久しぶりに古楽ネタです。
6コースリュート。マーティン・ヘイコック作です。ヘイコック作となると弦高がむちゃくちゃ低いらしいのです。確かに他の人の持ってるヘイコック作のリュートは弦高が低い。でも僕の持っているものは弦高が高め。ブリッジは後で交換されたようで外した後があります。音はでかいのですが弾きにくいですね。
それで!今までいろんな人にどうしたらいいか意見を聞くだけ聞いといて実行しなかったワタクシが、やっと重い腰を上げ、弦高調整に乗り出しました。
まず、弦の張り方を変更。ブリッジに結びつけるときに、穴の高さに弦がくる様にしました。これは前からやっていたのですが、そんなに弾きやすさは変わらなかった。でも、7フレット以上の音の狂いがなくなりました。
それとナットの高さを下げようと、ナットを外して、削り、戻して調弦、気に入らなかったらまた外して削り調弦、外して削り調弦、外して削り調弦、外して削り調弦と、大変。もう!(こんなにはやらなかったですが。。。)
最後に、1フレットを細いものに交換。もちろんダブル巻き。
やっと感じよく仕上がりました!
このリュートを手に入れてから、8〜9年。やっと、ちゃんとしたセッティングが出来ました。
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