年末、本屋をひやかしていると、ある本に目がいった。ちくま文庫から「月刊佐藤純子」という本が発売されている。平積みされているよ。そんなに売れているのか?
手に取って見てみた。漫画だ。
なあんだ。漫画か。と思ってそのときは平積みに戻した。
それから本屋には何度も行ったが、そのときは忘れているが、平積みされているのを見つけると、また手に取ってみる。なんだかどこかで見たような絵であるけど、思い出せない。なんか気になるな。
で、買ってみた。帰りに少し読んでみる。内容は変わったとこもなく日常をそのまま描いている。でも、なんだろう?何回も見たくなる。なぜか昭和感の漂う絵。上手くはなさそうだが、動きは確実にとらえてる。それに、ユルい。
作者の佐藤ジュンコさんは元は大手の本屋に勤めてた。今はイラストレーター。年賀状の返事の代わりに漫画を描いて友人知人に押し渡しするようになり、なんと出版されることに。初版はもう売り切れ。去年からは筑摩書房で文庫化されて、大多数の人の目にふれるようになったらしい。
ネットでも、みんなのミシマガジンの「女のひとり飯」連載中。
ちょっといろいろ読んでみるよ。
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