2018年10月14日日曜日

キューバ音楽(その6)

えーと。「ねこすもす」関連で少し忙しいんですが、そんな時はやっぱりキューバ音楽です。まだまだCD買ってます。

今回は、
アルセニオ・ロドリゲス「ソン・モントゥーノの王様」
やっとたどりつきました。アルセニオですよ!キューバ音楽の神様みたいな人です。

このディスクでは1940年代の一番活躍した、またキューバ音楽の最盛期の録音を中心に集められています。知ってる曲が出てくるとなんか嬉しい。先に買ったオマーラ・ポルトゥオンドのCDにも入ってた。

アルセニオはトレスという3弦ギターを弾いてる。ソロの時は独特のメロディ感やなと思うけど、作曲した曲はどれもダンサブルないい感じ。トランペットを2本使い出したのがアルセニオのバンドだそうで、なかなかの迫力。歌は歌っていない。

ブエナ・ビスタでのピアニスト、ルベーン・ゴンザレスがアルセニオのバンドにいたときがあったみたい。映画で雇われる時のことを語ってた。目の見えないアルセニオに顔を触られて「おまえはハンサムだ」っていわれたとか。

最盛期の録音なので、出世作の「ブルカ・マニグヮ」が入っていないのがちょっと寂しいけど、何もいうことはない、素晴らしい内容。ボレロに名曲が多い。

次は中古CD屋で発掘。なんと350円!
そんなに中古も出回っていないように思えるんですがね。
アフロ・キューバン・オールスターズ「Distinto, diferente」
 前盤の「これがキューバ音楽だ!」より絶対こっちの方がいい。ビッグバンドのタイトさはそのままで、いいノリが出ている。フアン・デ・マルコス・ゴンサレスが作曲と編曲に関わっていて、バンドリーダーとしての彼の良いところが聴けるいいディスクです。

再び、
アルセニオ・ロドリゲス「キンデンボ」。
これは衝撃ですね。キューバ革命の後の録音です。アメリカでの録音なので亡命したのかな。1963年にアメリカで発売されたらしいのですが、もうキューバ音楽をはるかに超えてしまっている。まず、歌は西アフリカのカラバリ族の言語で歌われているし、トランペットを多く使った演奏が有名だったのだが、このディスクではサックスの音が中心になっている。

今年は結構CDを買ってるな。その分、処分もいっぱいしてるけど。
あと、中村とうよう編集の「キューバ音楽の真実」が欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