2018年10月1日月曜日

キューバ音楽(その5)

もう10月だー!
またか!と思われるかもしれませんがキューバ音楽です。もうやめられない!

ライスレコードというレーベルがありまして、決定版をいっぱいリリースしてくれています。前回紹介した「アフロ・キューバンの魔術師」ミゲリート・バルデースもライスレコードから出ていました。あ、ライスレコードは日本のレーベルですよ。過去のワールドミュージックに強いのです。

今回は、これだ!
「オリエンテの吟遊詩人たち」トリオ・マタモロス。(ライスレコード)
いかにもラテンです、といたようなジャケットですねえ。ライスレコードのジャケットはどれも、ダサさが粋な感じに見えるようになってますね。見た初めは笑ってしまうようなジャケットなのに、見慣れてくるとカッコイイと思うようになって、思わず買ってしまうのですよ。

内容は、これまたいいですよ。戦前の1928年から1950年代までの録音をほぼ年代順に収録してある。前半の録音はクラシックギターとクラーベの伴奏で歌ってます。だんだんとサポートメンバーを入れての録音が増えて行く。どれも素朴な印象を受けますが、歌は2声になってて歌の合間にはギターソロの部分もあったりして、実はなかなかの洗練具合。アメリカと仲よかった時代にはニューヨーク録音なんてのもある。
見つけたら「買い」です。

それと、ちょっと前に見つけてた激安CD。
「RELAXIN' CUBA  CUBA MUSIC THE MASTER」
これは2枚組で1200円。いろんなミュージシャンの曲がごちゃまぜに入れてある。コンパイ・セグンド、コンパイ、ロス・コンパドレス、アルセニオ・ロドリゲス、ペレス・プラード、ベニー・モレ、それにミゲリート・バルデースも居る!他にも知らないけど有名っぽい人がたくさん。
本屋の前で売ってる類のものかなと思ったけど中身は結構いいです。これも見つけたら「買い」ですが、ミュージシャンや曲の説明は一切ありません。音源は誰かのレコードやと思います。途中で針飛びしているのをそのまま収録してるのもありました。
南国風のカフェでかかっててほしい。


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