バナナ部やバナナンボでやる曲はブルースをもとにしたものが結構ある。
なので、ブルースのCDは買うようにしてる。
1枚目は、最近、友達から紹介されたハウリン・ウルフのセカンドアルバム。
なかなかいいジャケットですね。これだけでも買った甲斐があるというものです。
ダミ声で有名なハウリン・ウルフ。名前のとおりに叫びまくる歌唱スタイルはブルースそのものです。ダミ声ってこういうことか。
もう1枚は、T-ボーン・ウオーカー。
これは有名なジャケットですね。
真心ブラザースの最近のシングルもこれを真似してます。
真心もなかなかいいセンスですね。僕は大好きです。曲はまだ聞いていませんが。
さて、T-ボーン・ウオーカーのディスクは1940年代の録音を集めたものですが、その現代風なのには驚かされます。第2時世界大戦中からの録音ですよ。もうエレキギターを使ってます。こんな時代からエレキギターってあったのかな。50年代からだと思ってた。ジプシーのジャンゴ・ラインハルトは戦前はアコースティックだったのが戦後にエレキに変わってました。そうか、戦後すぐにはエレキギターは使われてたんですね。
この時代のブルースはもっとワイルドで洗練されていないのかな、と思ってたけど、先に紹介したハウリン・ウルフの62年の録音の方がワイルド。このT-ボーンのディスクはジャズっぽいバンドだし、ギターのフレーズもコテコテではない。まあ、コテコテといえばそうなのですが。このスタイルが後のBBキングなどに受け継がれるんですね。今のブルースのもとになったということです。
3枚目、ジョン・リー・フッカー。「HOUSE OF THE BLUES」。
ブルースの名門チェスレコードから出てます。あ、ハウリン・ウルフのもそうでした。
ギターで弾き語りのアルバムです。と書いておきながら、1曲目からダブルトラックのボーカルになってます。3曲目ぐらいから本領発揮。CDの帯によるとブギ魔人らしいです。声がやたらいいですね。ハウリン・ウルフとは真逆の声のよさ。
4枚目。マディ・ウォーターズ。「AT THE NEWPORT」。
これもチェスレコード。このジャケット、かっこいいですね。あ、間違ってはいけないのはマディ・ウォーターズのかっこよさはおっさんのかっこよさなんです。いかにも悪いことしてそうやけどいい人、なんてことは絶対にない。絶対に悪いやつなんです。アルコールもドラッグもいっぱいやってるって感じ。
このアルバムはライブ盤なんで、さらにその感じが強いです。
なかなかいいですよ。ブルース。
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