ときは21世紀。しかし400年ほど前の音楽を愛する人達がいます。今のクラシック音楽の祖先であり、生命感にあふれ生き生きとしていた頃の音楽。それにからめて演劇や美術や面白いものを書いていきたいと思います。
2019年4月9日火曜日
中世音楽実践
今年1月から、中世読譜講座に通っていましたが、遂にアンサンブルクラスに入りました。
メンバーはいろんな楽器を持って集まります。リコーダー、ゴシックハープ、フィドル、中世リュートなどです。いい感じ。僕はこういうことをやりたかったのだ。
歌の人が見学にきてました。歌が入るとさらに面白いやろなあ。
メンバーがそこそこ集まった時点で、グレゴリオ聖歌を歌うことからスタート。まあ、仏教でいうと御詠歌みたいなもんです。器楽奏者といえど、中世をやるからには聖歌を通らずに済ますことは不可能。ということで下手くそながら歌ってきました。まあ、これから慣れていくのかな?
まずは、読譜コースの初めにやった「Lamento di tristano」です。
ロンドン写本から。繰り返しのやり方を復習。
次に「Mariam matrem virginem」。これも読譜コースで少しやりました。ここまでは有名曲ですね。古楽をやってる人ならちょっとは聴いたことがあるかも。
課題曲はとりあえず、G.デュファイの2曲です。
「Helas et quand vous veray car bien scay」
(F-Pn nouvelles acquisitions françaises 6771, codex Reina, ff. 89v-90)
これは今回初めて見る写本ですね。
「Helas ma dame par amours」
(GB-Ob MS. Canon. Misc. 213, codex Canonici, f33v)
こっちはいつものカノニッチ写本です。なんかおなじみになってきましたね。
この辺は結構読みやすいのです。まあ、綺麗に書かれてありますからね。でもムジカフィクタはまだ見落としがあるなー。
パート決めで、この2曲ではコントラテノール担当になりました。
合わせてみたけど、初めは人の音なんて聴けませんね。自分が落ちないようにするのが精一杯。がんばろうっと。
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