2013年11月5日火曜日

古楽勉強会

古楽勉強会行ってきました。(11/4)
参加者は僕を入れて3人。器楽奏者で達者な人達です。

内容は、
前半:2声対位法での作曲
後半:装飾は歌詞とからめたらどのようにつけられているか

という、ちょっと尻込みしたくなるものでした。
作曲というと敷居が高いように感じますが、16世紀頃では音楽を習うのは楽器演奏習得と作曲だったということです。

これが、やってみるとかなり面白いものでした。まず簡単なテーマを第1声部が始めて、少し後から第2声部が模倣という形で入ってくるのですが、入るところを間違うとすぐに不協音程となってしまいます。これを不協音程が出てこないように進めていき、最後にカデンツで終わる、出来たら「ヤッター!」と喜ぶのですが、後で「ここは5度平行、ここは8度平行になってる」と指摘をうけて、「うむむ。。。」とうなる事になるんです。
同じテーマでやっても、人それぞれ違うものになっていて、それも興味深いことでした。

後半は、モンテヴェルディの曲を例にとって、シンプルな形がどのように装飾されているかを笠原先生が実際に歌い比べてくれるというもので、歌聴けただけで来てよかった、と受講生の方が言っておられました。また、モンテヴェルディはすごいな、と再認識。

次回はセッションの会だそうです。楽しみ!

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