいろ考えていったり、エレキ化したりしていったけど、ミスが目立ってちょっと良くなかったかなと反省。

まあ、これからだわね。8月後半のライブが楽しみ。観に来てくださーい!

*******************************
8月24日(木)
EL LIBRO DE ARENA
場所:かつおの遊び場
OPEN:19時/START:19時半
入場料:2000円(1ドリンク込み)

8月27日(日)
ニワトリの唱×尼崎tora共同企画「アフレダス9」
場所:LIVESPACE tora
OPEN:18時/START:18時30分
予約:2000円/当日:2500円(+1ドリンク代500円)





2017年8月1日火曜日

バンジョー

なんともう8月ですね。昨日は終わる7月を惜しみながら、ババロワーズのさかいしんごちゃんがやってるPubばあでとんちピクルスさんのビデオ鑑賞。とんちさんのように全国で呼んでもらえるようになりたいなー。
そうそう、それと、Pubばあ、みんな行ってあげてね。

それにしても暑い。暑すぎて、新兵器を導入しようとする自分の欲望を抑制する脳の器官が少し緩くなったようです。バンジョーを買ってしまいました。


前から欲しいと思ってのですが、ちゃんとしたバンジョーを梅田のナカイ楽器で一度、試奏させてもらったことがありました。

「重すぎる」。

そう、バンジョーって重いんです。普通のモデルを買うと7kgほどあるそうです。それにハードケースつけたら持ち運びできへんやんか!
家で弾くだけやったらいらんわー。って思ってたんですが、たまたま別の楽器屋にあったオープンバック(バンジョーは後ろに木の円盤、リゾネーターが装着されてあって、それが音をでかくするのですが、オープンバックはそれがついていない)のやつ、トーンリングもアルミっぽいやつが軽くて、おまけに音も軽くて(あんまりよくないか。。。)、エピフォンが作ってる。これは買っとかなあかんかなー、って思ったのでした。

で、試奏させてもらって、ちょっと弦高は高めやなーと思いつつも、まあまあ弾けるので買いました。細部の作りも荒くバッタもん感がすごくあります。「おはなしえん」で使うにはもってこいやなー。

音がでかい。
でも、こんだけ音でかかったらマイクいらんなー。夜は弾けへんけど。

2017年7月23日日曜日

夏は暑いなあ

「おはなしえん」夏編の1回目、無事終了しました。
うだるような暑さの中、来ていただいたみなさま、ありがとうございました。

やっぱり夏の動物園は人が少ないですね。
動物もだいたい寝ております。
太陽の殺意を感じたので、ビラ配りも日陰に逃げ込みました。

今回はおはなしえん史上最少人数、最高平均年齢で行いました。

 会場設営後、ぐったりするおっさん達。

あぼさんがお休みなので、今回のチョークアートは手伝いに来てくれた美香Lさん。頼りになります。いつもありがとうございます。


平均年齢高めですが、おはなしえん史上、最高にバカバカしい内容です。必見です!
こんな「おはなしえん 夏編」ですが、次は9月3日です。来てくださいね。

**************************************
さて、8月はライブ2つあります。西原希蓉美さんの伴奏です。

8月24日(木)EL LIBRO DE ARENA
場所:かつおの遊び場
OPEN:19時/START:19時半
入場料:2000円(1ドリンク込み)

8月27日(日)
場所:LIVESPACE tora
詳細未定



2017年7月20日木曜日

GIALLOライブ終了

北加賀屋のカフェバーGIALLOでの月イチライブに出してもらいました。
歌手/俳優の西原希蓉美さんの伴奏です。
そう、関西小劇場界では超有名人の西原希蓉美さんです。うらやましいでしょ。

オープニングアクト。名前を忘れてしまいましたが(ごめんなさい!)主催者の一人です。焼酎の歌がいいです。

西原希蓉美さん&僕。希蓉美さんは先週、階段から転がり落ちて負傷です。心配したお客さんがいっぱい来てくれました。
古田愛弓さん。ピアノも歌も上手い!今風のカッコイイ感じ。
最後は主催者の吉岡壱造さん。コードが進行しないソウルやファンク的な作り方。いい感じ。最近お父さんになりました。

4月から西原希蓉美さんの伴奏をしているのですが、やっぱり彼女の歌は上手いです。このレベルの人とやるのは初めてなので、今までのイメージを壊したらあかんしなー、でも僕にしかできへんこともやりたいしなー、といろいろ悩んでおります。

僕にはおなじみで、あんまりみんなが取り上げないような曲を考えますが、なかなか難しいのです。曲の良さをわかってもらうのが第一なんですが、そこがなかなか。1回目で「いい!」と言ってもらえたものは大体うまくいきます。
そんなこと考えてるうちにやりたい曲が山のように出てきてしまうのですが、どんどんマイナーな方向に。

でも、いつも感心させられるのは、1回目の練習で曲を決めて、2回目の練習では大体歌えるようになってることです。もちろん1回目もかなりの良さなんですけどね。それで、本番では完全に自分の歌い方で、完全に自分の歌にしてしまってる。流石ですね。やっぱり役者さんなんで、感情の込め方とか、場の空気の作り方とか、単に上手いだけのミュージシャンとは違うものがあるんですかね。
そういうことを考えて全体を作れるようになりたいですね。なんか出来るような気がしてきた!

