ヴァン・モリソンを聴いている。
存在は知っていたが最近まで聴く機会がなかった。この前9月に新譜「keep me singing」が出たので買った。買ったのはいいけど、地味な感じがしてあんまりパッとしない印象だった。でも、せっかく買ったし毎日聴いていると、なぜかだんだん良くなってくる。「あれ?こんないい曲入ってたっけ???」
そういえば、かなり前に買った「ムーンダンス」もそうだった。これは1回聴いてからしばらくお蔵入りになっていたのだが、何かの拍子に聴いてみると、あれ、いい曲入ってるなー、となり、段々と好きになっていく。こんな調子でファンになり、あれこれとYouTubeを調べたりしている。
ネットで調べると、「ムーンダンス」は代表作だそうな。
この代表作が1970年、その前から売れたらしいので、歌手生活何年になるんやろ?ボブ・ディランやポール・サイモンと同じぐらい?
おじいちゃんになっても「KEEP ME SINGING」な感じなんやろなあ。僕もジジイになってもできるかな。
ときは21世紀。しかし400年ほど前の音楽を愛する人達がいます。今のクラシック音楽の祖先であり、生命感にあふれ生き生きとしていた頃の音楽。それにからめて演劇や美術や面白いものを書いていきたいと思います。
2016年10月28日金曜日
2016年10月17日月曜日
秋祭り
大正区上の八坂神社の秋祭りにバナナンボで出演しました。
プログラムは次のとおり。
12:00… フィールダー
13:00… ンリマ♪
14:00… 田中 悟
15:00… KAORI&AI
15:30… あいねこ
16:00… バナナンボ
17:00… Music ACT Performer TAKA’s
18:00くらい日没後…
“ファイヤーパフォーマンス”アセドラ・ohaggi
初めのフィールダーさんだけ見れませんでした。
2番目は「ンリマ♪」。アフリカの弦楽器コラのデュオ。不思議な感覚。やっぱりアフリカっぽい。それ以外に木琴みたいな楽器やジャンベ、それと三線を演奏してました。
3番目は田中悟さん。ギターで弾き語り。しっとりした歌ばかりで神社のゆっくりした時間によくあってました。
4番目はKAORI&AI。ボーカルとピアノ。歌上手い。ピアノも上手い。ちなみにピアノの人はマッサージもやってました。
5番目はあいねこ。主宰の唐鎌さんが歌います。この人も上手いな。選曲は僕好み。
6番目、いよいよバナナンボです。
マイクが多くてセッティングに苦労かけました。すみません。
お客さん少なかったらやりにくいなーと思ってたら超予備応援団が駆けつけてくれました。ありがとうございます!
人数が増えるとテンション上がりますね。風が吹いて楽譜が飛びそうになってちょこちょこ間違ったりしたけど、まあいい出来。
最後に雨に降られましたが、まあギリギリで助かったというところです。
7番目はMusic ACT Performer TAKA's。80年代風の曲。音楽の合間にダンスも入り、舞台慣れしてる感じでした。なにか劇団の人なのかな。
最後は日が暮れてからファイアーパフォーマンス「アセドラ・ohaggi」。なかなか迫力がありました。火のついた棒をくるくると振り回すのですが、熱くないのかな。超予備の鉄平さんに「あちちち!」とか言いながらやってほしいと思いました。
最後に直会(なおらい)。まあ打ち上げです。今までは奉納のためだったので、あちらの世界にいってる。それをこっちの世界に戻さなければならない。それが直会なのです、と「ひょうひょうとした」という言葉がぴったりな宮司さんのお言葉。
ビールやら美味しい料理をいただいて帰りました。
相方のあぼさんは、その後、超予備の稽古に向かいました。ご苦労様です。
(バナナンボの写真は劇団超人予備校の尾松さん撮影の写真をお借りしました)
プログラムは次のとおり。
12:00… フィールダー
13:00… ンリマ♪
14:00… 田中 悟
15:00… KAORI&AI
15:30… あいねこ
16:00… バナナンボ
17:00… Music ACT Performer TAKA’s
18:00くらい日没後…
“ファイヤーパフォーマンス”アセドラ・ohaggi
初めのフィールダーさんだけ見れませんでした。
2番目は「ンリマ♪」。アフリカの弦楽器コラのデュオ。不思議な感覚。やっぱりアフリカっぽい。それ以外に木琴みたいな楽器やジャンベ、それと三線を演奏してました。
3番目は田中悟さん。ギターで弾き語り。しっとりした歌ばかりで神社のゆっくりした時間によくあってました。
4番目はKAORI&AI。ボーカルとピアノ。歌上手い。ピアノも上手い。ちなみにピアノの人はマッサージもやってました。
5番目はあいねこ。主宰の唐鎌さんが歌います。この人も上手いな。選曲は僕好み。
6番目、いよいよバナナンボです。
マイクが多くてセッティングに苦労かけました。すみません。
お客さん少なかったらやりにくいなーと思ってたら超予備応援団が駆けつけてくれました。ありがとうございます!
