「THE NOTATION OF POLYPHONIC MUSIC 900-1600」を買った。
ウィリー・アーペルさんの集大成。Amazonで調べると、なんと3400円程度。日本語版は定価6000円超えてるのに!せっかくだから注文しました。
なんとこの本、第2次世界大戦中に書かれている。出版年が1942年。 まだ売れ続けてるんですね。まあ他にないもんな。これに頼るしかない。
「ポリフォニー音楽の記譜法 1450-1600」は日本語版だけど、今は中古でしか手に入らない。Amazonで調べると中古で20000円!
昔に買っといてよかったな。買ってから後で知ったことだけど、この本、実は原書を全部訳しているわけではないのだ。
タイトルを見ただけで、日本語版は900年から1449年までが抜けているとわかる。
中身を確認してみると、日本語版ではまるまる抜けている黒符計量記譜法(←たぶん厳密には計量じゃないですね)のところがそれ以外の2倍のページ数になってる。10、11世紀ぐらいの曲もやってみたいけどなかなかハードル高そうやな。楽譜の読み方の本が英語なので、それがなかなか読めないという二重ジレンマ。。。
15世紀ぐらいから使われている白符計量記譜法をちょっと読んだけど(日本語版の方ね)、今の楽譜と全然違う。同じ音符が2拍分やったり3拍分やったり読み替えないといけないし、小節線がない。昔はこれで本当に読めてたのだろうか???
来年1月に中世音楽の講座に行くことにした。中世音楽の基本的な読譜方法からソルミゼーション、ムジカ・フィクタ、対位法、アルス・ノヴァ読譜実践などです。ちょっと楽しみ。
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