2018年5月9日水曜日

ルネサンス

まだ30歳ぐらいの頃かな。本屋で買おうかなーどうしよーかなーって迷いに迷って買ってない本を最近になって無性に読みたくなってたのですが、図書館にありましたねー。

数年前に大阪府立中央図書館に行って、3、4階が閉鎖されてたかなんかで、全然本置いてないんやなーって腹たって、もう二度と行くかい!と思ってたのに、この前に子供向けイベント出演で行ってみたら、とんでもなく面白いやんか。めっちゃ本置いてある。ネットでみたら公立図書館では日本一の蔵書数なんだって。おそれいりやした。

で、借りてきましたよ。
まずは、「中世・ルネサンスの社会と音楽」今谷和徳さん著。
これを読むだけで、14世紀から16世紀ぐらいのヨーロッパの政治状況、それに絡んだ音楽の状況がだいたい把握できます。なんで今まで読んでなかったのか?

それを1週間で読み終わって、次は、
「ルネサンスの音楽家たち」Ⅰ、Ⅱ これも今谷和徳さん著。
 

これは、あんまり個人の事を知らされることのないルネサンス時代の音楽家(作曲家)に焦点をあてて書いているものです。デュファイがどこで生まれて、どこでこんな曲かいたよ、ってことが書いてあります。そういうふうに見ると、音楽もいっぱい作曲されたうちのひとつというより、このイベント(結婚式とかです)のために書いて歌ったんやなー、って思うと感慨深いのですよ。

リュートを手に入れてから22年ほどですが、今やっと弾いてる曲がリアルなものになりつつあります。どんだけ引っ張っとんのや。
根が怠け者なのでこんなに時間がかかってるんですが、死ななければ長くやれるといういいところもありますね。それに自分の中での新発見はとんでもなく輝かしいものなので、それが年取ってからも感動的に訪れるのですよ。
まだ10代の頃みたいな感動なんすよ。ええやろ?

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