人数が増えるとテンション上がりますね。風が吹いて楽譜が飛びそうになってちょこちょこ間違ったりしたけど、まあいい出来。
最後に雨に降られましたが、まあギリギリで助かったというところです。
7番目はMusic ACT Performer TAKA's。80年代風の曲。音楽の合間にダンスも入り、舞台慣れしてる感じでした。なにか劇団の人なのかな。
最後は日が暮れてからファイアーパフォーマンス「アセドラ・ohaggi」。なかなか迫力がありました。火のついた棒をくるくると振り回すのですが、熱くないのかな。超予備の鉄平さんに「あちちち!」とか言いながらやってほしいと思いました。
最後に直会(なおらい)。まあ打ち上げです。今までは奉納のためだったので、あちらの世界にいってる。それをこっちの世界に戻さなければならない。それが直会なのです、と「ひょうひょうとした」という言葉がぴったりな宮司さんのお言葉。
ビールやら美味しい料理をいただいて帰りました。
相方のあぼさんは、その後、超予備の稽古に向かいました。ご苦労様です。
(バナナンボの写真は劇団超人予備校の尾松さん撮影の写真をお借りしました)
2016年10月14日金曜日
リュートも弾いてるぞ
この前、コーヒーの日にイベントに出る予定で久しぶりにリュートを練習してたけど、出演者は別の人に決まっていた。残念。わりといい感じになってたのに。
でも、春頃に下火になってたリュート熱がまた燃え上がってきたぞ!
それで、11月の太郎先生の講習会に行きたいなー、と思っています。
とはいうものの、ちゃんと練習してる曲がない。そろそろ探さななーと思い、いろいろ楽譜をめくってみる。
その中で、ロバート・ダウランド(ジョン・ダウランドの息子)の「VARIETIE of LUTE LESSONS」(1610年出版)は前からやりたいな、とは思っていたけど、難しそうなのであんまり見ていなかった。でも、まあまあ出来そうな曲もある。
この前流れたイベントの練習で、共演者のコルネット(ツィンク)奏者がディミニューションを華麗に吹くので、僕もそんなんやってみたい、と思ってた。
この「VARIETIE of LUTE LESSONS」の中には装飾を凝らした華麗な曲が結構ある。
フェッラボスコのパヴァンとダウランド(父の方)のスミスさんのアルメインがいい曲で弾きやすい。この辺を練習しとこうかな。でもこの楽譜、間違い多いな。1曲の中で2〜3箇所は間違っている。
で、次の問題はリュートです。6コースと8コース、どちらにしようかな?
6コースはガット弦にしているので弾きやすいしいい音がする。8コースはナイルガット弦だが、低音弦の一部をガットにしたので使ってみたいし、こちらも好きな音。
ああ、迷うな。
でも、春頃に下火になってたリュート熱がまた燃え上がってきたぞ!
それで、11月の太郎先生の講習会に行きたいなー、と思っています。
とはいうものの、ちゃんと練習してる曲がない。そろそろ探さななーと思い、いろいろ楽譜をめくってみる。
その中で、ロバート・ダウランド(ジョン・ダウランドの息子)の「VARIETIE of LUTE LESSONS」(1610年出版)は前からやりたいな、とは思っていたけど、難しそうなのであんまり見ていなかった。でも、まあまあ出来そうな曲もある。
この前流れたイベントの練習で、共演者のコルネット(ツィンク)奏者がディミニューションを華麗に吹くので、僕もそんなんやってみたい、と思ってた。
この「VARIETIE of LUTE LESSONS」の中には装飾を凝らした華麗な曲が結構ある。
フェッラボスコのパヴァンとダウランド(父の方)のスミスさんのアルメインがいい曲で弾きやすい。この辺を練習しとこうかな。でもこの楽譜、間違い多いな。1曲の中で2〜3箇所は間違っている。
で、次の問題はリュートです。6コースと8コース、どちらにしようかな?
