2014年5月20日火曜日

おんがく

このまえライブしました。ぼくはリュートというがっきをひきました。

いっしょにえんそうしてくれたひとはクロエさんというひとです。

7げんバスギターをへんそくチューニングでひきながらうたったり、がっきだけやったり、ちょっとふつうとちがうひと。

ぎじゅつてきなことはやってない。でも、なにをいいたいかがわかる。

そういうひとをすごいなーとおもったり、それがただしいおんがくのやりかたやな、とおもったり。

いまのおんがくキョウイクはなにかおかしいね。

 




2014年5月15日木曜日

フリー

大学に入学したころ、同じクラブの友人が好きでよく聴いていたパットメセニー。
僕もテープにダビングさせてもらってよく聴いていた「LETTER FROM HOME」を、先日やっと購入。90年代に入る前の、悩みも何もないゆったりした感じ。今、聴いてどうかな?と思いつつ買ったけど、まあ、いい感じ。メセニーグループらしい軽やかさに、ブラジル的な声が入っていて爽やか。5月に合うかな。



 そういえばパットメセニーってフリージャズ好きやんな、と思い返して、探してみると、ありました。パットメセニーとオーネットコールマンの共作「SONG X」。
変態フレーズの応酬が続くが、結構聴きやすい。パットメセニーは何調かわからない12音技法っぽいフレーズやけど、ギターという丸い音の特性か、嫌な感じはしない。
でも、ここで聴くオーネットコールマンのサックスはなんてわかりやすいんやろう!と思わせてくれるぐらいメロディアス。フリージャズって実は聴きやすいのかな。


でも、何からフリー(自由)なんやろう?

2014年5月5日月曜日

聖母マリアの夕べの祈り

京都バッハカントライ×プリンチピ・ヴェネツィアーニの「聖母マリアの夕べの祈り」を聴いてきました。場所は京都コンサートホール(小ホール)。

リハーサルから聴いていたのだが、まずオルガンの調律を間違っていて、ほとんどリハーサルが出来ない。大丈夫なのか???といきなり不安にさせる展開。ぎりぎり本番に間に合いホッとする。

本番の出来は正直厳しいものがあった。しかし、この曲をアマチュアがやるという事はすごいことなのではないか。聞いたところによると2年前から準備していたそうだ。
プロでもなかなか手を出せない17世紀を代表する大曲である。今回はちゃんと合わすことぐらいしか出来なかったと思う。これからこの時代の音楽も勉強していって、プロ、アマチュア関係なくやれるようになっていくのだろう。プロの人(器楽奏者)は今回のようにしっかりバックアップしていってほしい。そういう意味で今回の演奏会は大変、価値のあるものになったと思う。

次回は期待できるかな。
ちなみにプリンチピベネツィアーニでレッスンをしているので、みんなで勉強しよう!
↓↓↓
http://principivenetiani.blogspot.jp


2014年5月3日土曜日

De Visee

佐藤豊彦さんのCD「DE VISEE」購入。
11コースのオリジナルリュート(!)、グライフで全曲弾いてる。弦もガット弦ですね。結構ノイズの多い事に驚くと同時に、それが心地よく感じる。

昔やったら、この演奏は好きになれへんかったやろな。でも歳をとったからか、この手の音楽をいろいろ聴き込んだからか、素晴らしすぎる!
DE VISEE(ド・ヴィゼー)は他の奏者の録音もよく出てるけど、これは全然違う。他の奏者のはもっとメランコリックだったり、優美さを強調してたりするけど、これは本当にこの音楽を楽しんでる感じ。ゆっくり、とつとつと語る1人芝居を観てるみたい。

日本人で世界的奏者になってる人って結構いますね。僕の師匠もそうやし。

これは買う価値あり、ですよ。