今日(9月6日)、大阪新福島のカレー屋さん「ぱんにゃ」の2階にある「喫茶さばのゆ温泉」さん、最終日でした。月2回ほどしか営業していなかったので、なかなか毎月は行けないレアなカフェ。
去年の5月にクロエさんに誘ってもらって、リュートのライブをしました。閉店は残念。
今日は、17時からマイセス(クロエさんと矢野一希さんのデュオ)のライブ。
これは行っとかな。
マイセスを聴くのは初めて。というか矢野一希さんを聴くのが初めて。
矢野さんのソロで始まった。
思ってたより、声もギターの音も小さい。でも、すぐに慣れて、この音の小さいところが良さやな、と思えるいいライブでした。何を歌っているか歌詞がはっきり聞き取れるし、ギターのコード進行感もちゃんと聞こえる。おしゃれなコードを弾きつつも、今、よくあるような感動に持っていくような歌ではなくて、日頃の雑感を歌にしたような、とても好感の持てるものでした。
次のステージはクロエさん。
いつもの7弦バスギターを器用に操りつつ、ギターソロや弾き語りをする。
クロエさんの歌は、歌詞は聞き取りづらいところがあるが、歌詞はあまり重要ではなく、その場の空気感がいい。
今日はベースがいるのか?と思わせるほどベースラインを強調していて、その上に和音やメロディを乗せていくやり方がすごくわかる。音楽の基本ですよ。クラシックの人に聴かせてやりたいね。ベースラインも単純なものでなく頻繁に動き、コードを変え、でもおだやかな感じを作り出していた。
休憩を挟んで、マイセス。
これは、ほんとに「来て良かった!」と思わせるものでした。
二人ともきっちり練習するタイプではない。矢野さんの歌にクロエさんの絶妙な合いの手が入る。歌もハモって気持ちいい。この二人、相性ピッタリやな。
今日が誕生日のお客様が登場し、ゴミ箱ベースの人(なんていう人か忘れたが、すごく良かった)の「高野山」という曲の後、「ハッピーバースデー」。
そして、彼女のために残しておいた1曲を演奏。
最後は「喫茶さばのゆ温泉」の店主のためにみんなで歌った。
いいライブだった。
こんなあたたかい場所を提供してくれたさばのゆ店主の桑原さん、お疲れさまでした。
また、どこかでこんな場所を作ってください。
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