6コースはガット弦にしているので弾きやすいしいい音がする。8コースはナイルガット弦だが、低音弦の一部をガットにしたので使ってみたいし、こちらも好きな音。
ああ、迷うな。
音楽漬けの日々
音楽漬けの毎日です。仕事もしないで。
こんな学園祭の準備みたいな事を1年中しているって大人としてどうなんだろう?と思いつつも充実した日々。
11月の劇団超人予備校の本公演での開演前音楽祭のバナナンボの練習がピークになってきている。こんなん無理かなー?と思ってたことが出来るようになってきた。
今回の相方のあぼさん、実はかなり出来る人かもしれないな、と思ってる。まあ、ある程度大丈夫だろうと思ってお願いしたのだが、思ってた以上に弾ける。音楽の作り方も嫌味なく自然な感じに持っていける人。
上手い人がさらっと上手に弾くのもいいけど、誤魔化しがなく直球な作り方もまたいいのです。最近は自分の意見も言ってくれるようになってきた。僕だけが作ってる感じがなくなって、ユニットとして作ってる感じに。こんなのを待っていたんだよ。
さて、開演前音楽祭の前に、バナナンボは大正区の上の八坂神社のお祭りで演奏します。ヒマな人は是非聴きに来てくださいね。
『上の宮八坂神社』
10月16日は秋祭り!!
【♪パフォーマンスステージのプログラム♪】
11:00~開始の神事を行います。
12:00… フィールダー
13:00… ンリマ♪
14:00… 田中 悟
15:00… KAORI&AI
15:30… あいねこ
16:00… バナナンボ
17:00… Music ACT Performer TAKA’s
18:00くらい日没後…
“ファイヤーパフォーマンス”アセドラ・ohaggi
《投げ銭ライブ形式》
気に入ったアーティストさんには、是非おひねりを!励み になります‼m(__)m
ゆるりとお時間許すかぎり、楽しんでください。
また、開始時刻は目安です。
天候などにより多少前後することがあります。
ご了承くださいませ。
こんな学園祭の準備みたいな事を1年中しているって大人としてどうなんだろう?と思いつつも充実した日々。
11月の劇団超人予備校の本公演での開演前音楽祭のバナナンボの練習がピークになってきている。こんなん無理かなー?と思ってたことが出来るようになってきた。
あぼさん撮影。あれ?左利き?鏡に映ってるんですね。
今回の相方のあぼさん、実はかなり出来る人かもしれないな、と思ってる。まあ、ある程度大丈夫だろうと思ってお願いしたのだが、思ってた以上に弾ける。音楽の作り方も嫌味なく自然な感じに持っていける人。
上手い人がさらっと上手に弾くのもいいけど、誤魔化しがなく直球な作り方もまたいいのです。最近は自分の意見も言ってくれるようになってきた。僕だけが作ってる感じがなくなって、ユニットとして作ってる感じに。こんなのを待っていたんだよ。
さて、開演前音楽祭の前に、バナナンボは大正区の上の八坂神社のお祭りで演奏します。ヒマな人は是非聴きに来てくださいね。
『上の宮八坂神社』
10月16日は秋祭り!!
