プリンチピ・ヴェネツィアーニのコンサート「ことばの雨」を観てきました。
京都二条の小さいホールで、お客さんは16人とちょっと少なめ。
プログラムが凄かった。17世紀イタリアの非常に感情的な台詞を役者が喋ってるような歌と、その時期に流行った器楽曲。短いプログラムだったけど、2回、盛り上がるところを作っていて、1つ目は「パッサカリア上のカンタータ」ポッツィ作曲。パッサカリアの下降する音形に乗って、自分がどれだけ苦しいかと畳み掛けるように歌う。
2つ目は、「アリアンナの嘆き」モンテヴェルディ作曲。これもいきなり「死なせて!」で入る悲痛な歌。
今回、聞き流せる曲はなかった。手に汗握る、まるで演劇を観ているような、素晴らしい内容でした。
聴く側になかなか安心させてくれない、挑発的な音楽家達。みんなこれを聴かずして死ねないぞ!
あ、12月20日、京都文化博物館で本公演があります。見逃すな!!!
↓プリンチピ・ヴェネツィアーニは以下のリンクから!
http://principivenetiani.blogspot.jp
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