劇団超人予備校本公演「あしたは全力モンキー」の開演前音楽祭に3回も呼んでいただきました。ありがたいことです。なむなむ。
3回目は5日(土)の1回目の回、ミツかね堂&バナナンボでした。
さて、恒例のセットリストですよ。
<ペンギンは空をめざす(第2話)>
1、Some Happy Day
オープニングの曲。これは原曲と全然違うイメージになっています。テンポをかなり上げて、途中にハンバートハンバートの「長いこと待っていたんだ」のメロディを挿入しました。結構、気に入っています。今までで一番うまくいったかも。
2、水上の音楽(ヘンデル)
王様登場のちょっと偉そうなシーンです。初のクラシック。あぼさんに吹いてもらいました。この曲であぼさんのスキルの高さが徐々に明らかになりました。
3、ギターを持った渡り鳥
ああいうのを渡り鳥っていうのよ、のセリフに、小林旭のワンフレーズ。ちょっと取ってつけたようになっていますが。
4、王様ペンギンのテーマ
4羽の王様ペンギンが順番にしゃべるシーンで使用。これは初のオリジナルです。4羽を吹き分けるのが難しいぞ。
5、水上の音楽(リプライズ)
6、夕がたフレンド
ムーンライダーズの中高年ソング。中年を迎えた頃に会社からもリストラされたしお金はないし公園をぶらぶらするしかないな、みたいな中高年の悲哀を歌った曲。「庶民の暮らし」を出すために使ったのですが出しすぎてぎこちなくなってるな。メロディはいいです。
7、The Sidewinder
ジャズトランペッターのリー・モーガンの有名曲。8ビートなのでジャズロックの走り、とか言われてますが、ジャズにしか聞こえへん。
ジャズがやりたくてこの曲を選んだけど、なんちゃってジャズ。アンデスでやったけどちょいと難しかったし、どう間違ってもジャズには聞こえないだろう。
8、アパオの海外出張
ペン空第2羽最後の曲は栗コーダーカルテット。ウクレレのジャカ弾きを5カポギターでコピーしました。メロディ部分はピアニカをかぶせています。うきうきした気分になっていい終わり方かな。
<天狗うちわ>
1、ヤツデのはっぱ
練習場所でみんなで作りました。ヤツデのはっぱを見つけた男の子、拾ってからの感情の移り変わり。鉄琴とギターの怪しいからみから、はっぱに目が釘付けになるようなミニマル音形、最後はいいものを手にいれた喜びのスリーフィンガー。
2、小っちゃい天狗
天狗登場をアンデスで。なんとなくメロディをいくつか決めていてその場で選ぶ。
3、ウキウキカサカサ
主人公の全能感。正義の味方になったけど、その裏には悪い心も見える。
4、鳥の死がい
「シクシクカサカサ」からの部分に音をつけていて、メジャーセブンスのコードが割と悲しく聞こえるなーと話してたとこから、あぼさんが「これ、いけるんちゃう?」と持ってきた曲。「さよならcolor」のサントラに収録されている。あぼさんの選曲センスはいい。
5、天狗うちわの唄
ちょっとほっこりした曲が欲しいなー、でも探すの大変やなー、と思って作りました。
結果、寒くなってきたこの季節に合ってますね。作ってから、何かに似てるなー?と思って、いろいろ考えてみると、ハンバートハンバートをほぼパクっている。いい曲はどこかで聴いたことがある事が多い、ということにしてください。
「天狗うちわ」は、9月終わりぐらいにミツかね堂のあかねさんが急に思いついて、やることになった童話。2013年のミツかね堂旗揚げ公演でやったきり、お蔵入りになっていたものを引っ張り出しました。
「内容が音楽的やから、即興的にやったらどうかなー?」って提案されて、正直「なんで今更???」って思いました。でも、落ち着いて考えてみると、いろいろ音楽で盛り上げることのできる内容なのです。あかねさんすごい!
最近気づいたのですがあかねさんのスキルは割と高い。仕事にしてもお芝居にしても、また音楽にも。
そうと思わせないようにしてるのか、使ってないのかはわからないですがねー(笑)
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