【♪パフォーマンスステージのプログラム♪】
11:00~開始の神事を行います。
12:00… フィールダー
13:00… ンリマ♪
14:00… 田中 悟
15:00… KAORI&AI
15:30… あいねこ
16:00… バナナンボ
17:00… Music ACT Performer TAKA’s
18:00くらい日没後…
“ファイヤーパフォーマンス”アセドラ・ohaggi
《投げ銭ライブ形式》
気に入ったアーティストさんには、是非おひねりを!励み
ゆるりとお時間許すかぎり、楽しんでください。
また、開始時刻は目安です。
天候などにより多少前後することがあります。
ご了承くださいませ。
2016年10月10日月曜日
10月は観劇三昧
買ったCDのネタを書くとブログの閲覧数が少ない。少なすぎる。僕の音楽の嗜好など誰も興味がないって事か。まあ、そうやな。古楽ネタを書いていないのが悪いのかな。
気をとりなおして、今回は演劇。
10月に入ってから演劇をよく観に行ってる。
まずはニュートラル「カステラ」。
これはよかった。ベテランから若手まで小劇場の俳優を集めて、だいたい名前は聞いた事あるな。いい役者さんばかり。
公園にたむろしているちょっと変わった人達の中に妻に逃げられたサラリーマンが入ってゆく。妻を探すうちに、今までの縛られた生活を守ってゆくという考えが少しずつ変わってゆく。突然周りが森になり、公園の住人達は歌って喜ぶ。その人達のように暮らすのも悪くないな。
でもそれは誰かの妄想で、それが現実でないこともわかっている。前の状態に戻っても、前とは少し違う生き方をしてみるだろう。
今でも思い出すだけでじんわりと幸せになる。
次に、大阪城公園の太陽の広場にテントを張っていた劇団どくんご「愛より速く」。
去年の公演がなかったので、待ちわびた人が多かったのだろう。すぐに売り止めになっていた。これも前回同様、なんのこっちゃわからんが、途中で瞬きすらも惜しまれるほど面白い。
五月うかさんの西洋人コントが哀愁を帯びながらも笑える。ちゃあくんのロボット、2Bさんの哲学的に聞こえるが全然意味のない事をしゃべるのも好きだ。説得力があるようでない。ないようでも目が離せない。
わけがわからないのに終わった後に不思議な多幸感が残る。観る前より幸せになっている。頭のどこかが破壊されたのかもしれないな。
翌日は、パイのミ「デトックスウォーターをがぶ飲みするセンパイ」。千日前味園ビルにて。
これも楽しめた。1時間ほどで5つのコント。宝塚のパロディとか、般若の面を被った女子会とか毒があって面白かった。かなり内容は濃い。濃いけど胸焼けしないいい感じの笑い。もっと毒のきついものも観て見たいと思った。
次に、The Stone Ageヘンドリックスの「ロータスフラワー」。
前説の森世さんの弾け方はやっぱりすごかった。高まる期待。でもこれは期待が高かった分、ちょっと物足りないところがあった。面白いのは面白いんですよ。去年の泣かせまくるやつよりはこっちの方が好きかな。
「離婚」がテーマ。重たいテーマであるが、もうちょっと突っ込んでほしいところがあった。別れる理由がちょっと普通すぎる。まあ理由なんてないのかもしれないけど、こんなに仲良くはないだろう。お互いに顔見るのも嫌なはず。それとチエちゃんのお父さんの事もっと知りたいし、チエちゃんとアキラくん(やったっけ?)の関係もあっさりしてる。まあ、あっさりは嫌いではないけど。この辺がちょっと残念に思ったけど、僕の個人的なモヤモヤにすぎないかな。
子役の3人は素敵だった。どれも難しい役だと思うけど、やりきれない現実を目の前にしたときの家族との間に生まれるしみじみとした静けさを、劇に与えてた。
ラジオにハガキを出して自分の考えを離婚する親に伝えるところは好きな場面。やっぱりカエルの子はカエル。
ピンクの蓮の花が海に漂ってるシーンはチラシの裏に書いてあったことにリンクするのですね。ここも好き。
濃い俳優陣がいるのに熱い空気にならず、あたたかい静謐感が漂ってるのはよかった。
開演前にカールトン&シューズがかかっていてちょっと嬉しくなる。あとZAZEN BOYS、レディオヘッドなども音楽の趣味が面白い。
連休最終日は観劇最終日かな。演劇ではないけど「物語の、うつわ(六)」。朗読です。
いつも感心させられるんですが、期待を見事に裏切る。でも、絶対いい方に。ほんと不思議ですね。僕たちは甲斐さんの手のひらの中で踊っているだけなのだろうか?なんて、いつも思わせてくれます。
今回は「ポップ」がテーマとか、聞いていたように思うのですが、年齢、寿命に絡めたお話でした。「寿命図鑑」という本でおさらいをしてくれるのが素敵でした。
前にも聞いた、ムーンライトセレナーデで踊る老夫婦の話が、着地点が前とは違っていて新鮮。べべちゃんが中心に読むことで感じ変わるんやなあ。今回のも好きです。
それと新人の山口くんの「時計」の話もよかった。バイト君が出会った不思議な話。
もちろん、ベテランの甲斐さん、徳田さんがリードをとる話はどれも引き込まれました。
音楽の池田さんは、選曲が僕の好み。面白い。
観劇最終日(かな?)は、朗読できっちり締めてくれました。べべちゃんのサインも書いてもらったし、満足です!!!
