ヴァン・モリソン、いいわー。もう毎日聴いちゃう。
最近、うちでかけてるディスクはデイヴィット・マンロウかヴァン・モリソン。イギリス音楽いいねー。この二つを互い違いに聴いてるって感じ。たまにボブ・ディラン。ボブ・ディランといえば、ノーベル賞受賞のときのコメントがしびれますね。「(授賞式は)行けたら行く」。大阪人からしたら「行かない」ってことですね。その後の「先約があるから行かない」ってのは、「ごめーん。その日、法事やねん」っていう大阪風断り方ですな。お互い分かってると角が立たない。きっとノーベル賞選考委員達にも大阪人的な人がいると思いますよ。
って、そんな話はどうでもいいんですよ。今日書きたいのはヴァン・モリソンですわ。
最高傑作といわれている「Astral Weeks」をやっと買いました。
少女漫画を思わせるようなジャケット写真の色男ぶりもこの頃までかな。The Bandの「Last Walts」の時には結構太ってましたね。その後、頭も薄くなって、ハゲ&デブの二重苦ですが、音楽がよければ全然気にならないばかりか、貫禄に見えてしまいます。
いいですねー。世間での評価も割とちゃんとしてるやん、って思いました。これ、もう1つの最高傑作といわれている「Moon Dance」より好きかな。どっちもいいけどね。オシャレ感がこっちにはない分、気に入ってます。
最近買った「Keep me Singing」も毎日のように聴いてるけど、このディスク(Astral Weeks)と聴き比べても、この人の歌い方って昔から変わってないのね。昔のディスクを聴いてても今のとほとんど違わない。今の方がちょっと声が低くなったかな、って思うくらい。
この歌声はロックバンドより、アコースティックの感じが合うと思う。ちょっとびっくりしたのは、ドラムにコニー・ケイのクレジット。モダンジャズカルテットのドラマーですね。このディスクは言われているほどジャズ方面の感じはしないんですけどね。でも一流の人を使ってる。MJQの時より地味に叩いていて本当にドラムがいるのか?というくらい。隠し味的に使ってる?すごい贅沢。
「Astral Weeks」は1968年ですよ。まだビートルズは解散していない。まだ僕は生まれていない。こんなディスクが聴けるなんて感激しますよね。
同じイギリスの音楽家でもう一人、最近よく聴いているデイヴィッド・マンロウ。
再発のCDを買いあさっています。
「ゴシック期の音楽」デイビッド・マンロウ指揮、ロンドン古楽コンソート
これは、この前のワーナーからの再発の前に、タワーレコードが夏に発売したもの。
1枚ものの抜粋盤はもっていたけど、2枚組は嬉しいですねえ。LPでは3枚組だったらしい。このへんの音楽は、今の音楽とはかけ離れすぎていて、自分で演奏するのは難しいな。聴いてるのが一番いいです。1975年録音、マンロウが亡くなる少し前の録音です。この時代にこの録音は奇跡みたいなものだったかもしれない。
今年は買うCDも充実しているぞ。
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