今回の第14回本公演「ねこすもす」でもありました。
ちょっといいものを聴けたので、その紹介を。
なんと、クラシックギターです。僕のはなんちゃってクラシックギターなので、クラシックであーる!とは言えませんが、この人はド直球のクラシックです。この公演の数日前に東京のスペインギターコンクールで優勝してましたね。1位なんてなかなか取れるもんではないですよ。超予備と関わって運が向いてきたのかな。
それに、ジャズやポピュラーもできるという、僕が若かった時代にはなかなかいなかったタイプです。
全部で3曲弾かれました。
1、愛のロマンス(映画「禁じられた遊び」より)
2、キャッツアイ
3、アストリアス(アルベニス)
愛のロマンスなんて誰でも知ってる曲ですが、それだけに「ええなあ」と思わせるのは至難の技です。今まで聴いた中で一番良かったかなあ。あ、イエペスの次に良かったかな。
キャッツアイは自分の編曲でしょうか?難しそう。こんなんよう弾けるな。
最後のアストリアスはもともとはピアノ曲。近代スペインの名曲です。これも丁寧に弾かれていて感心。
感情がそこかしこに入る。技術がしっかりしてないとこんな弾き方はできないね。上手いだけじゃない、すごくいいものを持ったギタリストです。
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◎2日目1回目はバナナンボです。
今回6曲やりました。
1、アルペジオ(小沢健二)
2、Short Short Story Vol.105
3、横顔しか知らない(ハンバートハンバート)
4、君の犬(キセル)
5、おかえりなさい(ハンバートハンバート)
6、タイムライン(クラムボン)
うーん、我ながらいい選曲です。あ、「Short Short Story Vol.105」は相方のあぼちゃんが見つけてきてくれました。やっぱりソウル大臣です。あぼちゃんはほとんどミスしなかったけど、僕がだいたい本番でミスするのよね。集中力がないのかな。
今回、新曲が「おかえりなさい」。愛人(自分)の家に決まりが悪そうに戻ってくる男を妻の元に返す、という切ない内容です。去年ぐらいからやりたかったんですが、編曲/構成が思いつかず、今回やっとできました。
◎2日目2回目は「夜のおはなしえん 世界トリ会議」です。
もちろん演奏はバナナンボ。
フラミンゴ登場のシーンで「マンボNo.5」を弾くのですが、今までで一番切れていた。おはなしえんなのにシャープな演奏。バナナンボ、結構上手くなってきたぞ。
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◎3日目1回目は、福井和之さんのシタール演奏。
即興です。しびれましたね。1つ1つのフレーズを数回繰り返して次につないでいく。休みなしで20分弾きました。全然退屈しないどころか、もっと聴きたくなる。2時間ぐらいは大丈夫やな。
◎3日目2回目は、西原希蓉美さん。
言わずと知れた関西小劇場界の歌姫です。お芝居もここ最近は主役が多いですね。
伴奏は僕がやりました。今回、希蓉美さんは超多忙で(いつもですが)、練習を1回しかしておりません。でも新曲を入れました。オリジナルを入れて全部で4曲。
1、夜をみてた(ヤスムロコウイチ)
2、ブラザー軒(高田渡)
3、手袋
4、イタミ
「夜をみてた」が初めての曲でしたね。リハでは「青春の曲やな」っていわれましたが、僕のイメージでは恋するおっさんの歌です。おっさん曲は希蓉美さんに合っていると思っています。
ブラザー軒の主人公はもうちょっと若い感じかな。去年からずっとやっています。
あと2曲はおなじみのオリジナル曲ですね。だいたい憶えました。
そうそう、今回はうべんさんのダンスシーンに横で弾くということになっていまして、
2日目1回目はバナンンボで「One More Cup of Coffee」(Bob Dylan)、
2回目は「蜜蜂の唄」(泊)、
3日目2回目は「天城越え」(石川さゆり)でした。
ベリーダンスでやりにくそうな曲ばかりですみませんでした。その分、面白くなったかなーっと。
これも超人予備校ならではの企画です。呼んでいただいてありがとうございます。
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