2019年3月17日日曜日

アルスノヴァ読譜講座

1月から続いてるアルスノヴァ読譜講座での宿題。
デュファイ作曲「さようなら、ランの美きかの酒よ Adieu ces bons vins de Lannoys」です。おなじみ、カノニッチ写本のf.140。

「デュファイやりましょうよ!」って提案したら、「じゃあ、有名曲をやりましょう」って、デュファイに有名曲ってあったかなー?
でも、これは有名曲だそうです。家にあるCDを探して聴いてみたら「ああ、聴いたことあるわ!」ってなって、やっぱり有名曲なんかな?いやいや、CDで聴いてたのを覚えてただけか?

ギヨーム・デュファイは聖職者としての仕事をしながら、フランス内やイタリアで歌手もやってた人で、作曲もしました。というか今から見れば大作曲家ですね。
ランという土地に一時いたそうですが、当時、そこはワインの産地だったようです。そこを離れるのがつらさに、この曲を書いたのかな。

わりとスーッと読めるんですよ。1月から始めたアルスノヴァ読譜講座でも簡単な方かも、と思わせるんですが、最後の最後が難しい。

なんと、コントラテノールの最後の部分が消えているのですよ。他の写本に同じ曲がないかなー?と探してみたけど、ない!

ここは作曲なんですよねー。
イタコになって、デュファイの魂を自分に降ろして書いてもらう、ってことなんですかねー。
で、なんとか書いてもらいました。デュファイ君は降りてこなかったかもしれないですが。。。

こんなんでいけるんかなー?


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