気をとりなおして、今回は演劇。
10月に入ってから演劇をよく観に行ってる。
まずはニュートラル「カステラ」。
これはよかった。ベテランから若手まで小劇場の俳優を集めて、だいたい名前は聞いた事あるな。いい役者さんばかり。
公園にたむろしているちょっと変わった人達の中に妻に逃げられたサラリーマンが入ってゆく。妻を探すうちに、今までの縛られた生活を守ってゆくという考えが少しずつ変わってゆく。突然周りが森になり、公園の住人達は歌って喜ぶ。その人達のように暮らすのも悪くないな。
でもそれは誰かの妄想で、それが現実でないこともわかっている。前の状態に戻っても、前とは少し違う生き方をしてみるだろう。
今でも思い出すだけでじんわりと幸せになる。
次に、大阪城公園の太陽の広場にテントを張っていた劇団どくんご「愛より速く」。
五月うかさんの西洋人コントが哀愁を帯びながらも笑える。ちゃあくんのロボット、2Bさんの哲学的に聞こえるが全然意味のない事をしゃべるのも好きだ。説得力があるようでない。ないようでも目が離せない。
わけがわからないのに終わった後に不思議な多幸感が残る。観る前より幸せになっている。頭のどこかが破壊されたのかもしれないな。
翌日は、パイのミ「デトックスウォーターをがぶ飲みするセンパイ」。千日前味園ビルにて。
これも楽しめた。1時間ほどで5つのコント。宝塚のパロディとか、般若の面を被った女子会とか毒があって面白かった。かなり内容は濃い。濃いけど胸焼けしないいい感じの笑い。もっと毒のきついものも観て見たいと思った。
次に、The Stone Ageヘンドリックスの「ロータスフラワー」。
前説の森世さんの弾け方はやっぱりすごかった。高まる期待。でもこれは期待が高かった分、ちょっと物足りないところがあった。面白いのは面白いんですよ。去年の泣かせまくるやつよりはこっちの方が好きかな。
「離婚」がテーマ。重たいテーマであるが、もうちょっと突っ込んでほしいところがあった。別れる理由がちょっと普通すぎる。まあ理由なんてないのかもしれないけど、こんなに仲良くはないだろう。お互いに顔見るのも嫌なはず。それとチエちゃんのお父さんの事もっと知りたいし、チエちゃんとアキラくん(やったっけ?)の関係もあっさりしてる。まあ、あっさりは嫌いではないけど。この辺がちょっと残念に思ったけど、僕の個人的なモヤモヤにすぎないかな。
子役の3人は素敵だった。どれも難しい役だと思うけど、やりきれない現実を目の前にしたときの家族との間に生まれるしみじみとした静けさを、劇に与えてた。
ラジオにハガキを出して自分の考えを離婚する親に伝えるところは好きな場面。やっぱりカエルの子はカエル。
ピンクの蓮の花が海に漂ってるシーンはチラシの裏に書いてあったことにリンクするのですね。ここも好き。
濃い俳優陣がいるのに熱い空気にならず、あたたかい静謐感が漂ってるのはよかった。
開演前にカールトン&シューズがかかっていてちょっと嬉しくなる。あとZAZEN BOYS、レディオヘッドなども音楽の趣味が面白い。
連休最終日は観劇最終日かな。演劇ではないけど「物語の、うつわ(六)」。朗読です。
いつも感心させられるんですが、期待を見事に裏切る。でも、絶対いい方に。ほんと不思議ですね。僕たちは甲斐さんの手のひらの中で踊っているだけなのだろうか?なんて、いつも思わせてくれます。
今回は「ポップ」がテーマとか、聞いていたように思うのですが、年齢、寿命に絡めたお話でした。「寿命図鑑」という本でおさらいをしてくれるのが素敵でした。
前にも聞いた、ムーンライトセレナーデで踊る老夫婦の話が、着地点が前とは違っていて新鮮。べべちゃんが中心に読むことで感じ変わるんやなあ。今回のも好きです。
それと新人の山口くんの「時計」の話もよかった。バイト君が出会った不思議な話。
もちろん、ベテランの甲斐さん、徳田さんがリードをとる話はどれも引き込まれました。
音楽の池田さんは、選曲が僕の好み。面白い。
観劇最終日(かな?)は、朗読できっちり締めてくれました。べべちゃんのサインも書いてもらったし、満足です!!!
