なんか、ぶらぶらしてる間に大晦日ですね。
大晦日といえば、寄席に「芝浜」を聞きにいきたいところですが、今日はびわ湖ホールで年越しコンサートです!!!
今年も働いてないみたいに思われてるけど(まあ、ぶらぶらしてたのですが。。。)、演奏会のお手伝いをしたり、リュート弾いたり、バナナ部というユニットで朗読の音楽をしたり、忘年会でのロビー演奏なんかしてました。
来年はバナナ部単独演奏の機会を増やしたいなー。
絶賛編曲中ですが、楽器が変わるとなかなかイメージ通りにならないですねー。
そうそう、昨日、NHK FMで我らがバナナ部のヒーロー、「栗コーダーカルテット」の20周年記念番組をやってました。栗コーダーのメンバーって90年代にチンドンやクレツマーなどジャズ界の変な人達がやってた「コンポステラ」というグループと近い位置にあるんですね。チューバの関島岳郎さんなんか、そのメンバーでした。同じくメンバーであった中尾勘二さんとともに、僕の買ってるCDに大体からんでます。
さて、ヒーローといえば、舞道ダンスシアターの忘年会でアベノンジャーズ(※)から一足早い「お年玉」を頂きました!
ありがとう、アベノンジャーズ!!!
※アベンジャーズとは最強ヒーローによるドリームチームのことを言う。アベノンジャーズとは自称ヒーロー達の中でも12月14日の18時半にあべのに集合できるドリームじゃないチームのことを言う。(魔人ハンターミツルギ氏ブログより)
ときは21世紀。しかし400年ほど前の音楽を愛する人達がいます。今のクラシック音楽の祖先であり、生命感にあふれ生き生きとしていた頃の音楽。それにからめて演劇や美術や面白いものを書いていきたいと思います。
2014年12月31日水曜日
2014年12月6日土曜日
権力のはなし
なんか、ブログの閲覧件数、少ないなあ。
結構、良いこと言ってるんやけどね。
もっと少なくさせるために、「精神分裂病」とか「権力」の話。写真もないよ。
最近、ジル・ドゥルーズの本を読んでいる。これは僕が就職したての時とその後ぐらい(90年代中頃)にニューアカデミズム(浅田彰、中沢新一など)の人の本を読み、その源流は何かと調べたら!これがまたジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの狂著、いや共著の「アンチ・オイディプス」「千のプラトー」(「千の風になって」とはいっさい関係ありません。)。この2冊、買ったのはいいけど(どちらも7千円ほどしました。。。)全然読めませんでした。。。
それを、ここ最近、ちょろちょろとほじくり返しているわけですわ。
で、読んだ(読んでいる)のが「ディアローグ」「記号と事件」「フーコー」。この辺は、対談形式になっているものもあって読みやすい。「記号と事件」が一番読みやすかったな。ディアローグは対談と見せかけて全然対談形式でないので「うわー。。。」って思うけど、案外読める。「フーコー」は今読んでるけど、先の2冊を読んだ後なのでなんとなく読めてる。
「アンチ・オイディプス」「千のプラトー」は「資本主義と分裂症」という副題がついてる。自分たちが資本主義(社会主義よりいけてると思うなかれ!)の社会にいて、統合失調症にもなってない、よかったな、と思うなよ!
現在の病気、鬱病、躁鬱病、統合失調症(精神分裂病)は現代であるからこそ、の病気なのですな。精神分裂病の症状、いや、頭で本当に考えてること、を資本主義と絡めて考えていってるのがこの著者達なのです。
書いてあることは抽象的に見えるけど、それを今勤めてる会社の今働いてるところに置き換えてみることは可能です。ほとんどの人が「そやそや!」って思うでしょう。
今の世界は「管理」社会なので、隣の人が、「こいつ、こんなことやってたで!」と上司にたれ込む。またそれをその上の上司に訴える一般社員。当然、言われた方も、「そんなことない!」という。力と力のぶつかり合い。上からの権力の行使ではなくて、まわりにある力との戦争を行っているのです。
この本達は、そういう観点で物をみているなー、というのが、今の感想です。
ちょっと前まで自分が体験してた上からの理不尽な権力と思っていたものは、上からではなくて隣からなのです。これは、よく聞いていた共産主義社会の嫌なところと似てませんか?いや、そっくりですね。
なんか、人間の嫌なところが噴出したと思われてる「共産主義」も、思った事はなんでもできると思われてる「資本主義」も、比べるところではないかもしれませんが、どっちも壁にぶち当たっています。その間を、するするーとすり抜けていく考えが必要ですね。
僕は今、働かないことでそれを試しています。が、そんなんずっと続くわけないんで、なんか他の逃走線を引かなあかんなー、という今日この頃です。(70年代フォーク調に、いやらしく、自嘲的に、閉めてみました。)
結構、良いこと言ってるんやけどね。
もっと少なくさせるために、「精神分裂病」とか「権力」の話。写真もないよ。
最近、ジル・ドゥルーズの本を読んでいる。これは僕が就職したての時とその後ぐらい(90年代中頃)にニューアカデミズム(浅田彰、中沢新一など)の人の本を読み、その源流は何かと調べたら!これがまたジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの狂著、いや共著の「アンチ・オイディプス」「千のプラトー」(「千の風になって」とはいっさい関係ありません。)。この2冊、買ったのはいいけど(どちらも7千円ほどしました。。。)全然読めませんでした。。。
それを、ここ最近、ちょろちょろとほじくり返しているわけですわ。
で、読んだ(読んでいる)のが「ディアローグ」「記号と事件」「フーコー」。この辺は、対談形式になっているものもあって読みやすい。「記号と事件」が一番読みやすかったな。ディアローグは対談と見せかけて全然対談形式でないので「うわー。。。」って思うけど、案外読める。「フーコー」は今読んでるけど、先の2冊を読んだ後なのでなんとなく読めてる。
「アンチ・オイディプス」「千のプラトー」は「資本主義と分裂症」という副題がついてる。自分たちが資本主義(社会主義よりいけてると思うなかれ!)の社会にいて、統合失調症にもなってない、よかったな、と思うなよ!
