あけましておめでとうございまする。
あ、もう年が明けてだいぶ経つのですね。ようやっと重い腰を上げたところです。
といっても年始からよく飲みに行ってます。
3日は木津市場の「はっとりあん」で宴会。5日は去年に「物語の、うつわ」に出た人の宴会、7日は劇団超人予備校の「あしたは全力モンキー」の精算会&新年会。
もう、飲みすぎるわー。といいながら、今年はすでに2日も休肝日があったのですよ。飲みすぎた次の日は飲まないってことなんですよね。
久しぶりにCDを買いに行ってきました。
で、ゲットしたものは、
ロンドン中世アンサンブル「オケゲム世俗音楽全集」
(ディレクター:ピーター・デイヴィス/ティモシー・デイヴィス)
1981年録音。
このグループ、だいぶ前にデュファイの世俗音楽全集(5枚組)を買って、非常に良かったのです。
オケゲムはデュファイより10年後輩。どちらも15世紀の初期ルネサンスを代表する作曲家。15世紀から16世紀にかけてのルネサンス音楽は、まだ調性らしきものも出て来ないし、僕らがよく聴いているダウランドなどの時代の音楽とは違う。
ダウランド時代の音楽は楽譜を見るとなんとなく読めるが、この時代のは楽譜も読みにくい。というか、ちょっと勉強しないと読めないところが多い。
聴いた感じでは違和感はないけど、音楽的な習慣は全然違うんですね。
しかし、この「ロンドン中世アンサンブル」というグループ、ディレクターのピーター・デイヴィス/ティモシー・デイヴィス兄弟って知らんかったんやけど、今どうしてるのかな?全然名前を見ない。メンバーには今活躍している人の名前を見かけるのに。
過去の人になってしまっているのか?
録音を聴くかぎりでは、もっと聴きたい、と思わせるものばかりなのに。
オケゲムといえば、昔よく聴いた「レクイエム」(アンサンブル・オルガヌム)が有名盤ですね。
アンサンブル・オルガヌムはマルセル・ペレス率いるフランスの合唱グループ。誰でも知っているものには興味はないらしく、10世紀より前の聖歌をほじくり出して来て録音している。基本、男性歌手だけです。高い声部に少年を起用している。
このグループで有名なのはこの盤と、アンサンブル・クレマンジャヌカンと一緒に録音したジョスカンのミサ曲。キワモノの2グループが録音したことで有名です。
ロンドン中世アンサンブルと比べると個性的すぎますが、こちらも好きですね。
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