「偉大なる復活」といえばボブ・ディランですが、古楽のCDよりボブ・ディランをよく聴いているワタシです。
そういえばもうすぐボブ・ディラン来日、大阪でもコンサートがあるようです。でも高すぎるんですなー。なんとかなりませんか?
で、そんなモヤモヤを払拭しようとボブ・ディランの「偉大なる復活」というアルバム、ライブ盤で2枚組、購入。1974年のコンサートツアーの模様を収めたもの。
1966年のバイク事故後、デビューからの活躍が嘘のように影を潜め、また迷走していたディランでしたが、このライブ盤で完全復活!ということだったようです。当時人気のあったザ・バンドをバックバンドに従えて、かなり元気です。
なんと、内容の1/3はザ・バンドのみの演奏も聴けるという超お得盤。
「I shall released」「Old Dixie Down」「The Weight」などが聴けます。
ライブ盤ではスタジオ録音盤とは歌い方が全く違いますねー。ジョン・レノンが「ボブ・ディランは歌い方が最高だ!」と言ったとおり、歌い方が面白いのですよ。あまりに変わりすぎて「何ていう曲やったかな???」ってなります。有名曲でも、です。「Like A Rolling Stone」もイントロから違う。
そうそう、ブートレグシリーズでこの曲(Like A Rolling Stone)のバージョン違いが入ってるってのでラジオでかかってたのを聴いたんですが、なんと3拍子バージョンとかがある!シングルカットされたバージョンはたまたまそうなっただけであって、本当は全然どうなるかわからなかったらしい。
この後に発売されるライブ盤、前回の復活から一転、「激しい雨」。
1曲目から何の曲か全くわかりませんが、狂気を感じます。歌詞を聞いてやっと「マギーズファーム」だとわかります。それに、表題曲「激しい雨」は収録されていません。
「マギーの農場ではもう働かへんわ!」っていう激しい叫びはメロディーすら変えてしまいます。3年前、会社を辞めたことを思い出しますね。でもディランは会社勤めはしていません。たぶん。
いやー、ボブ・ディランのライブ盤、いいですね。
どっちも名盤やけど、僕は「激しい雨」の方が好きかな。もう狂ってるとしか思えないボブ・ディランが聴けますよ。
だから聴きにいきたいんやけどなー。なんとかなりませんか?
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