現在の病気、鬱病、躁鬱病、統合失調症(精神分裂病)は現代であるからこそ、の病気なのですな。精神分裂病の症状、いや、頭で本当に考えてること、を資本主義と絡めて考えていってるのがこの著者達なのです。
書いてあることは抽象的に見えるけど、それを今勤めてる会社の今働いてるところに置き換えてみることは可能です。ほとんどの人が「そやそや!」って思うでしょう。
今の世界は「管理」社会なので、隣の人が、「こいつ、こんなことやってたで!」と上司にたれ込む。またそれをその上の上司に訴える一般社員。当然、言われた方も、「そんなことない!」という。力と力のぶつかり合い。上からの権力の行使ではなくて、まわりにある力との戦争を行っているのです。
この本達は、そういう観点で物をみているなー、というのが、今の感想です。
ちょっと前まで自分が体験してた上からの理不尽な権力と思っていたものは、上からではなくて隣からなのです。これは、よく聞いていた共産主義社会の嫌なところと似てませんか?いや、そっくりですね。
なんか、人間の嫌なところが噴出したと思われてる「共産主義」も、思った事はなんでもできると思われてる「資本主義」も、比べるところではないかもしれませんが、どっちも壁にぶち当たっています。その間を、するするーとすり抜けていく考えが必要ですね。
僕は今、働かないことでそれを試しています。が、そんなんずっと続くわけないんで、なんか他の逃走線を引かなあかんなー、という今日この頃です。(70年代フォーク調に、いやらしく、自嘲的に、閉めてみました。)
2014年12月4日木曜日
12月の演奏会(その2)
演奏会その2。
「知られざるヴェネツィアの天才、リガッティの世界」
12月19日(金)18:30開場、19:00開演
前売:3500円 当日:4000円 学生:1500円
プリンチピ友の会会員:3000円
場所:京都文化博物館 別館ホール
プリンチピ・ヴェネツィアーニの、毎年恒例12月の自主企画です。
今回取り上げる作曲家はアントニオ・リガッティ。「誰???」って思いますよねー。僕も知りません。巨匠モンテヴェルディの合唱団にいた歌手で35歳で亡くなってる。
CDを買って予習しとこうと思ってもディスクが見つからない。ナクソスのホームページに紹介されているのですがAmazonでも手に入らないようで困ってます。
これは聴きに行くしかないぞ!
っということでご予約お待ちしています!
「知られざるヴェネツィアの天才、リガッティの世界」
12月19日(金)18:30開場、19:00開演
前売:3500円 当日:4000円 学生:1500円
プリンチピ友の会会員:3000円
場所:京都文化博物館 別館ホール
プリンチピ・ヴェネツィアーニの、毎年恒例12月の自主企画です。
今回取り上げる作曲家はアントニオ・リガッティ。「誰???」って思いますよねー。僕も知りません。巨匠モンテヴェルディの合唱団にいた歌手で35歳で亡くなってる。
CDを買って予習しとこうと思ってもディスクが見つからない。ナクソスのホームページに紹介されているのですがAmazonでも手に入らないようで困ってます。
これは聴きに行くしかないぞ!
っということでご予約お待ちしています!
予約は小松まで。
メール:cphmn700@hct.zaq.ne.jp 、 TEL:090-3726-8743
12月の演奏会(その1)
今年もあと1ヶ月。演奏会ラッシュです。
「英国とケルト」
12月10日(水)18:30開場、19:00開演
予約:3000円、当日:3500円
場所:日本聖公会川口基督教会
「英国とケルト」
12月10日(水)18:30開場、19:00開演
予約:3000円、当日:3500円
場所:日本聖公会川口基督教会
イギリス古楽のスペシャリスト、佐野健二さんのリュートと平井満美子さんの歌が聴けますよ。
それとアイリッシュの吉田さんのコンサーティーナ、笠村さんのフィドルも!
バリトンの今泉さんの音楽生活の中心となっている古楽とケルト音楽を両方やっちゃおう!という企画です。絶対面白いですよ。
予約は小松まで。
メール:cphmn700@hct.zaq.ne.jp 、 TEL:090-3726-8743
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