2016年10月1日土曜日

メリディアンブラザーズ

最近、南米のコロンビアの音楽、クンビアが流行ってるらしいぞ。アップツーデートなDJ達はこぞってラテンものをかけているらしい。
クンビアってよくわからない。YouTubeなどで探して聞いてみるけど、さらにわからなくなってきた。

そのクンビアなどのリズムの上に変なシンセ音をかぶせたりしてる音楽をやってるのがメリディアンブラザーズ。
つい最近ラジオでかかってるのを聴いてから、なんとなく頭をはなれないし、ネットで探したりしてる。恋に落ちる前のようです。
で、恋に落ちてみようと思って買ってみました「サルバドーラ ロボット」。

1曲目から不思議な感覚。この世はカッコイイものを求めてはいけません。とにかく気持ち良くなるまで聴きなさい、って言われてるのかどうかわかりませんが、次々と変な曲が飛び込んでくる。
一応日本盤で出ていて(輸入したものに日本語ライナーノーツを挟み込んでいる)、予想通り、Pヴァインレコードからです。こんなの誰が見つけてくるんかな。

ライナーノーツに書いてましたが、リズムは本格派だとのこと。まあ違和感はないわな。音がいちいち古くさそうに作られていて、でも今の音楽なんです、って主張があるのかどうかさえ疑いたくなるような変な音。ギターの音はひょっとしてサーフ系?絶対に爽やかにならないように使われている。
あと、笑い声のサンプリング?いや本人の歌の中でもでてくる笑い声がやたら多いような。

それにしてもやたらと頭に残るこの感じ。メロディーが残るのでなくて、酒に酔っ払ったときのあの酩酊感みたいなもんが残るんです。二日酔いが去ったあとでもまだ残ってるあの感じ。アル中になりそうになったことのある人にはわかるでしょう?
夢に出てきそう。

今年買ったディスクのうちで一番良いかもしれない。

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