8月は24日(木)かつおの遊び場、27日(日)LIVESPACE toraの予定です。
あ、その前に7月22日(土)は「おはなしえん」夏編始まります。天王寺動物園に集合してね。

「おはなしえん 夏編」
7月22日(土)13:30〜/15:30〜 天王寺動物園レクチャールーム 朗読:「ペンギンは空をめざす 第7話〜ネズミ」 お芝居:「たいけつ、げんこつ山」

2017年7月5日水曜日

ダブ

7月も「おはなしえん」やらライブやらありますんで、いろいろとやらなあかん事はあるのですが、毎年夏にやってくるこのブーム。「ダブ」に夢中です。

この前からこのブログで書いていますが、ワッキーズレーベルの「アフリカンルーツ」シリーズが素敵です。

ワッキーズのロゴです。数年前、ワッキーズのCDを買うとこのステッカーが付いてきました。僕は「かっこいいやろ!」とばかりに愛用のアンデスに貼っています。でも誰もそこに触れてくれません。お笑い芸人のワッキーとは違いますよ。

「アフリカンルーツ アクト1」は、ちょっと意外なほどの音のクリアーさに驚かされます。
シンセ音やサンプリングっぽい音もいっぱい。ワッキーズってこんなに綺麗な音だっけ?
でも、しっかりと「ダブ」なんですね。ずっと聴いていたい。

「アフリカンルーツ アクト3」は、シュガー・マイノットの「Wicked A Go Feel It」のリミックス盤らしい。

知らなかった。というか「Wicked A Go Feel It」持ってたけど売ってしまったよ。バカな僕。うう。でも、こっちのダブリミックス盤の方がいいな。飽きずに聴ける。

ダブを聴き始めたきっかけはミニマルテクノ。
ワッキーズのレコードをCDとして再発したのはベーシックチャンネルというレーベル。そのベーシックチャンネルは、ドイツのモーリッツ・フォン・オズワルドとデトロイトのマーク・エルネスタスがやってたテクノユニットだった。そのユニットはリズム&サウンド名義でジャマイカの歌手を巻き込んでレコードを製作していくことになる。演奏をダブテクノにして、ジャマイカの歌手がそれの上に歌を吹き込んでいく。

これを調べていくと、やがてドイツのPole(ステファン・ベトケ)という人を知って、そのCDも手に入れた。今から5、6年前かな。

「Pole1」「Pole2」「Pole3」という、それぞれ青、赤、黄一色に塗りつぶされたジャケットのCD。



僕が買ったのはそれらを3枚組にして黒一色のジャケットにしたものだった。
内容はレコードに針を落とした時の「プツッ」というような音とシンセの低音を混ぜて作ったミニマル作品。現代音楽のミニマルに近い。

当時、よくわからないままに聴いてて、「あー、ミニマルやなー」ってぐらいにしか思ってなかった。なぜダブの文脈で語られるのかがわからなかった。
昨日、久しぶりに聴いてたら、ダブのCDから聴こえてくる低音やリズムや空気感の神経線維だけを取り出してみました、みたいな感じに聴こえたのです。これは衝撃やったね。今まで、プツッ、プツッ、としか聴こえなかったのに、ベースとドラムの輪郭が聴こえるんです。

ああ、こういうことだったのか、と納得がいきました。

Poleもリズム&サウンドも、打ち込みなのにレゲエのリズムが感じられる。ノリのない電子音楽のはずが、熱いのにクールなダブサウンドを作っていく。

この人達、ダブが好きすぎてこんな音楽にいきついたのか。幸せやろな。
食えてなさそうやけど、うらやましいよね。

2017年7月2日日曜日

泊とEtt

泊とEttのライブがムジカジャポニカでありました。
ムジカジャポニカ11周年です。前に来た時はたしか9周年って言ってたな。もう2年経ってるのか!

