2017年5月15日月曜日

古楽器講習会 in びわ湖ホール

おなじみの古楽器講習会(びわ湖ホール/5月13日)に行ってきました。講師は竹内太郎さんとダンス講師に谷田芙美子さん。前回からのシリーズ第2弾!
古楽器の個人レッスンとアンサンブル、16/17世紀のダンス(今回はメヌエットでした)のステップの簡単なやつを踊ってみるという内容。

1番目はワタクシ。
今回もダンス曲しばりです。ネグリのスパニュレッタでダンスと合わせてもらった。暗譜しといたらよかったなー。ダンサーを見ながら弾けといわれても、なかなか楽譜から目が離せない。次回は暗譜しよう。あと、ネグリもう1曲とダウランドのラクリメ(これもパヴァーヌという舞曲です)を見てもらったよ。でも舞曲はダンスと合わせてもらうと、より理解できるように思う。全体性がみえてくるみたいな感じ。

2番目は茂夫先生。茂夫先生は姓が「竹内」で、大学で教えている。なので竹内先生と呼ぶとややこしい(笑)
(しっかり目を合わせながらバロックギターを弾く茂夫先生と踊る谷田さん)

コルベッタの知らない曲だった。全部ラスゲアード。ラスゲアードだけなのにメロディがなんとなく聞こえてくるような曲でした。うまいこと作ってますね。いつも前回からの上達ぶりには驚かされる。前は固かった音も今回は柔らかくなってる。

ここで、プレトリウス作曲のスパニョレッタのアンサンブル。バロックヴァイオリンの椎さん、コルネットの山縣くんも加わる。講習会はこれが楽しみ。

その後、ダンスの講習。「簡単なやつなので安心してください」と谷田先生は言うけどやっぱりややこしい。でも何回かやってるとなんとなくわかってくる。普段あんまり体を動かさないのですぐに息が上がってくるな。

3番目は酒谷さん。
ネグリのコレンテとミランのパヴァーヌ。ビウエラで参加。ネグリのコレンテは拍子が変態的に書かれていて、いろいろわからないところが多い。それをいろいろな可能性を試して、なかなか面白いレッスンになりました。
もともとクラシックギターをやってた人(今もやってる)ですが、古楽器の方が向いてるかも?って僕は思ってる。毎回良くなっていってる。クラシックギターの難しいものより、古楽のそんなに難しくない曲の方が音楽的に豊かなものになるように思う。どうしたいかがわかる演奏になるということです。また、それをクラシックギターに生かせれば音楽的な演奏が可能になりますね。
酒谷さんはものすごく勉強熱心なので、始めから普通に古楽の話ができたし、ロック/ポピュラー音楽、サブカルチャーも詳しい。こういう人、なかなかいないね。

20時過ぎに終了。打ち上げは山縣くんの奥さんが、家でやりませんか?と誘ってくれたので総勢7名(山縣くん含む)、山縣家で美味しい料理とお酒をご馳走になりました。
ありがとうございました!

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