ガットカフェとは、チェロの講習会で、レクチャーと演奏が聴けます。今回は、バッハの無伴奏チェロ組曲2番でした。場所は服部天神駅近く、ノワ・アコルデ。
レクチャーの内容は、
1、楽譜の選択
2、楽器の選択
3、演奏の内容
の3つのことを話してたかな。
思ったのは、講師の有名無名は関係なく、やってる事は同じ事。
・どんな楽譜が手に入って、どんなとこに注意せなあかんか。
・バロックチェロを持っていなくても楽器の調整によって近いところまでは行ける。例えば、弦をガット弦にする、弓をバロック期のものを借りるなど。
・演奏の内容は、どれがバスの音で、どんな和声か、言葉として捉えた場合、どこが言葉で、どこが文章になってるか。
今の古楽講習会はちゃんとした情報が生徒に伝えられていて、選択するのは自分だというところまできてますね。70年代に活躍したレオンハルト、ブリュッヘンなどが世を去った今、巨匠の言う事が正しい、っていう考え方はなくなってきています。正しい方向に向いてる感じ。でもこれは、まだまだ狭い古楽界の事。
クラシック界はどうなんやろう?日本では、先生の言う事が絶対!みたいな慣習がまだまだ根強いみたい。そんなことやってると文化的な人生をおくれないぞ。生徒の方も、自分でどんどん勉強して、おかしな先生のとこはやめるのがいいのだ。
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