ムジカジャポニカに行く前に、グランフロント地下でやってる「世界を変えたレコード展」を見ました。ポピュラーミュージックと、その記録媒体(レコード)の展示です。全体にわたってレコードジャケットを見ることができます。その反対側には年表が。そのレコードが発売された年代を確認しながら見れました。
やぱっりレコードってジャケットがいいんですよね。70年代後半の凝りまくったジャケットもありました。サンタナのジャケットで、横尾忠則デザインのやつ。
持ってた(持ってる、CDで)やつを見つけると嬉しい。かなり有名盤は買ってたんやな。
7月23日までです。もう一回行こうかな。

さてムジカジャポニカに行く前にもう一つ寄るところがあります。ディスクユニオンです。
前回のブログで書いた、ワッキーズの「アフリカンルーツ」シリーズ、ありました!
アクト1と3です。
もちろん買いましたよ。あと、アクト2も欲しい。
レゲエはやっぱりダブが面白い。

さて、やっと泊とEtt。
泊は戦前風昭和歌謡風の新曲を唄ってるユニットです。Ettは初めてだったのですが、これもギターと唄のユニット。YouTubeで見るとなかなか面白い感じ。
別々にやるのかなー、と思ってたらなんと一緒にステージが始まりました。泊の曲を2人で歌って、ギターも2人で豪華。女性歌手がいると華やかになっていいですね。Ettの曲ももちろん2人で歌っていました。

泊の山田参助さんの歌い方は独特。3つぐらいの声を使い分けてた。戦前の匂いがするんですよ。
泊の武村さんのギターがなんとナショナルギター。これ珍しいですよ。日本ではバタヤンが使ってるので有名なギターです。いい音してました。
Ettの渓さんのギターも良かったな。クラシックギターがむちゃくちゃ上手い。


今回はやっぱりEttの西本さんの良さが光ってたかな。初めて観るのでそう思ったのかもしれないけど。この感じのボーカル、好きですね。あと、鍵盤ハーモニカも良かったね。たぶん鈴木のメロディオンの一番いいやつやな。
上手い人やったらいっぱいいるけど、強烈な個性を持ちながら面白い人はなかなかいないな。泊もEttもそんな人たち。

泊もEttも、こんな音楽がほんとに好きなんですね。他のお仕事もしているみたいだけど、音楽がなくなったら消えて無くなってしまうような人たち。

とにかく、すごーく良かったのですよ。
お客さんも和気藹々としてて、初めての人ともお話できる。ムジカジャポニカっていいライブハウスなんです。

あ、今回はカレーも食べましたよ。ライブハウスの飯じゃないな。本気のチキンカレー。

美味しかった。ごちそうさまでした!

2017年6月29日木曜日

ワッキーズ

ワッキーズ。
ポンキッキーズみたいな名前ですが、ニューヨークのレゲエレーベルです。ロイド・バーンズさんが始めました。キングタビー、リーペリーみたいなプロデューサーです。

数年前、テクノを聴いていて、その関連でダブを知りました。
CDのシングル盤などによくカップリングされている、ベースとドラムが強調され、やたらエコーがかかっている、入ってたらちょっとがっかりするやつ。そう、それがダブミックスです。

このワッキーズというレーベルはダブを中心にレコードを少数枚数作っていたようです。僕が買ったのは、ベーシックチャンネルというレーベルがCDで再発していたものです。

買ったものをみてみよう。

まず、超有名盤、ホレス・アンディ「ダンスホールスタイル」。
こんなカッコいいディスク、あんまり買いませんが、ほんといいです。どの曲も前半が歌物で、後半がダブミックスになっています。ハイトーンの声がたまりませんね。「マネーマネー」「ロンリーウーマン」「スカイラーキング」などヒット曲多数です。

次は、ウエイン・ジャレット「ショウケース」。
ショウケースってことは、売り出し中ですよ、ってことなんですかね。レゲエのレコードにこのタイプが多い。1曲目が良すぎて他の曲をあんまり聴いてないけど、良盤です。これもホレス・アンディ同様、前半歌物、後半ダブです。この人もハイトーンボイス。そういえばレゲエってみんな声高いですね。

次はジュニア・デラヘア「ショウケース」。
これもショウケースですね。上2枚と同じ形式です。

ここから、ダブのみのディスクです。
ブルワッキーズオールスターズ「ダブ アンリミテッド」。

ブルワッキーズオールスターズ「レックレスルーツロッカーズ」。

ブルワッキーズオールスターズ「ブラックワールドダブ」。

これら3枚はほぼダブのみ。ジャケットも簡素。たぶん厚紙ですらないペラペラな紙の袋に入ってたんでしょうな。
ちょこっとだけボーカルものがありますが、ほとんどベースとドラムの音を延々と聴きます。買ったときは???な感じもしたけど、だんだんカッコよく思えてきます。

特に、最後の「ブラックワールドダブ」が最高にいいです。CD屋で見つけたときにはこのシブいジャケットが輝いて見えましたもんね。
今は買った自分を褒めてやりたい気分です。

まだ買えていないものもありまして、「アフリカンルーツ」シリーズが3枚出てますが、今はなかなか店頭で見ないです。


売ってるとこ知ってたら誰か教えてくだされー。あ、でも適正価格でないと買えません。