おー。やっと9月だ。9月になった途端、雷と大雨で涼しい。今までの鬱陶しい暑さを洗い流してくれるようだ。
ところでキューバ音楽(その2)です。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブはキューバ音楽を世界的に広めた。キューバの音楽ってラテンアメリカの音楽の1つの軸になってるよね。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの最初のCDのリリースから20年ぐらい経ってるけど、またCDを買いだした。実は、前回のリリースから10年経ったぐらい(2008年)に再発されてたのと、当時の未発表録音が出てたのだ。
それが、「BUENA VISTA SOCIAL CLUB AT CARNWGIE HALL」と、
「Lost and Found」。
BUENA VISTA SOCIAL CLUB AT CARNWGIE HALLは、世界中の人気者になりつつあった彼らがアメリカのカーネギーホールでライブしたときの録音。当時、アメリカと国交断絶していたキューバ人がアメリカのカーネギーホールでコンサートするってすごいことですよ。よく実現したと思う。演奏は抜群のノリです。スタジオ盤もいいけどライブ盤は高揚感が違う。ほんま1曲1曲が良くて涙出てくる。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のジャケットはイブライムがスタジオに入る直前を撮ったらしい。そのイブライムをニューヨークの街中にコラージュしたジャケットになっていて、それも面白い。
Lost and Foundは未発表曲集。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」だけでなく、中心的な歌手/楽器奏者のソロアルバムに入らなかった曲をセレクト。なんで初めのCDに入らんかったんかな、っていうぐらいいい曲、いい録音が多い。まあ、初めにこれだけのものがあったっていう豊かな感じかな。後でこんなん出してくれたら、まあ満足ですね。
昔に買った「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」も聴き返してる。
当時好きだったイブライム・フェレールがメインボーカルの曲以外にもいいのがいっぱいあることに、今更ながら気づく。
1曲だけしか入っていないオマーラ・ポルトゥオンドがメインボーカルの「20年」もいい。引退してたけど急に呼ばれた歌手ばかりの中でオマーラは一人だけ、ずっと売れ続けていた歌手。
ブエナ・ビスタでは中心人物のコンパイ・セグンドは、なぜか「Chan Chan」以外の曲は地味な感じでよく聴いていなかったが、「誇りをもって」や「君は私に何をした?」もいい。再発見は嬉しいね。
イブライムのソロも持ってたけど売ってしまった。売らなければよかったな。
18年経ってなお、当分続きそうなキューバ音楽ブームです。
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