2017年6月18日日曜日

ライブはしご

17日はライブのはしご。

14時から松村容子さんのライブ。河内国分の問屋場亭にて。

松村さんは4年ほど前に近鉄堅下駅からJR柏原駅に向かう商店街のハロウィンイベントで知り合いました。僕よりだいぶ先輩のクラシック歌手で、僕がリュートを弾いているのを面白がってくれ、一度お宅にお邪魔して遊びで歌ってくれたりしました。

いつもガチガチクラシックのプログラムにはしていなくて、日本語の歌を中心に組み立てたプログラムです。こういうのってクラシック好きな人からは敬遠されがちなんですよね。でも、イタリア語やフランス語、または英語の歌を聴いて、すぐに内容がわかるか?といわれたら全然わからないんですよ。

今回のプログラムは前半が日本で作られた西洋歌曲。もちろん日本語です。日本語なので、歌詞の内容がよく聞き取れるし、知っている曲も多い。
後半は、歌謡曲中心です。お客さんはたぶん、松村さんの歌かピアノの生徒さんが中心なのかな。いっしょに歌うところでは、客席のレベルも高い。みんな歌えてる。
最後に、いつも無理やりなアンコールをやるのですが、今回これがよかった。夏の歌メドレーで、ピアノだけの曲も交えながら知ってる歌があれば歌ってもいい、って感じで進行します。懐かしいメロディが多く、危うく泣きそうになりましたよ。

そうそう、このライブ、松村さんはもちろんいいのですが、ピアノ伴奏の高田さんがものすごく上手いのです。歌を聴きながら音量調整とかテンポ調整とか、いろいろな対応力がすごい。こんなピアニストあんまりいませんね。松村さんとこは周りにすごい人が多いです。

地元で音楽の教師をしながら、音楽を広めていけてるって最高ですね。こういう形の音楽活動って実はすごくいいものなんじゃないか、と思いました。憧れます。

さて、19時からは堂山町(ん?ちょっとやばいとこですかね?)、あ、いや中崎町の「テン」(播州佐用町のホルモン焼きうどんが食べれる居酒屋)で西原希蓉美ちゃんのライブに。伴奏はジャズピアニストの松本有加ちゃん。
そう!この二人、去年の超人予備校本公演「あしたは全力モンキー」の開演前音楽祭に出てましたねー。

希蓉美ちゃんの歌はほんとにいいね。結構感情的に歌うのですが、有加ちゃんのピアノが上手くて理性的なのでちょうどバランスがとれるのです。希蓉美ちゃんも無理しすぎることなく、歌謡曲と昭和のジャズをさらっと聴かせてました。また二人のオリジナル曲もよかった。

途中で、電話で呼び出されて生駒からわざわざ来てくれたdaihachiさんが3曲、ギターの弾き語りを聴かせてくれました。daihachiさんは日本人だけど生まれと育ちがデンマーク。日本人離れした音楽性です。個人的にはポールサイモンをやってくれたのが嬉しい。バナナンボでよくやってる「僕らが旅に出る理由」のイントロで使われている曲でした。

第2ステージは22時から始まったので、終演は11時半近く。
いいライブでした。ホルモン焼きうどんも美味しかった。

ほんとに楽しい1日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