2016年10月1日土曜日
メリディアンブラザーズ
最近、南米のコロンビアの音楽、クンビアが流行ってるらしいぞ。アップツーデートなDJ達はこぞってラテンものをかけているらしい。
クンビアってよくわからない。YouTubeなどで探して聞いてみるけど、さらにわからなくなってきた。
そのクンビアなどのリズムの上に変なシンセ音をかぶせたりしてる音楽をやってるのがメリディアンブラザーズ。
つい最近ラジオでかかってるのを聴いてから、なんとなく頭をはなれないし、ネットで探したりしてる。恋に落ちる前のようです。
で、恋に落ちてみようと思って買ってみました「サルバドーラ ロボット」。
1曲目から不思議な感覚。この世はカッコイイものを求めてはいけません。とにかく気持ち良くなるまで聴きなさい、って言われてるのかどうかわかりませんが、次々と変な曲が飛び込んでくる。
一応日本盤で出ていて(輸入したものに日本語ライナーノーツを挟み込んでいる)、予想通り、Pヴァインレコードからです。こんなの誰が見つけてくるんかな。
ライナーノーツに書いてましたが、リズムは本格派だとのこと。まあ違和感はないわな。音がいちいち古くさそうに作られていて、でも今の音楽なんです、って主張があるのかどうかさえ疑いたくなるような変な音。ギターの音はひょっとしてサーフ系?絶対に爽やかにならないように使われている。
あと、笑い声のサンプリング?いや本人の歌の中でもでてくる笑い声がやたら多いような。
それにしてもやたらと頭に残るこの感じ。メロディーが残るのでなくて、酒に酔っ払ったときのあの酩酊感みたいなもんが残るんです。二日酔いが去ったあとでもまだ残ってるあの感じ。アル中になりそうになったことのある人にはわかるでしょう?
夢に出てきそう。
今年買ったディスクのうちで一番良いかもしれない。
クンビアってよくわからない。YouTubeなどで探して聞いてみるけど、さらにわからなくなってきた。
そのクンビアなどのリズムの上に変なシンセ音をかぶせたりしてる音楽をやってるのがメリディアンブラザーズ。
つい最近ラジオでかかってるのを聴いてから、なんとなく頭をはなれないし、ネットで探したりしてる。恋に落ちる前のようです。
で、恋に落ちてみようと思って買ってみました「サルバドーラ ロボット」。
1曲目から不思議な感覚。この世はカッコイイものを求めてはいけません。とにかく気持ち良くなるまで聴きなさい、って言われてるのかどうかわかりませんが、次々と変な曲が飛び込んでくる。
一応日本盤で出ていて(輸入したものに日本語ライナーノーツを挟み込んでいる)、予想通り、Pヴァインレコードからです。こんなの誰が見つけてくるんかな。
ライナーノーツに書いてましたが、リズムは本格派だとのこと。まあ違和感はないわな。音がいちいち古くさそうに作られていて、でも今の音楽なんです、って主張があるのかどうかさえ疑いたくなるような変な音。ギターの音はひょっとしてサーフ系?絶対に爽やかにならないように使われている。
あと、笑い声のサンプリング?いや本人の歌の中でもでてくる笑い声がやたら多いような。
それにしてもやたらと頭に残るこの感じ。メロディーが残るのでなくて、酒に酔っ払ったときのあの酩酊感みたいなもんが残るんです。二日酔いが去ったあとでもまだ残ってるあの感じ。アル中になりそうになったことのある人にはわかるでしょう?
夢に出てきそう。
今年買ったディスクのうちで一番良いかもしれない。
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