とらのあな杮落とし企画「狂夏の市場 × 怪獣市場」の10月公演「炯々の夏」上映会に呼んでもらいまして、ミニライブをしてきましたよ。最近おなじみの西原希蓉美さんの伴奏です。
「とらのあな」は近くの尼崎toraというライブハウスに出るときに控え室として使ってた場所。尼崎の三和市場にあります。
この場所っていいなーと思うのは、三和商店街の人達のバックアップがしっかりしてるな、ということです。いつも上手くいってるかどうかを気にかけてくれていて、すごくフレンドリーに接してくれます。
「狂夏の市場」とは仏団観音びらき(劇団です)に所属している岩切千穂さんの一人ユニット。関西小劇場の売れっ子の俳優さんを招いて、毎月公演を「とらのあな」でやっています。なかなか気合入っていますよ。毎月するなんて。僕は7月の「鳥女」を観たのですが、かなりの面白さ。定員30人の2回公演ですが毎回満席になるぐらい。
で、今回は映画「炯々の夏」上映会。いつもの雰囲気とは違います。お客さんも少なめ。
ちょっと映画に興味持ってもらうのは難しいやろなー。僕も正直、期待はしていなかった。
映画「炯々の夏」は、監督は高木佑也さん。全編東広島の豊栄ロケで、地元の高校生やそこに住んでいる人たちで映画を作るという企画で、地元の人たちを中心に、俳優の滝沢悠平さん、西原希蓉美さん、岩切千穂さんも出演している。地元の人たちは、もともと役者じゃないので、棒読み的なところはあったけどこれがなかなか面白かった。
豊栄から大阪に帰るという滝川先生(西原さん)を引き止めるために、高校生3人が活躍するというお話し。生物担当の成田先生(滝沢さん)が滝川先生が好きだということで、2人をくっつけて引き止める作戦で、イケていない成田先生の改造をいろいろとするが、うまくいかない。滝川先生が出発してから、成田先生の想いを伝えるために、を滝川先生に会わせようとみんなで力を合わせる。
この辺から映画が断然面白くなってきて、最後に泣けるシーンが!
途中で滝川先生が蛇の脱皮と蝉の脱皮を見物するシーンがあるけど、いろんなことからの脱皮をテーマの1つにしているのかな。見終わった後の感じは爽やかなものでしたよ。
その後は、西原 with 小松でライブ。セットリストは次のとおり。
1、アカシアの雨がやむとき
2、月かくれんぼ(13日のみ)
3、わたしの未来(映画オープニング曲)
4、プカプカ
5、手ぶくろ
6、イタミ
1日目はプカプカのスキャットのあたりで崩壊寸前。お互いが相手の間違いにつられてふにゃふにゃになるという。いけませんね。伴奏はもっとしっかりしないと。
2日目は「わたしの未来」でちょっとウロウロしたけどそれ以外はいい感じ。ピシッと締まった「イタミ」を聴いてもらうことができました。「月かくれんぼ」もよい出来でした。こんな感じでこれからもやりたいですね。
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