プリンチピ友の会のプライベートコンサートにお手伝いに行った。
ビデオ撮影と受付。っていってもほぼ座ってるだけ。
毎回、ゲストを迎えてやるのだけど、今回はパーカッションの飯島直さん。クラシック畑の人ではないけど相性は抜群。リハーサルから観ていたけど、ほとんど全曲合わせない。「ここはもう1回繰り返そうか。」とか「ここいらないね。」とか曲の構成を決めていく。
そして本番。和やかな雰囲気の中、ドイツのプレトリウスの曲から始まり、イギリス、フランス、イタリアとヨーロッパの曲を巡ってゆく。今回はほとんどが舞曲。それも70年代〜80年代によく発売されてた「ルネサンスリュート曲集」みたいな選曲だ。ちょっとプログラムを見たときはがっかりしたが、演奏を聴いてそんな感じは吹き飛んだ。すべて生き生きとよみがえるのである。笠原さんの作るベーシックな流れに、パーカッションがからんでゆき、リズムの変更によってスパイスを加える。間奏は訓子さんのコルネットの鮮やかなディミニューションが綴られてゆく。
このグループでちょっと異色なのがダウランド。普段あまりコンサートでは聴かないが、かなりいい。すっきりしたダウランド。あまり女々しくない。
イタリアコーナーでは、飯島直さんのダンスも飛び出し、観客も踊らされる(笑)という一幕も。また、観客に手拍子をしてもらい、それに飯島さんの手拍子も絡んで、プリンチピではおなじみのカレスターニの曲。
毎回、プライベートコンサートは面白い。今回も非常に楽しめた!
0 件のコメント:
コメントを投稿