2013年11月18日月曜日

プリンチピ・ヴェネツィアーニ「ことばの雨」

プリンチピ・ヴェネツィアーニのコンサート「ことばの雨」を観てきました。
京都二条の小さいホールで、お客さんは16人とちょっと少なめ。

プログラムが凄かった。17世紀イタリアの非常に感情的な台詞を役者が喋ってるような歌と、その時期に流行った器楽曲。短いプログラムだったけど、2回、盛り上がるところを作っていて、1つ目は「パッサカリア上のカンタータ」ポッツィ作曲。パッサカリアの下降する音形に乗って、自分がどれだけ苦しいかと畳み掛けるように歌う。
2つ目は、「アリアンナの嘆き」モンテヴェルディ作曲。これもいきなり「死なせて!」で入る悲痛な歌。

今回、聞き流せる曲はなかった。手に汗握る、まるで演劇を観ているような、素晴らしい内容でした。

聴く側になかなか安心させてくれない、挑発的な音楽家達。みんなこれを聴かずして死ねないぞ!



あ、12月20日、京都文化博物館で本公演があります。見逃すな!!!


↓プリンチピ・ヴェネツィアーニは以下のリンクから!
http://principivenetiani.blogspot.jp

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