2018年7月1日日曜日

またまたライ・クーダー

なにかを好きになると、もうそればっかりになったりする。
カレー美味しいなーって思ったら1週間それだけでもいける。インド人になってもいい。いや、暑いのはいややけど。

で、ライ・クーダーなんすよ。
もう、やめられなくなってる。
やっぱりファーストアルバムを買いました。
かっこいいジャケットですね。これぞアメリカ!って感じ。かっこいいジャケットはこのアルバムだけのような気がする。まあ「ブエナビスタ」は良かったかな。レーベル違うし。
このファーストアルバム、発売は1970年ですが、もうそれまでにスタジオミュージシャンとして有名になってました。60年代はタジマハールと一緒にバンドやったりしてましたね。

内容は申し分なし。デビューアルバムがこのクオリティだったらすごいね。録音も悪くないし。あ、これはリマスター盤やったかな。最後の曲(DARK IS THE NIGHT)がスライドギターのソロ。しびれますねえ。

あと、古楽友達のSakataniさんお薦めの「GET RHYTHM」「PARIS, TEXAS」も買いました。
 

「GET RHYTHM」は中古で650円、「PARIS, TEXAS」は新品で800円でした。「ファースト」も中古(新品同様)で1300円。
ライ・クーダーはコストパフォーマンスが今、最高にいい!売れないのか?

「GET RHYTHM」は「Doing Back to OKINAWA」が入ってました。この曲、知ってる!
「PARIS, TEXAS」は、この写真とは違うジャケットだったけど、アコースティックのスライドギターが堪能できます。最後の曲「Dark was the Night」はファーストの最後の曲と同じ曲なのかな?ちゃんと聴いてないからわからないけど、ISとWASの違い。

それと5枚目のリリース「CHICKEN SKIN MUSIC」。
テックスメックスって何?ってとこからなんやけど、メキシコ風な音楽をテキサス風にやった音楽らしい。メキシコ風ってよくわからんけど、アコーディオンが入ってるので、あーなるほど!って思う。中米的かもって。この辺からアメリカルーツだけには飽き足らず、アメリカ周辺の音楽を漁っていくことになるんやねえ。ハワイアンの曲もあって、それらが、アルバム内で異色にはならず、うまく溶け込んでいるのが不思議。マジックやね。

それとサードアルバム「BOOMER'S STORY(流れ者の物語)」。
初期3部作の最後のアルバム。アメリカのルーツミュージックをライ・クーダー風にやったもの。もう、泣かせるよね。ライが弾いてる方がなんかルーツミュージック風に聞こえたりするけど、これがライの芸風なんですね。70年代ってこんな感じのアルバムが多い。イーグルスだってこんな感じのバンドだった。これも名作ぞろいの72年発表。

なんでライ・クーダーがいいと思えるのか?
おそらく古楽的なアプローチのミュージシャンだからだろう。このへんになると調べる内容も録音が残ってたりしてるので、当時のそのままってことにはならないけど、精神的にそのまま感を出してるってとこなんでしょうかね。尊敬する音楽家です。

2 件のコメント:

  1. いやー、うれしいっすわー。いいでしょ?dark was the nightは戦前のスライドプレイヤー、ブラインドウィリージョンソンのカバーです。wasとisの違いは僕もわからないです。この曲はサウンドチェックかなんかでよくいつも弾くと本人が言っていたような気がします。あとgoing back okinawaは15年以上前に首里城前で喜納昌吉とライブしてた記憶が。ハイサイおじさんも一緒にやってました。確か。
    テックスメックスは僕も感じでしかわかってません。いや、それも怪しいです。(笑)ロスロボスはこのスタイルの代表的なバンドでしょうかね。
    あと70年土の臭い感じさせるのが多いですね。ドクタージョンのガンボもこの辺だったですもんね?
    古楽アプローチについては僕はわかりません。でも小松さんに僕はマンロー紹介してもらって一発で気に言った理由が自分でもよくわからなかったのですが、小松さんの最後の文章で気づかされた気がしました。つまり先にライクーダーのような人たちを聴いてたので感覚的にマンローを耳が受け入れたのかもということです。
    色々書きたいんですが長くなる悪い癖(笑)出そうなんでこの辺でおきます。

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    1. ありがとうございます。この書き込み、さっき(2019.01.14)に気づきました。失礼しました。
      そうそう、去年の夏頃はライクーダー聴いてたんですよね。この頃、オープンチューニングを試してたんですが、またやってみよう。

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